STAP細胞についてのNHKの番組見忘れました(残

日曜日の夜、放送されたはずなんですけど、うっかりしていました。再放送しませんかね?
ぜひ見たい!
この時期だからこそ、STAP細胞(の研究)とはなんなのか、その実現性、有効性にまともに向き合った番組を見てみたいのです。
わたしもあの最初の会見に心躍らせた人間のひとりです。
「細胞外刺激により体細胞を迅速に多能性細胞へ初期化する方法を開発
核移植も遺伝子導入も不要な多能性の獲得という新しいメカニズムを発見
初期化された多能性細胞はすべての生体組織と胎盤組織に分化できる」(理化学研究所広報)
今の状況ががまるで悪夢のようです。
ここのところ、マスコミが次々に何やら暴き立てて攻撃の的にされている小保方さんですが、まだ彼女の研究していた万能細胞については何の結論も出ていません。そこが肝心なのですが。
確かにその研究の発表においての手続き上まずい点はありました。しかしそれとて彼女ひとりの問題とは言えません。論文などそれまでに何度書いてきたことでしょう。その過程で周囲の人間・教授らが何の指導もしてこなかったのでしょうか?もしそうなら、そもそも学校に行く意味がありません。教育の場とは言えません。これまでの指導者の責任こそ重大です。
一体彼女はこれまでどういう存在として扱われてきたのか、疑問に思います。
わたしはまず、小保方さんがSTAP細胞の一連の現象は間違いなく確認したのだと思います。
そこでいち早くこれを伝えたいという一心で(アメリカ側からの要請もあり)端折ってしまったところもあったと思われます。
もし一部で言われている、実験すら行っていないなどということがあったら、それこそこの茶番は一体何であったのか!
まさかそれで研究費がせしめられると考えている理研でもないはずです。
閉口したのは、理研がマスコミ向けに発表に合わせてあのピンクのムーミン研究室と研究員が調達・設えられたということです。さらに割烹着さえ副室長のアイデアで急遽決まったことだと。するとあのすっぽんもそうでしょうね。そう言えばやけにがらんとした手抜きセットのような研究室でした。ともかく研究費を取りたい理研の画策の一つでしょうが、なんという浅はかな策でしょう。およそ自民党が訳のわからぬタレント議員を選挙に擁立するような安易さです。後の展開に対する想像力の欠如です。こんなことを考える暇があれば、何故論文の致命的な欠陥に対する対応策くらい考えようとしなかったのか。これで余計に下世話な話題性を植えつけ、いろいろなことを暴露させる源となってしまったではないか。何となく理論の発表だけさらっとしておけば、これほど突っ込まれることもなかったかも知れない。研究室は雑然としていて良いのに必要以上に関心の裾野を広げすぎました。だから火のつき方も半端では済まない。
マスコミやWeb上の攻撃も、叩けると公認された対象に対しては、もう情け容赦ないですから。子供があるターゲットとして決めた相手を死ぬまで虐め抜くのと構造は全く同じです。今回もマスコミは実家にまで押し寄せ、まるで津波でもなかろうに、ご家族がそこに住めない状況にしてしまったようです。何故そこまでしないではいられないのか。個々の人間はどうであれマスコミという総体はそのような暴力装置としてしか働かないようです。そのやり口はTV・メディアで見ている子供にも自然に浸透していく最も有効な教育として機能します。またWeb上での罵詈雑言は想像を絶するものでさすがにちょっと見て、寒気がしてすぐ見るのを止めました。あんなのをまともに見たら心臓の弱い人なら命に関わります。
井口和基氏のブログを拝見すると、アメリカの研究所の政府からの研究費は大変少なく、どこも資金ぐりに困っているそうです。その対策として日本の理研などの政府から獲得した潤沢な研究費が当てにされているといいます。
何とバカンティ教授とは4人兄弟で、今回の論文の共著者に皆名前を連ねているそうです。
仮にノーベル賞を貰うにしても、彼らが受賞の対象になるそうです。
すべて日本の研究費で研究し、賞は自分たちのものにする。そのための日本人研究者の受け入れを積極的に行っているのです。
馬鹿げた理研の利権のためのチャチな工作。アメリカの日本の研究資金収奪のための駒。マスコミやWeb上の他罰主義の人々の格好の餌。
小保方さんはこれまで様々な思惑に翻弄されて生きてきた過程が窺えます。
若いということの諸刃の刃です。若ければ体力的にいくらでも無理が効き想像以上の仕事が出来ます。しかし周囲の海千山千の狸たちに対してはやはり経験がものをいう。
しかし、そんなことはともかく、あなたが一刻も早くやるべきことは、STAP細胞の研究結果の正当性を証明することです。すべては、それにかかっています。人の劣情や打算にいちいち関わっている場合ではありません。
これまで寝る間も惜しみ万能細胞の生成に向けて頑張ってきたのですから、それだけは必ず再現性も含め完全な形で示してもらいたいと思います。そしてこれまでの苦い経験を無駄にしないでもらいたいものです。
そこで始めて、あなたの価値が決定します!
人類の希望 STAP細胞はまだ生きています!

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