カルピス幻想

最近、おいしい飲み物が飲みたい!
と思ったとき最も美味しい飲み物はカルピスです♡
わたしはカルピスは子供の頃から飲んでいるのですが、今ほど美味しくなかった。
最近、とても美味しくなっていますよね。
だと思うのですが、いかがなものでしょう?
ここのところカルピスは一日たりとも切らせませんね。
うちの娘は何故か、「子供の飲み物」です。
多分、あの瓶のデザインが良いのです。
いかにも漫画チックで大人のお酒風な。
微炭酸の飲み物は他にもありますし。
カルピスソーダもイマイチでしたから。
多分雰囲気です。
近くになくて、少し遠くのお店に車で買いに行かされました。
もうすぐ飽きるのではないかと思っていますが。
カルピスは飽きないですね。
一時期、体に良いということで水分を摂る際、決まってミネラルウォーターを飲んでいました。
今もすべてベースは例の原発事故以来ずっとミネラルウォーターなのですが、
でも水だとやはり味気なく、水ならではの抵抗(異物感)があり飽きます。
でもカルピスにすると飽きません。
白さと透明感。
なにかとてもニュートラルな優しい味覚なのです。
クセがなく爽やかで後味が良い。
重くない。
抵抗がない。
そこが一番なのです。
昔のカルピスには、抵抗があった。
飲み物という異物感がありました。
私たちの体を犯すモノ=食物という。
もちろんそれは体を作る(維持する)ものですが
同時に衰弱(老化)に向けるものでもあるという苦さも含んでいました。
食べ物・飲み物特有の。
わたしは実は娘と同じく食べるのが嫌いで、小食でした。
有機体を生長させ維持しようということは同時に衰滅を引き寄せていくことに繋がります。
必然的に。
娘たちも最近は食べるようにあらゆる矯正をかけられているため少しずづ食べるようになってきましたが、
無意識的には、人形のように器官なき身体としての強度を保ち続けたいのだと思うのです。
食べないで排泄もしない、そんな身体で時空を超越したい。
永遠のプリキュアみたいに。
今のカルピスは人形に与えてもスーッと入ってたちまち虚空に消えてしまうのみもののような気がします。
白地に青い水玉。
デザインも絶妙だと思います。
*おっと忘れてました。カルピスアミールもずっと飲んでました。
でもそれ以外のフルーツカルピスとかは無理。オアシスとかサワーとかはダメ。

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