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GOMA28

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あるメイドの密かな欲望

femme de chambre001

Journal d'une femme de chambre
2015年
フランス・ベルギー

ブノワ・ジャコ監督
オクターヴ・ミルボー『小間使の日記』原作

レア・セドゥ、、、セレスティーヌ(小間使い)
ヴァンサン・ランドン、、、ジョゼフ(ランレール家、使用人)
クロティルド・モレ、、、ランレール夫人
エルヴェ・ピエール、、、ランレール(主人)


小間使の日記』(1964年)のリメイク(その前、1946年のアメリカ映画「ジャン・ルノワールの小間使の日記」もある)。
前作とはだいぶ違う。特にジョゼフとの関係性。酷い男には描かれていない。
(彼が地下反ユダヤ組織の運動家であるところからも、ナチス登場以前から如何にユダヤ人が全ヨーロッパ的に嫌われていたかは分かる)。

femme de chambre003

森で殺された少女の扱いもこちらは、素っ気ない。ほとんど広がりをもたない小さなエピソードで消える。
セレスティーヌの怪しい魅力という点では互角か。
主人に対し毒づくことはするが、鍵穴から世界を見る批判性はさほど感じない。
(ここは、ジャンヌ・モローの前作の方が強かったと思う)。
奴隷とほとんど変わらない小間使いの在り方とブルジョワ~支配層の滑稽さ低俗さ醜悪さは描かれてはいるが。
寧ろわたしとしては、セレスティーヌに寄り添い彼女の喜怒哀楽~その表情の移ろいに同調し共感して行く体験であった。
ミルボーの狙う「実存的嘔吐」(サルトルか!)まで射程が届いているかは、レア・セドゥ個人に魅了されてしまい、良く分からなかった(爆。

femme de chambre002

恐らくそこを突く映画にはなっていない。
セレスティーヌの魅力を描くものだ。
純真さと悪魔的なものの同居。
利発で自尊心のある強かな女性、その生き様である。
まさにその点において成功作であろう。

そして何であれ、生きる希望に繋げてゆく。  
だがそれは、これまで彼女が求めて来た自立と誇りと自由とは異なる、女性~恋愛の路か、、、。
ブルジョワ支配を巧みにかわして、ジョゼフとなら新たな世界を生きることが出来るという。
よく言えば、原作を換骨奪胎した新たな作品とも言えるか、、、。
(映画とは、その形式上そうなるしかないが。この場合は思想的にも)。











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