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GOMA28

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エデン、その後

LEden et apres001

L'Eden et apres
1971年
フランス、チェコスロヴァキア、チュニジア

アラン・ロブ=グリエ監督・脚本


カトリーヌ・ジュールダン、、、ヴィオレット(学生)
ピエール・ジメール、、、ディッシュマン(不思議な男)
リシャール・ルドウィック、、、マーク(学生)
ロレイン・レイナー、、、マリエ・イブ(学生)


昨日の「快楽の漸進的横滑り」のひとつ前の作品。
パリの大学生たちが「エデン」という名のカフェに集い、そのガラス張りの沢山の部屋を行き来しながら、即興で演技をして楽しむ、、、。
実際、脚本があるのだか、ないのだか、、、。
ここでもモンドリアンやマルセル・デュシャンの作品がモチーフに取り上げられている様だが、、、。
実際、それ程内容に食い込むものでもなさそうだ。
幾つもの大小のガラス張りの部屋に仕切られた「エデン」のセットが俯瞰するとモンドリアンの構図になっていそう。

LEden et apres005

ともかく、暇そうな学生が、ロシアンルーレットじみた死を賭けたゲームに興じる劇をやり始める。
ピストルで撃ってみたり、騙して毒を呑ませてみたり、、、
鏡とガラス、例によって白地に赤い血。瓶が割れて鋭いガラス片が散らばる。
全体の雰囲気はルースでニヒリスティックなものである。
それを外から観察していたアフリカ帰りのディッシュマンという男がかき回し始める。
「君たちは生きた物事に関わることを拒絶している。安全地帯で微笑んでいるだけだ」とか演出家かプロデューサーみたいなjこと言って、インドの手品を見せ、その場を変容させ~ちょっと異なる演出になってゆく、、、。

LEden et apres002

ヴィオレットの叔父が描いた一見白と青のコンポジションみたいな絵だが、90°傾けるとこれは家なのだ。
白壁に青い窓の家である。高く売れる絵だそうだ。
その絵を奪って金にしてどこそこに旅に出るのなんのという噺になり、その絵を誰かが奪いその争奪戦で殺人などが起きてほとんどが死んでゆくみたいな展開となる。どうでもよいが舞台は、どうやらジェルバ島であるらしい。
この自由な転換には驚かないが、そのエキゾチックな風景には魅せられた。
島が丸ごと白と青のコンポジションではないか。
(モンドリアンも喜ぶと言うものだ。彼は緑が大嫌いだが、ここには見つからない)。
例の絵そのままの家もあった。
(デュシャンについては、ちょっとピンとこなかった。確かめる気もしないが)。

LEden et apres003

さて、ここで何だか、ヴィオレットの幻想というか妄想か悪夢というか白日夢かただの夢みたいな映像が脈絡なく続く。
例の大学生やインド帰りの男が、死んだり殺されたりしても、次のシーンでは生きて何をかやっている。
ヴィオレットも何度か殺されかかるが、毒を騙して呑ませて相手を殺しその場を逃れる。これで毒殺も二度目である。
時制のコラージュでもない。現実ではないようなので、単なる想念~イメージが連結して行く流れのようだ。
盗まれていた絵は見つかるのだが、この絵の為に多くの人が死んだことで、彼女はその絵(の所有権)を放棄する。

とりとめのないままどうするのかと思って、煎餅を齧りながら見ていると、海辺でヴィオレットと同じ年頃の女性が、彼女を待っていた。その女性はヴィオレットに自分と同じ服を着せ、一瞬同化し(ピッタリ一つの人に重なり)彼女をこのコンテクストから解放したみたいであった。
その女性の見守る中、ヴィオレットの人影は海に入ってゆく。

LEden et apres004

夢から目覚めると(即興劇が終わると)、「エデン」にはいつも通り学生たちが集まっていた。
少なからず、映画の中で映画批評を行っているような作品だ。彼の映画は。
チュニジアが何よりもポイントである。行ってみたい、、、






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