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GOMA28

Author:GOMA28
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少女椿

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TORICO 監督・脚本
丸尾末広『少女椿』原作
黒石ひとみ 音楽
佐々木健一 美術

中村里砂、、、みどり
風間俊介、、、ワンダー正光
森野美咲、、、紅悦
武瑠(SuG)、、、カナブン
佐伯大地、、、鞭棄
深水元基、、、赤座
中谷彰宏、、、嵐鯉治郎
鳥居みゆき、、、みどりの母親


丸尾末広の漫画は過去に幾つか見ているが、これは知らなかった。
しかし映画と漫画である。全く別の独立した表現芸術として成り立っているものである。
いちいち原作をうかがう必要はあるまい。

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中村里砂が中村雅俊と五十嵐淳子夫妻の三女だそうだ。驚いた。確かに綺麗で大きな目がキリっとしておりお母さん似か。
この映画がデビュー作だそうだ。
かつてわたしの同僚で、その人の趣味をディスプレーするHPをわたしが製作したこともあるのだが、五十嵐淳子さんと何度も一緒にPTAの仕事をしたことがあると言っていたのを思い出す。
娘さんが同じ学校の同学年の関係からのようだ。もっと上の娘さんだと思うが(長女あたりか)。
懐かしい。ババールの収集家である。


女性監督のようだ。如何にも女性が撮ったという感じはしなかった。
実写でありながらアニメーションも挿入されており、それが効果的であったかどうか、今一つピンとこない。
実写自体がアニメっぽい感じはする。
これならもっと様式美を狙って印象強く単純化を図り、極彩色など使ってもよかったかも。
色(美術)がその環境作りをどれだけできるかでも決まって来るはず。
アニメを時折入れるのなら実写をもっとアニメ化した方が良かった気がする。
丸尾末広の世界観を表すのなら、おどろおどろしさ、やグロテスクさは生半可なものでは済まない。
それから「昭和」ではなかろうか。あまりそういった感じもなかった。
その辺、果敢に攻めるしかないだろう。

syoujyotsubaki003.jpg

キャラクターは原作を知らないので分からないが、みどりとワンダー正光、座長の嵐鯉治郎はよかったが、後はあまりしっくりこなかった。カナブンは女優がやった方がピッタリくると思う。
ワンダー正光は所謂役者の演技だった。とても豊かな歪んだ愛情がたっぷりと表現されていた。
みどりとコンビの演技は哀愁があって光った。
みどりは、幼さがよく表現されていたと思う。
この先の精神的な成長も想わせる流れも彼女の演技に感じた。

しかし脚本・演出が何とも弱く、雰囲気からしてしっかりした形が見えない。
見世物小屋?サーカス?よく分からぬが、建物~空間の佇まいも、それぞれの団員が芸を披露する様子もない。みどりもワンダー正光の横にたつだけなのか?
芸の場面なしに話を進めるのは無理があり過ぎる。
ワンダー正光の瓶に入る芸は見事だがそれだけ。気持ち悪いと客に言われてキレるところまではよしとしてその後の人を念力で殺しにかかる場面はちょっとしょぼい。かなりチープなVFXが目につく。
そうしたところは幾つもある。
みどりがいびられ暴力を振るわれるシーンも今一つ迫力がない。
みどりが女優に引き抜かれて、ゴージャスな生活をしているところはもっと描写しても良いのでは。
変化の振れ幅はあった方がダイナミックな見応えを生むし。
ワンダー正光との揺れ動く関係の有様は描かれてはいるが、もう少し深く描き込んだ方が、彼が魔法力を彼女の為に使い過ぎて最後に力尽き倒れて死んでしまう場面のインパクトを強め物語も締まると思うのだが。
このふたりの人間関係は骨子に据えるものであろう。

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恐らく(見るからに)低予算での製作であったことは分かるが、しっかりしたコンセプト、原作の読み込みがあれば、それなりの感動を生むものが出来ていたと思う。
インタビューを少し見たのだが、若者層をターゲットとして統計を取って作品作りをしたとか答えていた。
あ~なるほど、と思った。
間があると退屈するからアニメシーンを挟んだのだという。
そういうレベルか。

ものをつくる以前の問題だ。
(中村里砂さんには、次回は良い映画、というより「映画」に出てもらいたい)。

syoujyotsubaki004.jpg

監督はファッションデザイナーで、中村里砂とは以前からのお友達らしい。
それで主演を頼まれたのか。確かに綺麗で可愛らしいが、いきなりこれでデビューというのは、如何なものか?
YOUTUBEで「少女椿」のアニメーションをやっているとのこと。
こっちの方は観てみたい。




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