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GOMA28

Author:GOMA28
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The Client  依頼人

The Client001

The Client

1994年
アメリカ

ジョエル・シュマッカー監督
アキヴァ・ゴールズマン、ロバート・ゲッチェル脚本
ジョン・グリシャム原作

スーザン・サランドン、、、レジー・ラブ(弁護士)
トミー・リー・ジョーンズ、、、ロイ・フォルトリッグ(知事を狙う野心家の検事)
ブラッド・レンフロ、、、マーク・スウェイ(自殺現場を目撃した少年)
メアリー=ルイーズ・パーカー、、、ダイアン・スウェイ(貧困に喘ぐマークの母)
アンソニー・ラパーリア、、、バリー・マルダーノ(マフィアの殺し屋)
オジー・デイヴィス、、、ハリー・ルーズベルト判事


凶暴なマフィアであるバリー・マルダーノのお抱え弁護士の自殺現場に運悪く居合わせてしまった為に、マフィアと警察、更にメディア、お手柄を立てて知事を狙う野心家の検事たちに付き纏われて、自分の身を守るため小遣いの1ドルで弁護士を雇い奮闘する少年の御話であるか。

バリーは上院議員を殺して埋めるが、それを知っている弁護士が口止めに殺されることを恐れ故郷に逃げて来たが、逃げ切れないことを悟り、自殺を企てる。森に弟と煙草を吸いに来ていたマークが見つかり彼の車の中でその一件について聞かされる。ヤケクソの(泥酔の)弁護士は死体を埋めた場所までマークに教えてピストル自殺である。それを隠れて目撃した弟は重いPTSDになって入院することに。
日雇いの母は、子供の入院の見舞いの為に職場を一日休んだことでクビになってしまった。

厳しい現実の上に、面倒な騒動に巻き込まれてゆく一家である。中盤ではマフィアの警告~脅しか、彼らのトレーラーハウスまで燃やされてしまう。
口封じの為、少年の命を狙うマフィアと自分の立身出世の為に少年を利用しようとする検事と警察~FBIに追い回されることとなるのだが、弁護士と、二人三脚という程の足並みは揃わないが、何とか二人で協力して窮地を脱してゆく。

The Client002

最初、弁護士と検事が火花を散らす法廷ドラマかと思って観始めたが、そうではない。
それ以前の問題で、検事、警察、FBI、マフィア、マスコミたちが皆、少年と家族のことなどお構いなしに彼らを食い物にしようと(又は葬ろうと)迫りくるのだ。恐らく、最初から素直に警察かFBIに喋っていたら、どう処理されているか分かったものではない。少なくとも今回の事件のせいで滅茶苦茶にされた家庭(実際の家と職場も含む)の面倒までは到底見てはくれまい。場合によってはマークなどそのまま投獄されて終わりのケースもあり得る。
この映画を見てつくづく思うのは、(アメリカで)何か事件に巻き込まれたら、まず良い弁護士を雇うことは絶対条件であるということ。
弁護士を立てずに、何らかの組織や個人と一度関係を持ってしまうと大変な事態に陥るようだ(マフィアも人当たりがとても良い。飴と鞭を上手く使い分け取り込もうとする)。この少年は何でその辺についての感覚を持っていたのだろう。困ったときに親切に接してこられると人間は弱いものであろうが、決して騙されない。そして、たまたま良心的で子供に思い入れのある弁護士に出逢ったことも幸運であった。

法廷での争いはほとんどなく、Clientである少年のある意味暴走に女性弁護士が振り回されあたふたと付き合うという感じもかなりある。
弁護士も1ドルで少年に雇われ、大変な目に逢うばかり。
彼女がそれでも徹底的に少年に寄り添ったのは、離婚した後、逢うことが出来ずにいた自分の子供を彼に重ね合わせたからか。
普通では、こんな Clientはご免であろう。

The Client003

最初は弁護するにも、彼はマフィアの脅しが怖くて本当の事を一切喋らない。
その為、法廷での戦いはまともに出来ない。
しかし、引き延ばしつつ、こちらが有利に進める作戦はあった。
少年と弁護士レジー・ラブとの信頼関係は徐々に深まり、彼女にはすべてを打ち明ける。
だが依然引き延ばしつつ、二人が事件の解決のイニシアチブを握って行く。
この場合、具体的には上院議員の死体をこちらで最初に発見してしまうことだ。
ここで、マフィアとの危険な攻防があったが、レジ―の機転で切り抜ける。

そして最終的に有利な交渉条件を付けて(検事らに)任せる。
向うは名をとり、こちらは身をとるみたいな。
見事少年は、証人保護をもっともよい形でとりつけ母の願っていた生活環境をもぎ取った。
これは大きい。

The Client005

しかし兄弟で隠れ煙草を吸おうなどと森に入って、自殺現場に深入りし、この災難である。君子危うきに近づかずという教訓は覚えておいて損はない(アメリカにはないか)。
でもこの騒動のお陰で、マフィアのファミリーが潰され、少しでもテネシー州メンフィスが安全になったかと謂えば、ファミリーのボスはバリーをトカゲの尻尾切りみたいに見捨てて、そのまま普通に存続する。かえって問題を起こす危険な厄介者がいなくなってさっぱりした様子である。
レジー・ラブとマーク・スウェイが仲良くなったことが、今後の双方に良い影響を及ぼすかどうか、というところか。
彼女のお陰で(マークの臭覚もよかったが)、スウェイ一家は他の州でずっとましな生活が送れるようになった。
スウェイ一家は恩義を感じて当然である。弁護士料も払わず、結果的には良いことずくめだ。
弟のPTSDが回復すれば言うことない。

The Client004

別れの時、レジー・ラブが肌身離さず身に付けていたコンパス付きのブレスレッドを貰う。
「自分の位置を間違えないようにね」と、、、。
(こんな人に一生のうちに出逢えたら御の字である)。


どうもこのマーク・スウェイ少年には今一つ共感できずに最後まで来てしまった。昨日のセバスチャン少年ならまだ可愛げを感じるが、、、。









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