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GOMA28

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世界沈没

End Day

End Day
2004年

イギリスBBC


ギャレス・エドワーズ監督・」脚本


グレン・コンロイ、、、ハウエル博士(TBM主任科学者)



ギャレス・エドワーズ監督の映画ということで、観る気になった。
傑作「GOZZILLA」や「モンスターズ 地球外生命体」の監督である。
48分という短い時間で4つの”End Day”をまるでパラレルワールドみたいに描く。
この演出は流石に上手いと思った。
同じ日の朝7:00ハウエル博士がアラームで起きるところから始まる異なる大パニック~世界の終焉の描き分けである。

最初は、津波。(向うでも「ツナミ」と言っている。まるで「スシ」みたいだ)。
2番目は、隕石。
3番目は、ウイルスのパンデミック。どこかで聞いたような(爆。
最後は、恐らく重イオン加速器による生成可能性があるとされる仮説上の粒子、ストレンジレットにまつわるもの。ダークマターのひとつみたいに言われている。であればこれが不意に生成されてしまうとひとたまりもない?

ひとつめは、ラ・パルマ島の火山噴火による津波がニューヨークに時速800Kmで押し寄せてくる。
その高さは150m。かなりの内陸にまで猛スピードで入り込む。まさに津波。
何処かに逃げようと車の渋滞にはまってしまった人々は間違いなく全員死亡であろう。
こういうときは、ともかく高層ビルの最上階にでも逃げておくしかあるまい。
噴火と謂えば、ペルム紀に起きたパンゲア超大陸形成の際のプレート移動から引き起こされたスーパープルームによる大噴火である。2000m級の噴火が100万年に渡り続いたと言うから二酸化炭素による保温効果も加え灼熱地獄である。この時期97%の生物が死に絶えている(この噴火の前には氷河期であった)。
それから見れば、局所的な被害に留まった。とは言え、大陸移動などによって、またいつ起こるか分からない。

次は、隕石である。隕石で最近のものは、ロシアのチェリャビンスク隕石が有名で、大規模災害となり多くの人が犠牲になるかと思いきや、UFOが救援に来てくれて死者は0であったという。地元の人々はUFOさまさまでいたく感謝をしているらしい。
隕石はしょっちゅう落ちてはいるが、やはり大きなもので一番近いのは、6600万年前白亜紀の恐竜絶滅(75%の生物が死滅)した時か。ここではアメリカが核ミサイルをそれに向け撃つが、部分的に砕けただけで、大きなまま(どれくらい大きいのかわからない)ドイツに落下する。もう都市は壊滅状態である。
砕けた小さな隕石が火の玉みたいに沢山降って来て、大きいのが最後にズト~ンである。
仮に地球にもっと近づいたところで、充分な破壊力で正確に打ち砕けたとしても、今度は地上は、破片のクラスターによる絨毯爆撃状態になり、やはり甚大な被害を及ぼすはず。
ニュースでは、太陽光の明るさでその天体の発見が遅れたと言っていた。
今は、地球防衛隊という感じでそうした天体専門で見張っている部署がNASAにもあり、早めの対策は打てるとは思うが。
ただし接近して来る天体の正確な軌道はかなり近づいてからでないと割り出しは困難のようだ。非常に複雑な重力的影響を受けてくるためである。
やはり対策としては、軌道を逸らす方向で行くべきだろう。

次は、極東で流行ったウイルスがヨーロッパにも入って来るというもの。
今度は、まずイギリスである。
ここでのパニック振りはかなりのもの。
外出禁止令が出て、戦車まで繰り出す。
致死率の高いウイルスである。赤ん坊はその最中、元気そうにしていた。
これからの究明が大変である。確かに。すでにそれが良く分かっていたのだから、本番でももう少しどうにかならなかったのか。
このBBCフィルムその警鐘に充分なり得るものであったのに。
封じ込めが何よりポイントであり、ここではかなり強硬策をとっていた。
未知のウイルスである場合、その特性を知ることが肝要であるが、RNA型の遺伝子であれば感染を経ながらの変化も素早い。
次々に変種を生んで枝分かれして行く。ワクチンも追いつかない。まったく。

最後は、主人公博士が巨大加速器の実験を反対派の妨害をすり抜け、行うと言うもの。
ブラックホールを実験で作り宇宙の起源を解明するというプランである。
そう言えば、随分前だがインドの女性が加速器でブラックホールが出来ることを知り、自殺したことがあった。
流石、数学者の国インドだと感心したことがある。
恐らくその女性は独自に計算した上でブラックホールの脅威に恐怖して死んだのか、抗議の意味であったのか。
この映画でも多くの人々がプラカードを掲げ、抗議の声を上げていた。
ただ、加速器で生まれるブラックホールは非常に短時間で蒸発してしまい下界には何の影響も及ぼさないものだ。
実際に、何の影響もない。
しかしこの映画では、ストレンジレットの生成により加速器が破壊され、一気に全地球規模で破滅して行くと言うもの。全的崩壊である。これこそホントの”End Day”であろうが、この4つの噺の中では最も信憑性に欠ける。
まず、こんなことはあり得ない。
映画ではTVから、よく宇宙の教養番組の講師で出演する宇宙物理の博士が何故か役者として?ストレンジレットについて解説していた。余りいい加減なことをこういうところで話すと信頼感を失わないかとちょっと心配である(笑。


手際よくまとめられた映画であった。
短いことも助かる。

「そんなことが起きるのか?ではなくいつ起きるのかの問題である」と結んでいたが、1~3に関してはその通りだ。
3つめなど、いつ起きるの?今でしょ。
備えはしっかりしておかないと。分かっているのなら尚更。


映画とは関係ない余計な噺を書き過ぎたのでご注意願いたい(いつもそうだが)。








4パタン目の”End Day”であるが、ここでは、人が死ぬ~死を迎えるという自覚なしに消滅するような事態となる。
少し前に観た「死者の記憶をもつ子供たち 2h SP 」にも示唆されていた”霊界”とも謂うべき?場所で、普通に誰もが日常生活の続きを生きてしまう可能性はある。まさに共同幻想の場が生じ強固な現実が生成されるのでは。
共依存妄想世界。
結構、今この世界がそれでないという保証はない(笑。
究極のホラーだ(爆。
こういう映画を見ると次々に連想や妄想が膨らみとても楽しい。

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