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GOMA28

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ライムライト

Limelight002.jpg

Limelight
1952年
アメリカ


チャールズ・チャップリン監督。製作、脚本、音楽

チャールズ・チャップリン、、、カルヴェロ(喜劇役者)
クレア・ブルーム、、、テレーザ・アンブローズ(バレリーナ)
バスター・キートン、、、カルヴェロのパートナー(ピアノ芸人)
シドニー・チャップリン、、、ネヴィル(作曲家)
ナイジェル・ブルース、、、ポスタント

赤狩りで、チャップリンがアメリカから追放された年の映画であるから、アメリカ最後の作品となるか。

素顔のチャップリンは二枚目であった。
謂わば、生身の登場である。
感慨深い。
老境に達した表現者~道化の姿が描かれる。
そこには深い哀愁が影を落とす。

Limelight003.jpg

明らかにチャップリン自身の生涯が重ね合わされている。
ある意味、集大成か。主人公の落ち目のかつての喜劇王は、攻撃を受けアメリカを追放されるシリアスな~素顔の自分である。
そう言えば、若い女性テレーザに言い寄られるが、彼自身生涯に何度若い女優と結婚していたか。
余り興味はないのでよく知らぬが、泥沼の恋愛も(結婚まで行かないケースも含め)数えれば相当のものになるか、、、。
(愛は実ってもその分、破局もかなりのものであった、、、)。
やはり集大成だ(笑。悲哀の中に笑いもあり、ともに深みを増す、、、。
長いブランクを経て舞台に返り咲き、何故か熱狂的に受け容れられ、大変な音楽コントを熱演した後、舞台袖で愛するテレーザの踊る姿を見ながら息をひきとる。道化師は死んだ。

チャップリンの次男のお父さんに似ている事。びっくりしてしまった。
作曲家役として出て来た時に直ぐにそれと分かった(笑。
息子も良い男である。

Limelight001.jpg

人を励ます時、誰が一番その言葉に影響を受けるか。
相手以上にその言葉を発している当人である。
そしてその言葉を受け取り、救われた相手がその言葉をこちらが一番必要な時に返してくれる。
(それを語っている当人がやはりその言葉を噛み締めている)。
そういうものだ。
精神の力学とも謂えるか。

カルヴェロとテレーザのやり取りがまさにそうである。

Limelight004.jpg

何であっても、シリアスな素顔のチャップリンの映画である。
カルヴェロ、テレーザ、ネヴィル三者ともに、皆芸術家として成功を手にしているのに、愛は上手く繋がらない。
相手の事をどれだけ深く思っていても、それはこの現実という場所においては、苦悩を生み出すことにしかならない、、、。

調べてみて驚くが、次男どころではなく、親族を片っ端出演させている様だ。
やはり彼にとって特別な位置にある作品なのだろう。

Limelight005.jpg


バスター・キートンとチャールズ・チャップリンの芸が終盤特別な尺でタップリ見れると言うのも貴重なフィルムだ。
(そこだけ、別個に挿入されたみたいな感じで何とも言えない空気感であった(笑)。














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