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GOMA28

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デューン/砂の惑星

Dune001.jpg

Dune
1984年

デヴィッド・リンチ監督・脚本
フランク・ハーバート原作『デューン』
音楽ブライアン・イーノ、TOTO

カイル・マクラクラン、、、ポウル・アトレイデス(ムアドディブ)
ホセ・ファーラー 、、、シャッダム四世(大王皇帝)
ポール・スミス 、、、ラバン(ハルコネン男爵の甥)
フランチェスカ・アニス 、、、レディ・ジェシカ(ポウルの母)
スティング 、、、フェイド・ラウサ(ハルコネン男爵の甥)
ユルゲン・プロフノウ、、、 レト・アトレイデス公爵(ポウルの父)
シアン・フィリップス 、、、ガイウス・ヘレン・モヒアム(ベネ・ゲセリットの教母)
フレディ・ジョーンズ 、、、 スフィル・ハワト(公爵家のメンタート)
ディーン・ストックウェル 、、、ユエ・ウェリントン(公爵家の医師)
リチャード・ジョーダン 、、、ダンカン・アイダホ(公爵家の副官)
ケネス・マクミラン  、、、ウラディミール・ハルコネン男爵
エヴェレット・マッギル 、、、スティルガー(フレーメンのリーダー)
マックス・フォン・シドー 、、、リエト・カインズ博士(帝国惑星学者)
ブラッド・ドゥーリフ 、、、 パイター・ド・ブリース(男爵家のメンタート)
リンダ・ハント 、、、シャダウト・メイプス(公爵家の家政婦、フレーメン)
ヴァージニア・マドセン 、、、イルーラン姫(シャッダム四世の娘)
シルヴァーナ・マンガーノ 、、、ラマロ(フレーメンの教母)
ジャック・ナンス 、、、ネフド(男爵家の親衛隊員)
パトリック・スチュワート 、、、ガーニイ・ハレック(公爵家の副官)
ショーン・ヤング 、、、チャニ(カインズ博士の娘、フレーメン)
アリシア・ウィット 、、、アリア・アトレイデス(ポウルの妹)


フランク・ハーバートの『デューン』はどこかにあるはずなので、探してみたい。
BSに入っていたので観たのだが、短い方のバージョン(137分)であった。
出来ればもっと何が何だか分かる程度になっているであろう189分版を見たかった。
ちょっとこれでは急に場面が進展していて自然な流れがない。
心の呟きをこんなに使っては、映画としては厳しいものになる。
とは言え、初期(正式版)は10時間にも及ぶ構想であったそうで、5巻くらいに分けて放映するつもりであったか。
まさにスターウォーズである。
お金が工面できずに初版は宙吊りとなりお蔵入りしたようだ。
だが、この初版長編映画のキャストが凄まじい。
「シャッダム四世役にサルバドール・ダリ、ハルコネン男爵役にオーソン・ウェルズ、パイター・ド・ブリース役にウド・キア、レト・アトレイデス公爵にデヴィッド・キャラダイン」(Wikiより)
しかも音楽が、ピンク・フロイドとマグマである。更に美術担当にH・R・ギーガーとくる。
実現を考えた案なのか、、、。この面々で作られたら破格のカルト映画にはなっていたはず。

プロデューサーがいきなり亡くなり、一旦頓挫するがその後、「エル・トポ」、「サンタサングレ 聖なる血」、「ホリーマウンテン」のアレハンドロ・ホドロフスキー監督が先に記した10時間ものを例のキャストで構想し製作に入るも絵コンテ止まりで、予算の捻出がかなわず何でも『ホドロフスキーのDUNE』という挫折した映画製作の顛末を描いた映画が作られるにとどまったという。見る気などしないが。
この監督がそのまま無事に作り終えたとしても、相当アクの強い個性ムンムンの強烈な映画にはなっていたことは間違いない。
(それにしてもホドロフスキーの次にリンチとは、余程プロデューサーは個性的なSFを作らせたかったのだろう)。

Dune002.jpg

そしてデヴィッド・リンチ監督に引き継がれ何とか違う形で完成にこぎつけた本作。はっきり言って何処から見ても中途半端感は否めない。駄作でつまらない類のものではないのだが。
120億円の製作費を使いすったもんだの末にスケールダウンしてこれでは、、、巨大な脱力感をファンや関係者や評論家は味わったのでは、、、。
「最終決定権が監督自身になかったことから、大変悔しい思いをしたし、残念な結果を迎えた」(Wikiからリンチ監督の回想)。
しかし、このダイジェスト版みたいな大味なぎくしゃくした映画はわたしにはそれなりに楽しめた。
デヴィッド・リンチ監督ならではの身体感覚が滲んでいるからだ。
彼のツインピークスにはなくてはならない主役のカイル・マクラクランも若さ漲る感じで飄々とやっているところも大きい。
なかなか若いうちから個性的な役者だと思った。

ブライアン・イーノが絡んでおり、音の演出は大変面白かった。
ベルイマンの映画ではいつも重厚な主役を演じるマックス・フォン・シドーが他の映画ではこのようなSFの脇が多いことに気づく。
だが、彼が出ているだけで嬉しい。
スティングは、何とも野心的な雰囲気をここでも出していた。まさにこういう人だと思う。

Dune003.jpg

さて内容だが、何とも言えない(笑。日本の特撮TVのノリにも似ている。勿論、圧倒的にこちらの方が重厚だが(ノリは軽い)。
ただ、後のSF作品(映画、アニメーション)にかなりの影響を及ぼしていることは分かる。
リンチ色(臭)を脱色して利用したようなところ~場面・ガジェット・衣装その他は、ところどころに散見された。
あの「ギルド」というのは、リンチ100%ものであった。
(ホドロフスキー色やリンチ色がそのまま使えるはずがない)。

独特のディテールは比較的よく作り込まれていると思った。
良くも悪くも監督の個性・趣味~身体性の匂う映画である。
ただ、監督の思うように作らせなければ。もう少し尺もあげて。そう二部作くらいにして作ればもう少し周到な計画で、構造のしっかりした作品も作れたのでは、、、。
ともかく発表前にブラッシュアップもう少しでもかけておけば、と愚痴りたくはなる。
(デヴィッド・リンチ監督は好きな監督であるし残念な形で出してほしくはなかった)。

Dune004.jpg

Arrival”、”Blade Runner 2049”のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもとでリメイクされるらしい。
SF映画では考えられる最高の監督だが、これを引き受けるのはどうしたものか、、、
余り無理をしないで欲しいものだ。
どうやら二部作とするらしい。賢明だ。




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