血のお茶と赤い鎖

Blood Tea and Red String
2006
アメリカ
クリスチャン・セガヴスケ監督・脚本

監督自ら女性ストップモーションアニメーターである。
音楽・効果音も面白い。
セリフはない。
ヤン・シュヴァンクマイエルの弟子が作ったような感じの作品(笑。
アメリカ映画ということに驚く。
(監督もアメリカ生まれではある)。

人面鳥、人面蜘蛛、人面向日葵、、、のキャラクターが独自か。
そこに貴族階級を象徴する白鼠と嘴を持つ茶色い動物がいる。
そして白い人形、、、これを皆で奪い合う。
更に荷を引く亀。

人形特有の動きのぎこちなさが原初への郷愁を誘う。
それによる劇~物語を演じさせることで、ヒトへ逆照射する本源的な何かがある。
夢の文脈で騙られる物語。

~血と水は身体と地の底を巡り巡る~
テーマのようだ。
水や血を介して成される様々な行為が行われ、繰り返され、流転してゆく。
それが人形世界で夢の形で見せられる。
ビニルの水からそれが受け取れれば、この世界を堪能できると思う。
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