学級閉鎖

長女のクラスが学級閉鎖になった。
インフルである。
学校嫌いの長女の安堵した顔(笑。
わたしがよく、彼女がむっとした際に促す「乃木坂スマイル」を自主的にしている。
次女は、そりゃ羨ましいとは言っていたが、基本的に学校でオタク噺をする楽しみもあり、自分だけ登校することにさほど理不尽は感じていない様子。
それでは、というところで、長女に家庭学習をさせるかと思ったが、難儀であった。
時間はタップリあるのだから、何とかやらせたいのだが、自堕落モードでどうにも起き上がらない。
一度起きた後に、寝てしまったのだ。スマイルでいたのは、最初だけ(笑。
そう言えば、オーストラリアから帰った次の日も一日中寝ていた。
(次女は登校したが長女は寝ていたのだ)。
考えてみると(考えるまでもなく)、今回の学級閉鎖が姉妹で逆であったら、大変であったことは間違いない。
長女をどうおだてて学校に向かわせるか、難問をしょい込むこととなったはず。
次女は恐らく一日中、アニメキャラを描いたり、アニメ動画を作ってみたり、不思議なアニメ物語を作ったりで、ドップリ自分の世界に浸かってしまうことは、目に見えている。寝ないことは確かだ。
日頃、ウィークデイにやりたくても出来ないことなどやってみればよいのに、長女はグデタマになってしまった。
わたしだったら、この時とばかりに何をかやっているところだが。
まあ、時間の有り余っている者にとっては、取り敢えず眠るか、というところか。
空いた時間を何かに使わねば、みたいな切実感などまずない。
しかし、勿体ないところでもある。
結局、車で一緒にお昼でも食べに行くか、ということで、出かけついでに本屋で問題集でも買おうという方向に持って行くことにした。
いざ、本屋に着くと、あちこち書棚を回るたびに、ふたりとも気になる本がある。
読んでみたい本が幾つも見つかるのだ。
と言っても、彼女の学習~勉強の本を買いに来たもので、そのコーナーでの買い物に絞ることにする。
もう5年生も終わりに近いことから、5科目の総まとめのワークブックと、国語と算数の力を育成する問題集(パズル)に落ち着いた。
その「パズル」は、読解力と論理思考を育むのによい内容で、長女もちょっと頭を使う面白さが気に入り、楽しそうに食いついていた。5科のまとめは、5科に分かれたオーソドックスなもので、算数のページだけやって逃げてしまった。
基本的に国語(の部分)をやるのが億劫なのだ。
長い問題文を読むのが面倒だと。
確かに日頃から、長文に親しむ習慣はない。
ホンの一言で済ましてしまうメール感覚でほぼ全てのやりとりを完結している。
彼女の口から(流ちょうな)長い文章が流れ出てきたことのないのに気づく。
やはり気になった本もあったことだし、改めて本を読ませることにする。
また後日、気に入った本を選ばせ、読ませることに決めた。
本人は脳についての本が読みたいらしい。子供の本は読まないよ、というのでそれには全面的に賛成した。
わたしは帰りがけにロジェ・カイヨワの「蛸」を買った。
折角来たのだ。カイヨワの本は片っ端買ってきたが、これは持っていなかった。
こういった機会は逃せない。
本は、出逢った時に買わねば。
兎も角、誰もが学校にいるときに、堂々と休めるというのは、子供的にはとても得した気分にはならないか、、、。
余りお得感もないみたいである。
だがせめて、何か始める機会にしたい、、、。
次女が帰宅時に謂うには、長女のクラス担任がとっても暇そうにしていて、よくわたしのクラスに遊びに来ていたとのこと。
目に浮かぶ。
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