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GOMA28

Author:GOMA28
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スパイダーウィックの謎

The Spiderwick Chronicles001

The Spiderwick Chronicles
2008年
アメリカ

マーク・ウォーターズ監督
ホリー・ブラック原作『スパイダーウィックの謎』
ジョン・セイルズ脚本
ケイレブ・デシャネル撮影監督

フレディ・ハイモア 、、、サイモン/ジャレッド
サラ・ボルジャー 、、、マロリー(姉)
メアリー=ルイーズ・パーカー 、、、ヘレン(母)
ニック・ノルティ 、、、オーガーのマルガラス
ジョーン・プロウライト 、、、ルシンダ叔母
デヴィッド・ストラザーン 、、、アーサー・スパイダーウィック(大叔父)

他に、ゴブリン・ホブゴブリン・グリフィン・ト ロール・ホグスクィールなどが登場


シンプルに映像はVFX含め美しかった。
特に導入部はワクワクさせる演出で秀逸。
標本や書物の雑然と置かれた素敵な部屋で、ディテールの映し方も良い雰囲気で煽るではないか。
何と言っても妖精の出てくるファンタジー物なのだ。
普段、まず観ない映画。
ファンタジーで、魔法を使うと、単に何でもありの自堕落な噺になってしまいもうすぅきにしなさい、てな感じになりがち。
これはその類のものではなく、節操はあった。
現実からきっぱり離れて何処かに行ってしまわないように進行する(アーサー・スパイダーウィックはかなり行ってしまうか?)

Amazonprimeの次のお勧めに従って観てみた。
何と受動的な。
わたしも少なからず巻き込まれたのか?

The Spiderwick Chronicles002

この映画でもいきなり魔物に取り囲まれ大変な目に合う、何も知らず古い屋敷に引っ越してきた母と娘と双子の息子一家の物語だ。
気配で期待感を煽りつつ進むところは上手い。
やがて妖精が出てくる(見えるようになる)のだが、これが小憎らしい姿の可愛げのないものばかり。
特にゴブリン。如何にも悪そうな造形~フィギュアでウジャウジャいる。
妖精と言われて普通に連想するのは羽をもったエル・ファニングとか、、、なのだが(残。
この映画はやはり現実的だ、渋いものに当ったとつくづく思う。

その恐ろしく可愛げのないゴブリンとかその親玉の何にでも変身できる極悪のマルガラス相手に闘いが繰り広げられる。
このファミリーにとっては不可避的に戦わざるを得ないのだが。
向こうの要求は、妖精図鑑の本をよこせというもの。
大叔父のアーサー・スパイダーウィックが80年ほど昔に妖精を研究して著したもので、これが悪い妖精の手に渡ると世界がそれの支配下に落ちてしまうらしい。そんなこと言われると、すでに幾重もの(構造的な)支配に甘んじているようにも思えるのだが、われわれも。

The Spiderwick Chronicles004

元主の彼らの大叔父アーサー・スパイダーウィックはその本を完成させたばかりに風の妖精に何処かに連れていかれて消息不明のまま故人の扱いに、その娘のルシンダは父を探しにいったところでゴブリンに腕を切りつけられ、自殺未遂と受け取られサナトリウム暮らし。だが未だに父は135でも生きて戻ってくると言い張る。
屋敷にやって来た母ー子供ファミリーは父親と離婚したところで、まだその事実を双子の息子は知らされていない状況。彼らの父も不在の存在なのだ。それもあり母子関係は特にジャレッドと母が対立し緊張状態で不安を抱えている。

屋敷に入るや早速やんちゃなジャレッドがお屋敷探索をして屋根裏の隠し部屋にて美味しそうな本を探し出してしまう。
その本の表紙に但し書きが乗せられていて、そこには「この本は決して読んではならない」とあった。
好奇心旺盛な反抗期の少年にとっては、お母さんに内緒で隠れて是非読んでね、を意味する(魔法ファンタジー的に言えば「封印を解いたな~」、というところか)。
彼はすぐさまその本の内容を読み、覚えて実際に魔法を使ったり、、、結局結構使いこなせる本であることが分かる。
マルガラスに奪われなければ、面白く使えてよいみたいにも思える。
あのでかい鳥、いやグリフィンにも乗れたり、、、。ハリーポッターにもなれるぞ。

The Spiderwick Chronicles003

だが、その本を屋敷の保護サークルから出してしまったことに誰もがとても神経質に慄く。
ジャレッドが余りに警戒心や危険認識が無さすぎるところもあり、些か無謀な展開も見せる。
サークルの外に絶対出すなと書かれていたのをしっかり読んで、その直後に外に本をもって出る、天晴な少年だ。

こちらには、どうも実感が湧かないが、その本を巡りそれを絶対的に守る基本ルールの元に展開する。
ゴブリンたちはやたらとしつこく付き纏うし、襲い来るマルガラスは凶暴で凶悪である。
しかしゴブリンは小粒の悪役に過ぎず、ここで唯一の超越的な能力を持つのはマルガラスくらいか。
人間側も何とか知恵を働かせ、可愛くない妖精の協力者も加え、ぎりぎりで凌いでゆく。
本の恐ろしさのどうも分からぬままともかくそれを渡してはならないというルールで逃げては迎え撃つアクションがスリリングに続く。
本にはゴブリンを退ける薬品の作り方など記されているが、特殊能力などは最後まで出て来ないことで、逃走劇の緊張感は維持される。クラッカーにハチミツ塗ったのが好物というのは、妖精に親近感を持つ。

The Spiderwick Chronicles005

終盤のお母さんがようやくジャレッドを信じ、皆で屋敷に立てこもり敵を迎え撃つところでは、秀才サイモンのトマト爆弾が功を奏し、ゴブリン殲滅。
するとこのタイミングでドアを叩いて入ってきたお父さん。
シチュエーション的にあり得ないが、とりあえず質問するジャレット。
僕に何か言うことない?
お前を愛していると言いに来た。
ナイフでグサッて、なかなか賢い。
見抜かれ怒り狂ったマルガラスに屋根のてっぺんまで追いつめられるジャレットであるが本をそれっと夜空に投げる。
それを取りに鳥に変身して飛んでゆくところを鳥大好物のホブゴブリンが喰ってしまう。

悪い妖精を退治し、落ち着いた屋敷にルシンダ叔母を連れ戻してくる。
そこに何と夥しい風の妖精に孫悟空みたいに乗っかったアーサー・スパイダーウィックがやって来た。
ルシンダは父が約束を守って戻ってくれたことに喜ぶも、彼はそのまま戻らないと霧のように消えてしまう身であった。
それでは一緒にあちらの世界に行きましょうと、手を取ると80歳を超える彼女は幼い娘となり二人仲睦まじく戻って行くのであった。



まとまったファンタジーであった。




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