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寝る前の次女との話

shiho002.jpg

近頃、次女は眠るのが遅いのです。
ベッドに入っても(最近よくわたしのベッドで寝ます)隣でなかなか寝付けない様子。

「何かお話があったらしていいよ」と言うとなかなか答えず
「お話ちゃんと聞くから」と促すと「ヒトはなんで死んじゃうの?」
ずっとそのことについて、ここのところ考えているのだそうです。
なるほど、それでは眠れまい。

長女はなんにも考えてないだろうな。
寝顔を見れば分かります(笑

聞くと年をとることで死に近づくことと病気やケガでも死んでしまうことは承知しているようです。
で、「誰も死んで欲しくない。寂しい。」ということなのです。
なにか最近身近にそういうことがあったかなと思ったのですが、特段思い当たりません。

まあTVもあったり、幼稚園でのお友達か先生とのお話で出たのでしょうか。
でも普段、死は実際そのような具体的・個別的な事例がなければ表沙汰になることはありません。
しかし誰が死んじゃったのよ止まりで、死とは何かという「死」そのものが対象になることはないです。
一般化するにも答えが最終的に出ません。
発達段階においてどう対処するべきかも分かりません。
これまで教育の場において論じられたことはなく、一部の思想家の言説の中に見られる程度です。

とは言え、これほど絶対的で普遍的な事象に対し、考察が普通にもなされていないことは異常ですね。
他の何よりも確実に死は万人に訪れます。
よく見通しをもって生活-行動しなさいと言われます。
わたしも便宜的にそう言うことはあります。
であるなば、死に向けて何をどう進めてゆくか計画的に過ごすことが基本であろうと思います。
最も基本であろうと。

ペットなどを飼っているあなたは、しばしば考えることだと思います。
死んだ後ではなく、ショップで買うときからその予感を基調にして共に過ごしているはずですから。
だから可愛い。たまらなく愛おしい。
ご両親が戦争を体験されたあなたは、少なからず彼らの話の端々に感じることがあると思います。
戦争体験者はえてして語りたがりません。具体的には引き上げ後、一言も語らない親戚の叔父とかいます。
そもため、いやでも沈黙の時間の重さを感じます。

死は容易に語りえないものであり、他者の死について語ったところで何が分かるというものでもありません。
仮に自分の死を語る何かの思いもつかない機会を与えられたとして、そもそも語る言葉を持っているのか?
それを捉える感覚が準備されているのか?

「死とは何か」

実際、類推することも叶いません。
幼虫としてのわたしが終わり、全てを忘れ蛹となって、さらに全く新たに成虫として何処かに羽ばたくのか?
そのような飛躍を孕む非連続的な連続性を自然界を見るに付け想像してみたくなりますが。
実際どのようなものなのか。
昆虫における変態は、次の段階ではいかなる記憶も継承しないそうです。
各器官を動かすことにおいて前の記憶はことごとく邪魔になるからだそうです。
輪廻転生を考えれば、前世の記憶など覚えてはいません。
「われわれはどこからくるのか、そしてどこにいくのか、われわれとはなにか」
ゴーギャンの言葉が普遍性をもって蘇ります。

実際どうなのか、生きている人間には原理的に分かるものではありません。
例えその超越的メカニズムが判明したとしても
それが何であるのかが分かることとは別です。

次女には今はご飯をしっかり食べて、大きくなる時期なんだよと言い、
もう食べる必要がなくなった人は土へと戻ってゆくんだよ、と現象面だけ伝えました。


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THEME:文明・文化&思想 | GENRE:学問・文化・芸術 |

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