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GOMA28

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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主

Odd Thomas001

Odd Thomas
2013年
アメリカ

スティーヴン・ソマーズ監督・脚本・製作
ディーン・R・クーンツ「オッド・トーマスの霊感」原作
ジョン・スウィハート音楽
ミッチェル・アムンドセン撮影


アントン・イェルチン、、、オッド・トーマス
アディソン・ティムリン、、、ストーミー(彼女)
ウィレム・デフォー、、、警察署長
ググ・バサ=ロー、、、ヴァイオラ(親友)
メリッサ・オードウェイ、、、リゼット(友人)
ニコ・トルトレッラ、、、ヴァーナー巡査(悪魔崇拝者PODメンバー)
カイル・マッキバー、、、エクルズ巡査(悪魔崇拝者PODメンバー)
シュラー・ヘンズリー、、、ボブ・ロバートソン(悪魔崇拝者PODメンバー)


アトランティスのこころ」に子役で出ていたアントン・イェルチンが大きくなって主演で活躍。
アディソン・ティムリンとも息の合った演技で、一緒に一気に駆け抜けるといった感じの作品であった。

Odd Thomas004

オッドは、死んだ人~霊魂が見えるだけでなく、彼らが自分を殺した犯人を伝えに来る特異な立場の人である。
伝えに来られては、動かない訳にもいかない。
警察にとっては、役に立つのだが、面倒なこのとも多い為、警察署長しか知らない。
勿論、彼女のストーミーは知っており、色々と相談に乗ったりしている。
平穏な暮らしを送るために、自然に見えてしまう悪霊オダッハも見えない振りをして過ごす。
多くのアメリカンヒーローと同じく、その能力は重宝ではあるが、市井の人々には煙たがれたり胡散臭いものと見られている。

オダッハという存在が面白い。
オッドのような能力者にしか見えない、人の死ぬところに集まって来るクリーチャーだ。
このCGは上手く出来ている。
これから大量殺人を企てている人物などには、予め山のようにオダッハが群がって纏わりつく。勿論、当事者には感知されないが、オッドにははっきり見えている。
それから、たまにオダッハが見える人間が他にいたりもするが、不用意にそれを他人に話したりすると、すぐさまオダッハに憑依された人間によって殺されてしまう(例えばドライバーに乗り移り轢き殺されるなど)。
かなり気を遣って生活することになる。

Odd Thomas003

オダッハがうようよと大量に集まるということは、大量虐殺が行われることを意味した。
街全体を巻き込むほどの大事件がオッドには予想された。
オッドは、特別な情報系があるためその危機は可視的なのだが、他の人々には今一つ実感も伴わないが、これは仕方ない。
ハッキリ見える者と、見えない者との間には、どうしても埋めがたい認識の差は生じるもの。

死後も滅びない精神的な実体が前提とされている映画は多い。
ついでに魔物も付属する。ここではオダッハ(如何にも凶悪そうな物の怪)。
実際に、こんなモノが見えてしまったのなら世界観は一変するだろう。


犯人が誰で、どこでどのような殺戮が起こるのか、、、。
幾つかの事件~殺人を経ながらその真相を徐々に詰めてゆく。
警察署長にも漸く事態の深刻さが分かりかけたところで、身近な人間に狙撃される。
身内に犯人が潜んでいたのだ。それも複数。
(最初からとっても怪しかったのだが、、、)。

Odd Thomas002

とても面白いのだが、若干話が縺れるというか、粗さを感じるところはある。
コミカルタッチでスピーディーなところは、良い。
(その分、怖さは微塵もない。霊が出るとか言っても「ハンナプトラ」の監督である。ゴーストバスターズ系に近い)。
だが、最後の大詰めは、力がこもっていて思わず持って行かれた。
CGに相当お金もかかっていて迫力がある。
畳み掛ける緊張感もあり、オッド・トーマス独りでよく頑張った、というところで一件落着。

最後はハッピーエンドに終わったかとこちらも安堵しかけたところで、残り時間を見ると微妙なのだ。
すると、やはり悲しいどんでん返しと相成った。
こういう形で収束するとは、思ってはいなかった。
終盤まで、かなり能天気な展開であった為、そのまま行くとばかり思いこんでいたのだ。

彼が死んだ者の霊が見えるということの最も悲しい面がエンディングとなった。
そうか、彼女があの惨状から静かに立ち上がった時に全て分かっていたんだ、と思うと、わたしも胸が締め付けられてしまったではないか。
アントン・イェルチンとアディソン・ティムリンの演技が真に迫って切なすぎる。
この反転には、やられた。

Odd Thomas005














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アントン・イェルチン、良い役者だと思った。27歳でこれ程の人を亡くすとは。とても惜しい。この劇では、80くらいまでの寿命を示唆していたのだが、、、。
実際、80まで生きたら相当なことを成し遂げていたはず。

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