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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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ハッシュ・マネー

Hush Money001

Hush Money
2020年
アメリカ

テレル・ラモント監督


ジョシュア・レイ、、、ダグ(元美術教師)
ケネディ・ウェイト、、、ケネディ(野球有名プレイヤーの娘)
マシュー・J・プラム

「口止め料」である、、、微妙。
「身代金」ではない。

ゆっくり子供と絵を描いていたら、時間感覚も緩くなってきて、うっかりブログ記事をあげるのを忘れてしまっていた。
(コメント?の返しは、メールで分かるので、書いたが)。
思えば、必ず毎日アップしていた時期が結構続いていた。
3日空けて、ルーチンから解かれてしまうと、ある意味起きているのか寝ているのかもあやふやな状態となってよくないかも(笑。
ちょいと、映画でも観てみる。という感じでこれにしてみた。

主人公は「美術」の講義が大学から無くなってしまった為に、失業した美術の教師。
どういう大学なのだ、と文句を言いたところだが、、、。恐らく人気のない授業~単位だったのだろう。
当然、そのままではこれまでに入っていた収入がない分、何かと困る事も出て来るだろうが、、、。
就職先をいろいろ丁寧に当たったのだろうか?

何故だか知らぬが悪徳金貸し(ギャングであろう)から多額の借金をしてしまう。
友人チャックの勧めでそこを紹介されたらしい。このチャックというのも(酷い)曲者だ。
その返済の為そのチャックに言われた通り大リーガーの有名選手の娘を誘拐して指定された場所に連れて行ったのにその男はこない。自分の仕事はそこまでであったのに、この後どうすればよいのか?電話で呼び出してもチャックは別の用があって動けないだと。飛んでもない金貸しを紹介しておいて、返済に困ると誘拐までさせた挙句、自分は手を貸すどころか、打ち合わせの場所にも現れないというのは、、、明らかにハメられたのであろう。もしかしてグルなのか?
誘拐などという大それた犯罪を仕組んでおいて、当日忙しくて行けないから後は適当に頼むというこんな出鱈目があるはずない。
この主人公、ここでパニックとなり、その後はもう滅茶苦茶(自暴自棄)な行動で、当然の如く自滅となる。

この映画は、一体何を狙って作られたものだろう。
ドツボに嵌った人の、歯止めが利かず負の方向に転げ落ちて行ってしまうパタンを一例描いてみせたものなのか。
このダグの行為の愚かさは、誰が見てもそれ以外の何かとは映らないはずだが、友人に肝心なところで梯子を外された時点で、まともな判断の出来る状態ではなくなっていたと謂えようか。所謂、ワンパートを任されただけの犯罪ド素人がいきなり一人で難易度の高い犯罪の全てを熟す羽目になってしまったのだ。対応の取れるはずもない。身代金を奪い金貸しに渡す時間は日没前だ。焦りまくる。
しかも、自分の娘が行方不明と妻から聞かされ、金貸しが娘を保険として誘拐していることを悟ってから、いよいよパニックも倍増する。自分でも何やってるか分からない、、、。


その悲哀がひたすら伝わって来るばかり。
もうそうなると、あの時こうしなければよかったという現実逃避的な後悔と自己破滅的な行動に落ち込むパタンはかなりの確率で起きそうだ。
普段では考えられないような愚かな行動を積み重ねてしまう。
更に、自分の娘に血液を与えるために訪れた客を眠らせ血液採取する老婆の魔の手に落ちてみたり、、、突飛な不運にも見舞われる。誘拐犯のタグは自分の娘のようにケネディをそこから救出したり、喘息持ちの彼女の為に吸入器を買い与えたりして世話まで焼く。そして漸く彼女の母親(継母)が指定の公園のゴミ箱に金の入ったバッグを届ける。タグはそれを横取りしようとする男を半殺しにして金を自宅に持ち帰る。当然そこにはGPSも仕込まれていてFBIが直ぐにやって来る。

こんな最中に、タグとケネディとの間で交わされる「絵」についての話は、唯一実のある部分である。
タグは画家としては無名で、絵も売れていないが、彼女は彼の絵を気に入ってその価値を自分の言葉で語っていた。
奥さんは見向きもしない彼の絵の理解者に、こんな形で出逢うというのもまことに皮肉なものである。
絵を観ればその人間の本質も直覚できるものだ。彼はお気に入りの蝶の絵を覚悟した後ケネディに託す。

ここでは、妙な友人の勧めに応じてギャングから金を借りた時点でほぼアウトではあるが、その過ちに気づき、直ぐにしっかり者の奥さんに相談していたら、痛手を負うにしても何とかなっていただろう。FBIに取り囲まれたことで金を渡しに出ることが出来ず時間切れで自分の最愛の娘を失うことも、その罪の意識からFBIに銃を向け撃ち殺されるところまで行く必要もはなかったはず。
何であっても、最初の失敗の取戻しを早急にすることだ。

彼は、絵をただ描いていれば良かったのだ。ホントは単に絵を描いていたいだけだったのだ。
妻が普通の仕事をしているのだから、再就職はのんびり構えて少しでも条件に合うところをじっくり探せばよかったのではないか。
何を焦っていたのかは知らぬが、ほとんどわたしは日頃全く観ないTV~新聞の三面記事を観る気分で見てしまっていた。
お茶の間の奥さん感覚である(笑。
(今はコロナウイルスでもちきりであるが、ほとんど興味はない)。

ケネディがタグに代わって(引き継いで)絵を描いていることにほっとした。
PTSDではなく彼女にとって良い影響を与えることとなったのであれば(そう願いたい)。
彼女の父も目覚ましい活躍をするようになったことをラジオが伝えていた(彼女の為に奮起したようだ)。
それでなければ、タグも浮かばれまい。

主演の二人はとても熱演で説得力もあった。

この映画、久々のブログ復帰には無理ない滑り出しとなったか?


何の「口止め料」だったのか、、、。
その金はもう要らないと言っていたが、それで口止めもなにもあるまい。
その悪徳金貸しは、タグの娘を殺しておいてどうなったのか、まんまと逃げおおせたのか。




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