深海魚は泳げない!適応とは

ここのところ、これまで港に上がったことのない深海魚が次々に海上に上げられています。
シャチブリ、カガミダイ、リュウグウノツカイ、リュウグウノヒメ、カグラザメなどなど、、、。
珍しい形の魚をよくTVで見るようになりました。
さかなくんの解説もよく聞くようになりました。(TV出演増えてますね。さかなくん)
ダイオウイカは以前TVで放映された、潜水艦から撮られた範囲では大変敏捷で泳ぎが達者という印象でしたが、
ほとんどの深海魚はその棲息環境が大変静かでさして動く必要がないため、泳ぎが苦手なのだそうです。
ですからうっかり上にあがってしまった場合、泳いで自分の住処に戻れない。
それで水圧の低さもあって、死んでポッカリ上がってしまうようです。
お気の毒に。
彼らが浮き上がってしまうのは、強い寒気による海水の攪拌が原因と言われています。
黒潮と対馬海流との影響で。
しかしそれだけの原因かどうかはまだ判明していません。
これに限らず、自然環境が変わってきていることは誰の目にも明らかですが、
一般的には、いよいよ地球温暖化がのっぴきならない事態のようです(わたしには俄に信じ難いところですが)
そこで最近考えられていることは、その「温暖化」における適応だそうです。
どのように適応していったらよいか。
台風、高波、伝染病、食料さまざまな問題があります。
地球で生きていくにおいて適応策なしにはまずどうにもなりません。
それが他の動物・植物も守ることを考えると同時に、
二酸化炭素削減方法も考えていかなくてはなりません。
一つは政治的に、もう一つはテクノロジーによって。(もちろん二つはかかわり合わないとどうにもなりませんが)
CO2をアミンゲルによってまたはアミンシートによりCO2のみ取り込み、それを圧縮して地中の帯水層に溜め込む事が目下最善の策として実施されているようです。
CO2を閉じ込めるのにまた熱エネルギーや過剰なコストがかかってしまっては元も子もありませんが、その問題については解決され、今現在使われている発電等の残余エネルギーの利用で賄えるようです。
帯水槽の上部にはキャップロック(粘土の多く含まれる層)がありほとんど閉じ込めたCO2は逃げられないとのこと。
その見込み蓄積量は日本の放出する100年分が可能といいます。
しかしそれとて有限の量です。
これからはCO2の再利用。CO2の循環こそ考えていく必要があります。
種の絶滅等の起こらぬような、適応出来る範囲での環境調整が図られることを願います。
とは言え、ここまでの話をひっくり返す様ですが、少なくとも人為的CO2が地球の温暖化を進めているという科学的裏付けはありません。然も、今地球は寒冷化に向けて進みつつあるのは事実です。
巷に云われる、「温暖化」とは何か、少し探る必要があります。温暖化に関する研究は上記のような取り組みの他かなりありますし、その産業、ビジネスもあります。CO2を出さない事から、原発をクリーンエネルギーとして押す動きも根強いものがあります。
わたしもCO2の固定に関しては賛成です。また化石燃料は有限ですし、再生可能エネルギーの開発は急務で有るはずです。
しかし、地球の気象状況における、しっかり統一された診断はなされていない模様で、あるのは、政治的、経済的な動きだけのような気もします。

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