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GOMA28

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電送人間

The Secret of the Telegian002

The Secret of the Telegian
1960年

福田純 監督、円谷英二(特技監督)
関沢新一 脚本

鶴田浩二、、、桐岡勝(東都新報記者)
平田昭彦、、、小林警部
白川由美、、、中条明子(日邦精機OL)
中丸忠雄、、、中本伍郎(須藤兵長)
河津清三郎、、、大西(海南貿易社長)
田島義文、、、隆昌元(キャバレー経営者)
土屋嘉男、、、岡崎捜査主任
佐々木孝丸、、、仁木博士(電気工学博士、電送装置発明)
天本英世、、、海南貿易社員
村上冬樹、、、三浦博士(電気工学博士)
堺左千夫、、、滝
向井淳一郎、、、警視庁部長
大友伸、、、塚本


多摩川園のお化け屋敷から始まる殺人事件。
これまたウルトラQとか怪奇大作戦の空間が拡がる良い雰囲気。


ガス人間の土屋嘉男がここでは岡崎捜査主任である。ガス人間の方が魅力的であった。
こちらは普通の刑事で単純な役だ。
中丸忠雄扮する須藤兵長は電送されて目的地に現れる。
ガス人間のように自分の(身体)能力としてではなく、大掛かりな装置を通しての電送(物質転送)である。
つまり原理的には装置を使えばだれでも電送され得るのだが、その装置を独占的に使用出来る人間をここでは電送人間と呼ぶ。
世間一般は、まだそのテクノロジーの存在を知る者はいない。この事件に関わった刑事と記者だけが知ることとなる。
結構めんどくさいシステムになり、現れる先の地に受像機を予め送って置かなければならない。そこで像を結ぶのだ。
映画では襲う予告を出していたが、事前に警察に受像機を探され押さえられたらおしまいと思うが、、、。
しかもここでは律義に、殺す相手に従軍時代の認識票を事前に郵送しているのだ。
(後の順番程、怖がらせる効果が充分期待できるが)。

但しまだこの電送システムは完成しているわけではなく、須藤兵長が現れた(実体化した)時、凍り付いたような無機質で不気味な表情である。
冷却装置が電送機には無くてはならず、その調達、調整やメンテも大変そう。
何より維持費がかなりかかりそう。
やはりこの時分はモバイルの発想がまだ弱かったか。
(この方式では奇襲もかけられないし、機動性に欠ける)。

The Secret of the Telegian001

人々がオープンリールテープレコーダーを使っている頃である。
鶴田浩二がこんな風なヤングであった頃である。
(後のらしさがない)。
平田昭彦はイメージは変わらない。
この人は、ずっとこの雰囲気であったことに気づく、、、。

The Secret of the Telegian004

それはともかく、昨日の「ガス人間」には無い要素で、キャバレーが出て来るが、昭和のキャバレーとはこんなんだったのか、、、
「軍国キャバレー」である。60年代安保。悪役経営の店というところで妥当なものか。
殺される海南貿易社長の大西の店である。
コスプレ要素が強く、今あってもおかしくない気もする(若干ホステスの年齢層が今より上か)。
全身金粉塗った女性ダンサーが勢いよく踊りまくるところもあり、かなり店のシーンに力を入れていることが伝わる。
電送人間の電送時のスキャンシーンや怪しい光に包まれ走査線ノイズみたいなものが全身に走る様相に勝るとも劣らないインパクトだ。

当時の昭和の雰囲気が出ているのかどうか、こういう店は本質的に時代を超越している気もする。

The Secret of the Telegian005


何でも14年前、大西、隆、塚本、滝の四人の兵は敗戦時、軍の金塊を横領することを企み、阻止しようとした須藤兵長を軍の兵器研究の仁木博士もろとも洞窟の爆破で埋めてしまった。その際に金塊も埋まってしまう。その後、4人の国賊たちは掘り出しに行ったが、死体も金塊も消え失せていたという。例のふたりはどうやら命は助かり金に換えたのだろう。
仁木博士が人間を電送する装置を開発出来た事、須藤兵長が中本伍郎として軽井沢に小西牧場を持ち、そこに冷却装置を設置していることからも潤沢な資金として利用されたはず。
博士は下半身の自由を失ったが、純粋に研究を推し進めて来た。
そして、須藤兵長はその研究の成果を利用し、不正を働き自分たちを殺そうとした4人に復讐をしてゆく。
(この事実を博士は知らない)。
須藤においては天誅だ、というノリである。

The Secret of the Telegian003

結局、最後の復讐を遂げ、電送機に乗りスキャンが始まった時に牧場の電送機を博士がストップし、そこへ浅間山の大噴火による火山砕屑物などで牧場が破壊され須藤はスキャン中にもがきながら消滅する。
桐岡、小林らはその様子をただ見届けるだけである。

この電送機も大戦時に秘密裏に開発がなされた兵器のひとつであろう。
鉄人28号と同じく。

The Secret of the Telegian006

VFXもなかなかなもの。
この時期の映画で気づくことがあった。これはウルトラQなどでもそうだが、、、
警官がやたらと拳銃を発砲する。
煙草を吸いまくる。
これがとても目に付くところだ。








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