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GOMA28

Author:GOMA28
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アイアン・スカイ ディレクターズ・カット版

Iron Sky001

Iron Sky
2013年
フィンランド・ドイツ・オーストラリア


ティモ・ヴオレンソラ監督
マイケル・カレスニコ、ティモ・ヴオレンソラ脚本
ヨハンナ・シニサロ、ヤルモ・プスカラ原案


ユリア・ディーツェ、、、レナーテ・リヒター(地球学者)
ゲッツ・オットー、、、クラウス・アドラー(ナチス准将、次期総督)
クリストファー・カービイ、、、ジェームズ・ワシントン(黒人モデル、何故か月に送り込まれる)
ウド・キア、、、ウォルフガング・コーツフライシュ総統
ティロ・プリュックナー、、、リヒター博士(レナーテの父、マッドサイエンティスト)
ペータ・サージェント、、、ヴィヴィアン・ワグナー(大統領の広報担当者、ナチス軍を迎え撃つ指揮官にもなる)
ステファニー・ポール、、、アメリカ合衆国大統領(選挙戦の為、戦争を企てる)

Iron Sky007

月の裏側に逃げたナチスの残党が、卍型巨大基地~要塞を月面に建造して地球制服を企んでいた。
そこへたまたまやって来たアメリカの月着陸船から降りて、また旗でも立てておくかとか言っている時に、観ての通りの形をした巨大なナチスの裏月面基地を発見して唖然となる。
月面に降りていたモデルで軽佻浮薄なジェームズ・ワシントンはナチスに捕らえられ、殺されかけるも大統領と友達みたいな出任せで辛うじて命は助かる。
但し、地球侵略時にクラウス・アドラー准将を大統領のところまで案内しなければならない。
だが、これも荒唐無稽な形で直ぐに実現してしまう(詳細はアホな展開で略)。

Iron Sky004

「ザワークラウト」をうちでも漬けて食べてみたくなった。
ブラックコメディーで出来ることを片っ端からやってみた、みたいな映画。
コミカルにVFXは、バカ丁寧に作られていて、笑えるかと思って観ていたが、特に爽快に笑える感じのものでもない。
かなりのお馬鹿度ではあるが、時々、ニヤッとするくらいのもの。
マッドサイエンティストのリヒター博士がジェームズ・ワシントンから奪ったスマホをコア動力システムに組み込む時にその接続インターフェイスをUniversal Serial Busと呼ぼう!と言った時は流石に笑った。

Iron Sky003

”Dark Side of the Moon”にナチスが巨大要塞を建造していて、月面の岩石からヘリウム3の採掘も進めていたらしい。
次期エネルギーをいち早く自分たちのものにしていた。
そこまでしていて、コンピュータは馬鹿でかいままのもの(真空管?)で、その方面での技術革新は全く進んでいない。
地球と月で基礎技術的な面で大変な差が出来ていた、、、そんなことあるか?こういったズレは面白い問題だと思う。
スマホ(のCPU)の方が遥かに高性能で、クラウス・アドラー准将が意気込んで地球にスマホ~タブレットを奪いに行く(爆。

Iron Sky002

何故か、アメリカ大統領広報担当?のヴィヴィアン・ワグナーと意気投合してクラウス・アドラーは現ナチス体制に反旗を翻す。
(意気投合するのは両者ともに利用し合ってと謂うより、余りに灰汁の強い性格がピタリと合ったという感じだ)。
今はウォルフガング・コーツフライシュ総統の時代であるが、クラウスは飽くまでも”ハイル・ヒトラー”と唱えており、現体制を老害と称しこれを打破して自分が総統の座に就くことを狙っている。
ヴィヴィアンもそれに協力する。
だが、直ぐに裏切られる。クラウスはナチスを我が物にして地球を征服すること以外、頭になかった。
立派なヒトラー後継者である。第四帝国万歳と来る。

