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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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About the Pink Sky

About the Pink Sky001

2011年

小林啓一 監督・脚本

池田愛、、、川島いづみ(高校生)
小篠恵奈、、、小野蓮実(いづみの親友、高校生)
藤原令子、、、黛薫(いづみの親友、高校生)
高山翼、、、佐藤光輝(天下り官僚の息子、高校生)
西田麻衣、、、麻衣(いづみの友達、高校生)
渡洋史、、、花屋店主
桃月庵白酒、、、印刷屋のオヤジ


女子高生のリアルな空気感が感覚的に伝わってくる映画であった。
主人公の川島いづみはなかなか魅力的である。
新聞を読み漁り、記事に採点しているところなど変わっているが。
そのせいで世事には詳しいし一過言もっている。
おやじみたいに(そういえば一頃、おやじギャルっていたっけ)。
印刷屋のオヤジと釣り堀でタメ口というより完全に上から目線で話をして、相手に兄貴呼ばわれされているところなど、生半可な女子高生ではない。みたいだが。
ともかく、面白いし世の中舐めてはいるが憎めないキャラである。

About the Pink Sky003

金持ちの天下り官僚の息子の財布をいづみが拾ったことから話が始まる。
それは親父からくすねた金がたんまり入った財布で、いづみにとっては、どう使っても構わない汚い金なのだ。
彼女は男らしく印刷屋のオヤジに好きなように使いなと言って渡してしまう。
(金に執着はない彼女ではあるが、ボーリング場でバイトをしており、もっと割の良いバイトは探していた)。
だが、オヤジは10万だけ残して彼女に返したりする(残りの金も仕事がうまくいったら必ず返すという)から、そこから色々と親友(悪友?)の小野蓮実と黛薫や落とし主の佐藤光輝を文字通り巻き込む妙な展開が生まれてゆく。
女子高生トリオがそれぞれ違う高校であることから、中学時代に余程深い繋がりが出来ていたことは察せられる。

About the Pink Sky002

ここでも何故か光輝は彼女らに新聞づくりを命令する。
勝手に20万円人に貸してしまったところから、彼には逆らえないのだ。
いづみは貸した張本人だし、蓮実はイケメンの光輝を彼氏にしたいし、薫は面白そうだし、という感じ。
それにしても新聞に拘る映画だ。
わたしはここ数十年間、新聞など読んだことがない。つまらないからだ。
だからとても新鮮な感じである(今時女子高生の映画なのにモノクロというのも新鮮)。
何でも入院中の光輝の愛するカズミが早く退院したいという気持ちになるための新聞を作れということで、彼女ら3人が(主にいづみが)奮闘する。何故か色々理屈は捏ねるが、いづみはトリオにおいて一番の下っ端であることが分かる(第三項排除とまでは言えないが)。偉そうに指図するのは蓮実で、グループの実質中心なのは薫で、いづみはいつもこき使われている。背後で画策する割に、光輝も思うように動かない。この一連の騒動の始まりと終わりは彼女によるものではあった。

About the Pink Sky005

それにしても、淡々と楽しく進行する飽きない噺であったが、いづみが入院中のカズミが男子で光輝がゲイであったことを知る場面は、演出も含めなかなか冴えていた。
ほとんどのキャストが新人であったそうだが、かなりの芸達者である。
素人っぽいところが自然に見えとても上手い。

About the Pink Sky004

カズミが亡くなり、いづみの光輝に対する考え~イメージが変わる。
自分に酔っていた部分も色々と見えてくる。
カズミが生前ピンクの空が観たいと願っていたことから、葬式にいづみが何やらお棺と一緒に燃やすとピンクの煙が立ち上るという物をたんまり買ってきて、その煙を見上げながら光輝と一緒に「カズミ!」と叫ぶあたりで、こちらも感動していた、ことに気づく。
いづみがひとつ皮がむけて、気づきを得た爽快感とでもいうところか。
とても良い感じでエンドロールかと思いきや、最後に大きなくしゃみを光輝にひっかけるところで幕となる。
このへんのセンスが好い。


続編が観たかった映画である。
もうすでに8年経過していて、この時のキャストも立派な大人であり、現状にそのまま合わせて設定を変えても、ちょっと連続性は難しそうな気がする。
でも、この続編なら観たいな、と思う。
(全く違うキャストでやっても、このストーリーと空気感を受け継いでいたら、きっと面白い)。





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