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GOMA28

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美女と液体人間

The H-Man001

The H-Man
1958年

本多猪四郎 監督
円谷英二 特技監督
木村武 脚本
海上日出男 原作

佐原健二、、、政田(生物化学助教授)
白川由美、、、新井千加子(歌手)
平田昭彦、、、富永刑事
土屋嘉男、、、田口刑事
千田是也、、、真木(生物化学博士)
田島義文、、、坂田刑事
夏木陽介、、、男
佐藤允、、、内田(麻薬密売人)
小沢栄太郎、、、宮下刑事部長
坪野鎌之、、、小山刑事
藤尾純、、、西山(麻薬密売人)
園田あゆみ、、、エミー(ダンサー)


このタイトルは観ておかないと、、、Primeにあったので観てみた。
ウルトラQや怪奇大作戦の映画版と言っても良いノリであった。
面白かった。主題~モチーフが原爆であるがそれを水に籠めて表現しているため実にテクスチュアが表情豊かでイマジネーションを触発する。
物質的想像力を刺激するのだ。
水の本質的に持つ怖さと重なる。
そしてその不気味な漆黒の水面を走る紅蓮の激しい炎である。
このコントラストには恍惚感すら感じるものであった。
この水と炎のせめぎ合いが、ドラマそのものである。

The H-Man002

更に高級クラブの歌姫である新井千加子の歌はとても良かった。
2曲唄ったが、もっと聴きたくなるものであった。
水に火に音楽である。
雄弁で説得力溢れる流れが出来るものであろう。
警察とギャングから狙われる新井千加子自身もその質感のなかに溶け込んでおり、物質的にかなり芳醇な世界が生成されていた。
あの下水道内のスライムの移動と水浸しの千加子の移動は本源的な部分を擽る。
暗闇に潜んで襲い掛かろうとするスライムであるが、質感から言って不気味でも触ってみたい衝動もあり、疼くのだ。

そこへ、まさにウルトラQの顔である佐原健二が一科学者でありながら警察に付き纏い出ずっぱりなのである。
ウルトラQのハイグレード版であるか。
佐原健二も政田助教授になっているし。

The H-Man003

原爆の放射線で人が液体人間となる発想は面白い。
液体になって死ぬのではなく、液体状の新たな生物になるのだ。
それを頭の固い警察幹部に説明するのに、政田が「ガマ」を使って実験してみせるところも面白い。
何で「ガマ」なのか、、、。
それから被爆したモノにあまりに不用意に近づいたり平気で触ったりするところは上手くなかった。ドラマを壊すものとなる。
隔離や防護服は随時必要であった。
だが気になるところはそれくらい。

車も充分クラッシックカーで、ちょっとしたカーチェイスっぽいことまでサービスしてくれるし、、、
昭和の街並みもファッションもダンサーの踊り、ガジェットも風習、言葉の言い回し、単語の面白さすべてフェティッシュな魅力に溢れていた。
「ガマ」もそうだが、何度かしょっ引かれた「第三国人」とか「鏡台」など、今はもう聞くこともない。

The H-Man004

全体の雰囲気に魅了された映画であった。
この頃独特のVFXも味わい深い。
ウルトラQや怪奇大作戦ファンであれば愉しめること請け合いである。














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