差別表現に充ち満ちているが、お調子者のジェームズ・ワシントン(ウィル・スミスの芸風にそっくり)がリヒター博士に月面基地において白人(アーリア人)に改造されてしまう。劣等民族であることから救ってやったぞと恩に着せられクラウス准将、レナーテ女史(クラウス准将の婚約者でもある)と共に地球の大統領の仲介役として円盤で還って来る。
しかし結局、彼はかつての黒人でもモデルでもなくなり単なる白人ホームレスになってしまう。
同胞も職も地位も失ってアイデンティティ崩壊ときた。

その後、街中で出逢ったジェームズ・ワシントンとレナーテ・リヒターは、チャップリンの映画「独裁者」を一緒に観る。
レナーテは月ではナチスのプロパガンダ用に編集されたものを観ていたのだが、全く異なる長い「独裁者」を観て、愕然とする。
ジェームズの方も編集が余り上手くないとか知ったようなことを言っていたが、レナーテはここで、転向する(笑。
ナチスが間違っている事を悟り、クラウスを止めようと行動に出る。

Iron Sky005

この映画の目玉でもある、月周辺でのナチス軍と地球軍の宇宙戦艦同士の闘いである。
(その前に地球ニューヨーク上空を、しこたま円盤が来襲してきて暴れまわるのだが)。
この辺は、普通に面白い。ヒトラーお気に入りのワーグナーもここぞとかかる。
だが、日曜のヒーロータイムで何となく見る分には良いが、わざわざ時間を取ってみる程のものかとも思う。
確かにVFXはよく出来ている。が、この手のものは食傷気味でもある。ローランド・エメリッヒ監督をはじめこういうのを作りたがる人も多い。一杯見て来たのだ。

アメリカ大統領がここで意気揚々と、秘密裏に宇宙戦艦を開発していたことを世界に明かし、何故だか広報担当?のヴィヴィアン・ワグナーが、その船の船長として敵の壊滅に向かう。大統領に指名されたのとクラウスに対する復讐もあるみたいだ。
宣伝効果抜群で選挙戦はもう貰ったようなもの。

面白いのは、ナチスの戦艦が隕石を持って来て地球に落下させたり、葉巻状の巨大母艦から次々に発射される円盤との競り合いである。数が余りに多く、アメリカの戦艦も苦境に立たされる。
そこで各国からそれぞれ秘密裏に開発された宇宙戦艦がズラリと登場して来る。何れも個性的なデザインで兵器も異なる。
アメリカ大統領は平和協定違反よ!と怒りを爆発させるが、各国の協力が無いとナチス第四帝国は倒せない。
違反はアメリカもだろと言い、各国代表は大笑いである。
アメリカだけはイイのよと叫ぶ大統領。小学生の学級会レベルに遠く達していない。

Iron Sky006

このシーンでもっとも凄いものは、ナチスの最終兵器である超巨大戦艦”神々の黄昏”である。
その壮大さに圧倒される地球防衛軍?これには狼狽えた。
ヘリウム3をエネルギーとし、一撃で月が大きく削れてしまうキャノン砲を備えている。
しかし戦艦ヤマトみたいに直ぐに沈む運命にあった。
中で、レナーテ・リヒターとジェームズ・ワシントンが適当に活躍していたのだ。
レナーテが総指揮官であるクラウスをハイヒールで倒し、ジェームズがコアシステムからiPadを引き抜いた。
これで、”神々の黄昏”は呆気なく沈む(勿体ない。

兎角そういうモノなのかも知れない。
ナチスを取り敢えず退けると、今度は各国がヘリウム3を巡ってその場で喧々諤々となる。
大統領は、月はアメリカのものよ。旗っだって立てているでしょ!と主張する。
各国の宇宙戦艦同士の死闘に転じる。
日本の戦艦はカミカゼ特攻隊みたいに敵の宇宙戦艦に激突し玉砕するスタイルをとる。

そんなころ、レナーテと薬を飲んで黒人に戻ったジェームズが抱擁してキスを交わしている。
それを観たヒトラーユーゲントたちが異議を唱えるが、レナーテはジェームズにこれからするべきことが多いわねとほほ笑む。


まあ、家に閉じこもっていて、ストレスが溜まっていたなら、観るのもよいかもという映画か。








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