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GOMA28

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レフト・トゥ・ダイ/悪夢のバカンス

LEFT TO DIE001

LEFT TO DIE: THE SANDRA AND TAMMI CHASE STORY
2012年
アメリカ

レオン・イチャソ監督


バーバラ・ハーシー、、、サンドラ・チェイス
レイチェル・リー・クック、、、タミー・チェイス


実話を元にした冤罪もの。
エクアドルで麻薬の運び屋と間違えられた熟年カップル、サンドラとニック。
(サンドラの鞄からこれ見よがしのコカインの詰まった包が二つも見つかったのだ。彼女が犯人であればこんなバカげた運び方などするはずがない。彼女の言う通り、運び屋が危険を察知して彼女の鞄に密かに入れて身を守ったと言う方がずっと信憑性がある)。
しかし捕まったら最後、しっかりした取り調べも裁判もなく、劣悪極まりない牢屋に放り込まれたまま、出られる目処はない。
そこに長年住み着いてしまっている囚人たちの質が悪いこと。持ち物全て身包み剥がされてしまう。盗み・暴力は日常茶飯事。
何を訴えようが警察側は聞く耳もなく弁護士も当てにならない。何をどう持ち掛けようが一向に話は進展しない。
そもそも何も動いてはいないのだ。速度が遅いのではない。
そこは人権など全くない無法状態であり、アメリカ大使館も働きようがない状況であった。

LEFT TO DIE003

サンドラには持病があり、継続的に医者に診てもらう必要があったが、エクアドルの刑務所には基本的人権に配慮する余地はなかった。
時間だけが徒に過ぎ、何と2年が経とうとしていた。

結局勝因は、メディアを使って世界に実情を発信したことであろう。
(兎角、メディアは興味本位を掻き立て大衆を在らぬ方向に煽動する厄介な面が目立ちはするが、その力を上手く利用することで国自体を揺り動かすような効果も生む)。
国は国際社会におけるイメージに気を遣う。
更に気骨のある黒人女性政治家が世論に訴え動いてくれたことが大きい。
白人男の政治家どもはみな、尻込みして時間がかかると言い実質逃げてしまう。
お陰で速やかにサンドラは釈放となり、その後不法に拘束されていた800人以上が釈放となったそうだ。
それにしても飛んでもない国だ。

但し、何処に住んでいようが落とし穴は幾らでもある。上手い噺には乗らないことである。
この母娘はお人好しで上手い噺に乗り易い。
(娘は仕事では、上司から将来を嘱望される出来る女なのだが)。
無防備で直ぐに相手の言うことを鵜呑みにしてしまう。
母はニックの法外な誕生日プレゼント~エクアドル旅行を娘の勧めもあって受けてしまう。
娘は娘で、偽物弁護士に身元をしっかり確かめもせず大金(3000ドルの手付金)を送金してしまい。それまで。
彼氏が警察官でしっかり者なのに相談する暇を惜しんで独りで動き失敗する、おっちょこちょいでもある。
その後も散財し通しで、最後はニックの仕込んだ脱走案で母サンドラの預金(3万ドル)を全てニック指定の口座に振り込み、結局何の手筈もなく、ニックがムショでリッチな生活を送っていただけであった。
これで母はニックという男の本質を知る。

LEFT TO DIE002

結局、釈然としないまま終わってしまったが、サンドラをエクアドル旅行に誘ったニックは、この麻薬密輸事件にどれだけ関与していたのか、、、彼が全くの白でサンドラ同様に巻き込まれた立場とはどうにも思えない。
自分の立場、環境を良くする為に脱獄を持ち掛けサンドラの貯金の3万ドルをすべて巻き上げ、自分の牢屋をゴージャスな環境にして悠々と過ごしていたこと自体まずまともな男ではない。
間違いなく、麻薬取引にも関与しているはず。
この男の実際の罪状とその後どうなったのかも知りたいものだ。


日本も詐欺は横行している。
ここ最近、かなり要注意ものがあった。
上手い噺には気を付けたい。

LEFT TO DIE004


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