プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
必ずパソコン画面(PCビュー)でご覧ください。


*当サイトはリンクフリーです。

PICKUP
ハイヒール
お嬢さん
とうもろこしの島
セールスマン
トラピスト1に寄せて
「労働疎外より人間疎外」によせて
カッシーニ グランドフィナーレ
カッシーニ グランドフィナーレⅡ
シチズンフォー  スノーデンの暴露
スノーデン
シャイン
鑑定士と顔のない依頼人
英国王のスピーチ
やさしい本泥棒
末期の目
レヴェナント: 蘇えりし者
透明な身体性
森羅万象を描く デューラーから柄澤齊へ
ヴィデオドローム2 ~イスラム国 ~アノニマス
見えない重力を描く Ⅱ
美の翳りに寄せて
写真についてーⅡ
午前零時の奇蹟(シュル・レアリスム覚醒の時間)
パーフェクト・デイ ~ルーリード ~ローリー・アンダーソン ~スーザン・ボイル
未来派の画家~ウンベルト・ボッチョーニ
Balthus ~ バルテュス展行ってまいりました。
「ゴールドベルグ変奏曲」 バッハ  ~グールド ~P・オトゥール ~ニーチェ
大昔のスケッチ(詩画集のための試作)
すでに世界は終わっていたのか ~ ヒエロニムス・ボスその1
スヌーズレン002
情報リテラシー  ~華氏911 ~不都合な真実
南伸坊「歴史上の本人」
プラトーン
カレンダー
11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

20世紀少年 最後の希望

The Last Hope001

2:The Last Hope
2009年

堤幸彦 監督
長崎尚志、渡辺雄介 脚本
浦沢直樹『21世紀少年』原作

昨日の第一章のメンバーに加え、、、以下のメンバーが加わる

藤木直人、、、蝶野将平(チョーさんの孫の刑事)
小池栄子、、、高須(ともだち幹部)
木南晴夏、、、小泉響子(カンナのクラスメイト)
小日向文世、、、山根昭夫(ともだちの友達、裏切る)
森山未來、、、漫画家(オッチョ~ショウグンの子分)
ユースケ・サンタマリア、、、佐田清志(ともだちを裏切る英語教師)
六平直政、、、仁谷神父(カンナの相談役)
陳昭榮、、、中国マフィア・王(カンナのファン)
Samat Sangsangium、、、タイマフィア・チャイポン(カンナのファン)
前田健、、、マライア(ニューハーフ)
荒木宏文、、、ブリトニー(ともだちから脱走したニューハーフ)
佐藤二朗、、、殺し屋巡査
徳光和夫、、、万博司会者
小松政夫、、、珍宝楼の店主・珍(カンナのアルバイト先)
西村雅彦、、、七龍の店主(カンナがラーメンを食べる)
古田新太、、、春波夫(万博テーマソング歌手)


佐田清志(サダキヨ)がトヨタ2000GTに乗っていた。
そこには鉄人28号までぶら下がっているではないか。
何と趣味が良いのだ。
わたしも乗ってみたい車だ。
サダキヨの再現した「ともだち」の家というのも昭和オタク記念館みたいで趣きがあって良い。
サダキヨに絶交だと叫び彼の粛清に向おうとしたともだち配下が、サダキヨが火をつけ燃えてゆくハウスを見て絶叫して惜しがっていた。そりゃそうだろう。保存した方が良いに決まっているが、ギャグコメディーみたいに見える。

確かにギャグめいてきた。それは良いのだが、どうにも乗れなくなって来た。
その大きな理由は、「ともだち」が何故これほどまでに強大な支配力を得たのかが全く分からない為である。
大衆のみならず海外の人々や各国要人たちをどのように洗脳していったのか、その過程が全く描かれていないために、いきなりローマ法王とともだちになったとかそんな場面を前提に進められても全くついて行けない。

確かに第1章で、選挙にも出て政界に進出する姿勢を見せてはいたが、ここには途方もない飛躍があり、ともだちの実績も人々を引き付けるカリスマ性などの魅力も何も描かれぬままにほぼ世界の偉人扱いがされている。あり得ない。
普通に見てきて、この組織に何らかの魅力も凄さも感じられず、構成員はまるでショッカーの人々みたいで、ギャグにしか見えない。
特に佐藤二朗の巡査が出てくる場面はコメディ性が強まりほとんどギャグの世界になってしまう。
このような政党が出ても、とてもオーム真理教ほどの求心力も持てないはずである。
このどうにも間の抜けた空虚な熱狂ぶりに、説得力など微塵もない。ギャグにもならない。白けるだけ。距離が大分できる。
少なくともわたしは、ともだちに何の魅力も憤りも覚えない。それ以前に存在感が余りに薄い。
あのマスクもそうだが、フィギュアにインパクトがなさすぎる。
その意味ではヒトラーの対極にある。やっていることは大量虐殺でも。

The Last Hope002

ただ、こういう筋であるからそのように描いたとでもいうかのようにその線で進んでゆく。
原作は充分なページをさいてこちらを納得させる情報を提供しているのだろうか。
魅力的な人物は、それなりに出てくるのだが、如何せん肉付けが足りない。
感情移入の出来るのは、カンナとヨシツネ、ショーグン(オッチョ)くらいか。
ともだちは、いつまでも謎にし過ぎて薄っぺらい存在でしかない。
ヤマネとサダキヨもとても薄くてペラペラ。

それから、カンナが(神の子であっても)警察やともだち教団からも徹底してマークされているはずなのだが、その割には自由に交通している。
大概、クライムものなら何処に潜伏しようがどういうルートをどんな交通機関でどのように取ろうが突き止められその都度ドンパチ始まったりするものだが、これにはほとんどない。田村マサオが唯一、要所要所で狙撃しては来るが。蝶野将平は存在自体があやふやなもので、こんな抽象的なキャラは置かない方がよい。ニューハーフもかなり邪魔な気がする。そもそもこの辺のエピソードは何なのか?大幅に削除してもっと濃く描くべきもの~ところを描かないと(物語の骨子に関わる部分を)。

The Last Hope003

やはり物語上一方の柱である「ともだち」が薄いと物語が成り立たない。
ワザとサダキヨに「ともだち」(マスクをしているから誰でもなれる)を撃たせても、それで本人が死んだのかどうかなど分からぬではないか。単に教団の演出で新宿を通って計算通りに(替え玉を)暗殺させたにしても、あのスカスカ感はない。そして万博の開催初日のセレモニーで世界各国に生中継のなかで生き返り、神となるなどというバカげた芝居に引っ掛かる人間がそもそもいるはずもない。
この場面は酷かった。いや全体に余りに現実味がない。荒唐無稽なファンタジーでも、もっとその文脈の上でのリアリティはしっかりあるものだ。

この第2章、カンナやヨシツネ、ショーグンが頑張っていたが、共感できるようなところは、少なかった。
ほとんどのキャストは良く、特にカンナ、ショーグンは絵になっていたのだが、この描き方では活きてこない。
小泉響子も面白いキャラで、流れと共にどう変わって行くか噛んで来るのかとちょっと期待したが尻つぼみで終わった。
昭和テイストやそれに対するオマージュも分かることは分かるが、弱い。
どうやら最後の最後で、ケンヂが生きているらしいことは見てとれる、、、。

The Last Hope004


最終章も観てはみるつもりだが、モチベーションは低い。






破格の値段で5つ★ホテルと豪華な食事の愉しめる旅を! 東京オリンピックまでに自由を手にする無料動画




関連記事

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

SF PickUp