万能細胞 またも脚光をあびてます ”STAP!”

私は再生医療には期待しています。
今回はSMAPではなくSTAPです。
誰もが恐らく興味津津だと思われます。
大きな病に限らず、衰え欠損した部分を抱えている人は多いですから。
しかし、前回のノーベル賞の山中伸弥教授のips細胞については
遺伝子を細胞の中に入れて作る工程等大変難しい研究で、これからの見通しやガンの可能性等のリスクも含め、あまり身近な印象は受けませんでした。
細胞は元に戻れない。
老いと死に向かいひたすら転げ落ちる人間にとって、多大な興味の惹かれるところではありますが、
(私はすでに再生医療をしているとか言うヒトも出てきて混乱が起きたことも記憶に新しいです)
細胞初期化は生命にとってどういうものになるのでしょう。
根本的な議論も呼ぶところでしょう。
少なくとも病気や事故で体のどこかを欠損した人にとっては朗報になるはずです。
人間もそのうち「いもり」のように再生出来るのでは。
研究成果は明るい未来を予感させるものには違いないです。
いずれにせよ、
基礎研究ですが、細胞に刺激を与えると悪い影響が出るというこれまでの常識?を覆したこと。
小保方晴子さんのTVでのかいつまんだ説明がとても分かり易いイメージを与えたこと。(オレンジジュースなど)。
生まれたてのマウスのリンパ球に酸性の溶液で刺激を与え一週間の培養でマウスに移植したところ神経や筋肉など様々な細胞に変化したという万能細胞が何かあっけなく出来るという現象には、唖然とさせられるものがありましたが、他の教授らが、データがとてもしっかりしているということを口を揃えて言っているためこれは実証性のある現象なのだと、推察できます。
そのプロセスの単純化。
ガンへのリスクの低さ。
今現在は基礎研究段階とは言えすぐに実用化されるのではという期待感。
早くも若返りへのイメージで色めき立っている向き(特に女性)もふくめ。
研究者が若い女性、割烹着、ムーミン、ヴィヴィアン・ウエストウッドというのも広く一般に受けます。
(そう言えばムーミン100周年で記念グッズがたくさん出てますね、これも連動しそうです)
話題性には事欠かないですね。”STAP細胞”
多能性幹細胞
山中伸弥のips細胞の研究とともに大変興味の惹かれる研究です。
各TV局でもドラマ性を演出しながら小保方晴子さんをその周辺から取材していましたが、ひとつ最近の傾向でしょうか、本田選手からやけに小学校の作文等が公開されますね。小保方晴子さんの場合、小、中、高に渡ってですから。しかしここでも十分に公開に耐える、自分の今現在に直結する関心とこれから先の課題・展望まで語っているのですから言うことありません。おまけに詩まで書いてるし、作文コンクールでも優勝を果たしており、ご本人にとっては何の問題もないことですが、これから世に出るぞという人は、これも考えに入れ小学生から下手な作文は残せないですね。偉大な成果を何かで出しても、小学校時代こんな作文書いてたんだと笑いものになる可能性もあります。こりゃ大変だ。
小保方さん自身もメディアの狙いに沿った「もうやめてやると思った日も泣き明かした夜も数知れない」や周囲の「大変な努力家」という評や「割烹着愛用」と共に、ふっと新鮮な風を感じるベタな好感度を呼んだようです。特に巣鴨のおばさまたちからは好評だったようですし、洒落で文武両道というのも万人受けしてしまったような。
つくづく感じたのは、若い感性で自分の信じた研究が継続できる大切さです。
教授の下働きでひたすら下積みなどしていたら30歳でこんな快挙は挙げられません。
自分の信じたことを誰にも邪魔されずひたすら進めることができる。
ピンクの壁がそれをよく物語っていました。
努力が出来る環境が得られていたことは、いくら周囲が石頭で理解が薄かったとしても恵まれていたと思います。
新規の医療技術。
こりゃ将来的にどのくらい儲かるのでしょうか?
言うまでもないことですが、ここが大変重要なポイントです!
その見込みのないものは研究自体すぐに萎みます。
すでに試算している人もいると思います。
文科省の下村さんも支援を公言していますし、国も戦略的資金を出すことでしょう。
久しぶりの良いニュースが見られました。
うちの娘の世代にはきっと有効に使われているはずです。

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ES細胞も研究は進められているのでしょう。
但し、細胞の樹立には、受精卵か受精卵kら発生が進んだ段階の初期胚を必要とするため、倫理問題が必然的に生じます。
ヒトES細胞の制作は確か先進国では禁じられていたはず。
ただ、不妊治療で母体に戻されなかった凍結保存された胚で、破棄が決まったものの利用は許されていたはずです。
日本におけるES細胞の製作についてです。
コレを見ても、STAPというのは、将来的に医療の場での実現が早そうですね。
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