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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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聖者たちの食卓

Himself He Cooks006

Himself He Cooks
ベルギー
2012年

バレリー・バートー、フィリップ・ウィチュス監督、脚本、製作、撮影


シク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブでの毎日10万人を対象とする無償の炊き出しの光景~ドキュメンタリー。
無私の奉仕活動を続けるシク教徒の調理、給仕、食事後の片づけ、皿洗いの様子がダイナミックに描写される。
準備に入る際の堆く積まれた食材の入ったドラム缶や薪やコンロや大きな鉄板や人がスッポリ入るくらいの鍋(実際、洗うときには人が入っていた)に圧倒される。
時折映し出されるシュールな水面の表情が美しい。

Himself He Cooks003

ナレーションも音楽も無く、ただひたすら巨大な鍋で豆カレーを作り、鉄板でナンを焼き、軽業みたいにひっくり返す。
ズラッと並んで座る老若男女の銀色の皿に、それは美味しそうなカレーとナンをシク教徒がポンポンと配って行く。
それからカップに水もたっぷりこぼしながら注ぐ。
めいめいに好き勝手に食べ、お代わりも要求できる(しかし残してはならない。当然だ!)。
男が一枚だけでは足りないらしくもう一枚要求するが、気前よく2枚渡す。
ナンの焼き方も本場ならではの手際の良さ。そりゃ、10万食である。ドンドン量産しなければ追いつかない。
最後のクレジットを見て驚くが、これが500年も続いているそうだ。
圧巻。というか眩暈がする。

Himself He Cooks005

沢山の人々が黙々とインド料理をお腹いっぱい食べている光景には見ていて恍惚となる。
そして見ているうちに、自然とこちらもカレーが食べたくなる。
間違っても、カレーライスではない。ナンにカレーをつけて食べるのだ。これを見たならナンしかない!
子供が三種類のカレーをナンに同時につけて美味しそうにほおばっていた。これなのだ。
これをやる。今夜。

Himself He Cooks002

誰が誰の隣に座ろうと、これも勝手なようだ。
カースト制度など、ここで考える問題ではないらしい。
主に巡礼者や旅行者に対する食事の無償提供事業であるため、宗教、人種、性別、年齢、階級、職業は全く問わないという。
(基本的に、食事の施しを受ける場であるから、自ずと来る階層は決まってくるだろうが)。
それから仕来りであるが、この黄金寺院~ハリマンディル・サーヒブに入るときには、手を洗い、靴を預け、足を清めることになっている。国では誰もが知っているルールなので滞りなく進んでいるが、それを知らない外国人にも立て札に英語表記があって安心した。
面白いのは、預かった靴をこれまたボランティアで磨いてくれていた。
至り尽くせりではないか。

Himself He Cooks004

フィリップ・ウィチュスは料理人であり料理評論家としても有名とのこと。
調理風景を撮らせればそりゃ上手いはず。

こういう奉仕活動を続けているのは、ここしかないという。


ここに行って一度、彼らの中に並んで座り、カレーを食べてみたい。
そんな気にもさせる映像。

これって、ベルギー映画なの?!
もう一度見てみたくなる映画だ。






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