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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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ブルー・リベンジ

BLUE RUIN001

BLUE RUIN
2013年
アメリカ、フランス

ジェレミー・ソルニエ監督

メイコンブレア、、、ドワイト
デヴィン・ラトレイ、、、ベン
エイミー・ハーグリーヴス、、、サム
ケヴィン・コラック、、、テディ
イヴ・プラム、、、クリス
デビッド・W・トンプソン、、、ウィリアム


"青い破滅"である。
Amazonprimeで観た。
この自閉的な何とも言えない吹っ切れなさがリアルでよい。
ひとつの考えに囚われると人はそこから容易に抜け出せなくなる。
どうにもやりきれなくなりそれを止める理由を見つけようともするが、仮に見つかっても事態がすでにそれを許さないところまで動いてしまっている。
自らそれを欲してではないが、行き着くところまで行くしかなくなるのだ。
躊躇いながらズルズルと破滅に向かう。

映画によくある、きりっとしまった主人公によるスタイリッシュでクールな復讐劇など、この作品の前では子供騙しの物語にしか思えなくなる。
最初は身の危険と復讐心を同時に抱き、ともかく両親の仇を取り不幸な生活に区切りをつけようと思たのだろう。
オンボロ車を根城にして、みすぼらしい恰好でホームレスに甘んじているうちに、仇の殺人犯が司法取引でさっさと出獄してきてしまったのだ。
犯人を不意打ちにして痛手を負いながらも殺害するまではとりあえずは何とか成し遂げるが、、、。
その後、姉に泣きついて自分のしてしまったことを告白するも、かえって報復の危険に姉家族を巻き込んだことから彼女に強く拒絶され見放されてしまう。

BLUE RUIN002

案の定、直ぐに姉の家に潜むドワイトをファミリーが豪華リムジンに乗り、襲ってきた。
彼は脚をボウガンで撃たれ負傷する。
だが、犯人の兄を車をぶつけて気を失わせ、トランクに詰める。
このまま終わることがないことだけははっきりしていた。

昔馴染みのベンに銃のことで助力を頼み親身になって支援は貰うが、基本的には気の進まぬままに独りで敵のファミリーのアジトに潜入し最終的なケリをつけることとなる。
(この頼りになる精悍な男のお陰で長男に撃ち殺されるところを返り討ちで仕留めることにはなる。ドワイトは命拾いしたのだ)。

BLUE RUIN005


相手と実際に対峙してみると、実情は異なるのだ。
その差異が内省を呼び込み、熱を冷まし、疑問が湧き、動揺と混乱を抑える自己正当化の為の理屈を求め始める。
事実~事態の認識は人により常に(大なり小なり)ズレる。
当然のことだが、一つに事件に対する情報~認識は違うのだ。

ここではすでに亡くなっている出所した犯人の父親がドワイト家の両親を殺害し、その次男が身代わりに自首したのが実情なのだ。
父親は癌の為、獄中生活が耐えられないとみて身代わりとなったそうだ。とは言え、かなりの長生きをしたという。
いずれにせよ、敵のファミリーにとっては、次男が濡れ衣で不当な制裁にあって殺されたという認識を持つ。
そして報復に燃える。
ドワイトにとっては、もはや誰が実際に手を下したかどうかなどどうでもよかった。
この連鎖を彼はは止めたいと願うようになる。早く終わらせたい。これが一番の願いに他ならない。
姉には幼い娘が二人いる。
ここに届かないようにしなければならないと。
行くところまで行く理由つけとなるのだ。
それがなければ、もう直接両親殺害に関わったわけでもない相手を殺す必然性が自分の心中に維持できない。
彼は時折、吐きながらもヨロヨロと実行に移る。

よくあるサスペンスのようにシステマチックにことを進めて待機するのではなく、留守中の犯人の家に立てこもりながらもアルバムを眺めては眠りこけてみたり、どことなく投げやりで集中を欠く所作が目立つ。
勿論、そういったことに対して素人であり手際などよいはずもないが、やる気自体も薄いのだ。

BLUE RUIN004

そして彼らが帰ってきたところで撃ち合いとなる。
圧倒的有利な立場にいて、彼はそれを有効に利用しなかった。
わざわざ自分から彼らに語り掛け、心情を吐露してからの撃ち合いである。
ドワイトはまだ子供の三男に撃たれるが、彼に対しては発砲しない。他のファミリーを全て撃ち殺して自らも果てる。
ウィリアムは、自分の殺された父と向こうのファミリーの母との間の子であるのだ。
そのことがバレて向こうの父に両親が殺された経緯である。

ウィリアム独りが銃を投げ捨てその場を立ち去って行く。
恐らくドワイトが死ぬ間際に言った彼の隠したカギの掛かったままの車に向ってゆくのだ。

連鎖は解かれたはず。




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