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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
必ずパソコン画面(PCビュー)でご覧ください。
友人から、お前はトマトか?と聞かれたので、だいぶ前に使っていた写真に戻します。

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ドリームキャッチャー

Dream Catcher001

Dream Catcher
2003
アメリカ

ローレンス・カスダン監督・脚本・製作
スティーヴン・キング『ドリームキャッチャー』原作
ジェームズ・ニュートン・ハワード音楽
ジョン・シール撮影

モーガン・フリーマン、、、アブラハム・カーティス大佐
トーマス・ジェーン、、、ヘンリー・デブリン博士
トム・サイズモア、、、オーウェン・アンダーヒル将校
ジェイソン・リー、、、ビーバー
ダミアン・ルイス、、、ジョンジー
ティモシー・オリファント、、、ピート
ドニー・ウォールバーグ、、、ダディッツ


ここで度々出てくる”SSDD”とは、「クソのような毎日」という意味らしい。
Same Shit Different Dayの略。
最初、何かの作戦実行の為の暗号かと思った(笑。

”Nobound,Noplay”は、ここはボールが跳ねないから遊べない、、、から「どうしようもない」という意味で何度か出てくる。
ダディッツから貰った能力で結構楽しめたのでは、とも思うが、、、。
とってもキツイ日々を送っている大人たちのようだ。
幼馴染4人組の大人になってからの話なんて、まるで『スタンド・バイ・ミー』の続編みたいな感じもしてしまうが、、、。
かなりの悪夢である。

少年のある日、4人は虐められている知的障害のダディッツを助けたことで、彼を(象徴的な)中心として絆を強めた。
大人になって、ヘンリーは自殺願望がありピストルをこめかみに当てて危うく引き金を引きそうになる。
ピートはアル中らしい。ビーヴァーは彼の持ち歌らしい”ブルー・バイユー”からして経済的に苦境にあるようだ。
ジョンジーは、何度も事故に遭いその度に奇蹟的に生き返ってはいる。ダディッツに唐突に呼ばれるらしい。
ほとんど幸福と感じるような生活は送っていないようだ。

彼らが冬の山小屋に集まる(毎年の定例)のときに、物凄い急展開となる。
「スタンド・バイ・ミー」から飛躍し、人間世界の縁~ほぼ外部に放り出される。
何らかの感染症を疑う男を助けたところからそれは、始まった。
ここからはパンデミックホラーになる。地球の軍隊からもここは隔離されたと見放される。
彼らは得体の知れぬ敵に怯えつつ、国からもエイリアンもろとも焼き殺される運命に突き落とされるのだ。
あの「エイリアン」の幼体みたいな憎たらしいのが、感染した人の体内で育ち、お尻の穴から出て来て暴れるのだから始末に悪い。

しかしどれだけ成長が速いのか。その辺はよく分からないが、エイリアンは感染による地球支配を狙っているのだという。
何か体に異変を感じたら感染症を疑う必要はあるなとつくづく思っているところだが。
エイリアンに感染させられているかどうかはともかく。
ウイルスなどもともとエイリアンみたいなものだし(パンスヘルミア仮説をみるまでもなく)。
いやむしろあの卵から孵った小さな幼体が身体に入り込めばそのまま成長して出てくるのなら分かり易い。
むしろそっちか。
ともかく、異物は許さない。この典型がアブラハム・カーティス大佐だ。
確かにこのエイリアンは対話など可能な相手ではない。


4人とも良い奴なのだが、ここで、ビーヴァーが自己犠牲によりジョンジーを逃がすが、彼もまたミスターグレイ(エイリアンの親玉)に身体を乗っ取られる。(ちなみに、このミスターグレイというのは、ダディッツにかつて教えられた名であり、彼はこの事態をはじめから予測しており、全貌を知っていたようなのだ)。
やはり感染した女性を助けたヘンリーとピートであるが、ビールを呑んでおしっこをしているところで女性の体から這い出たエイリアンに襲われピートも絶命する。こんな風に主要キャストが次々に犠牲になってゆく。それも血みどろのおどろおどろしい惨劇に遭う。

“記憶の倉庫”に隠れる事の出来るジョンジーは身体を乗っ取られながらも、自分=意識を保ち続ける事が出来た。
この倉庫の映像が面白い。まるで秘密の地下図書館だ。
これはダディッツから得た能力なのか事故による臨死体験から生まれたものなのか今一つ分からぬが、お陰でそのミスターグレイが体外に出れば元の人間に戻れるわけだ。

モーガン・フリーマン演じる25年エイリアンと闘ってきて発狂したカーティス大佐が、ジョンジーに乗り移ったエイリアンを追い詰めてやってきたオーウェン・アンダーヒル将校とヘンリー・デブリン博士そして白血病をおして合流したダディッツにヘリで襲い掛かる。
大佐は住民もエイリアンも皆殺しにして始末する計画であり、自分の思い通りに動かぬ者は誰であろうと許さないのだ。
最後はスリリングなシーンで畳み掛ける。
ジョンジーは水源に一匹のヘビ状のエイリアンを投げ込むことで水を通して全ての人間を感染させる計画であった。
(これをすでにダディッツは見抜いていたのだ)。
カーティス大佐とアンダーヒル将校は相討ちになり、最後はジョンジーの体から出たミスターグレイとダディッツとの対決となる。
何とこの時、ダディッツも宇宙人であることが分かり、異形のもの同士の壮絶な闘いの末、双方もろとも爆発して消える。
とても面白いありそうでない印象的なシーンであった。
しかも最後に水に放り込まれる直前で仕留めたエイリアンの体内から転げ出た卵から孵化した幼体が水源に落ちそうになったところを自分に戻ったジョンジーが気づいて踏み潰す。
終始、かなりのテンションでもっていかれる映画であった。


IT イット』はともかく「キャリー」、「シャイニング」、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」、「ミスト」など彼の作品で映画化されたものはどれも傑作揃いであることに、いまさらながら唸る。それにしても凄い。
これも癖は強いが、そこに並ぶ作品に違いない。





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