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GOMA28

Author:GOMA28
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スターレット

Starlet001.jpeg

Starlet
2012年
アメリカ、イギリス

ショーン・ベイカー監督・脚本

ドリー・ヘミングウェイ(マリエル・ヘミングウェイの娘)、、、ジェイニー(ポルノ女優)
ベセドカ・ジョンソン、、、セイディ(老婆)
ステラ・メーヴ、、、メリッサ(ポルノ女優)
ジェームズ・ランソン、、、マイキー(メリッサのヒモ)

ここのところ、ずっとAmazonprimeで観ている。
観ていないソフトが幾つもあるが、、、。

馬鹿げた邦題無視。しかし原題もなんだこれ。このチワワが何だというのか?
しかし、実に不可思議な交流を描いているにも関わらず、淡々とした映画であった。
空気感は寧ろ心地よいのだ。
カリフォルニアのカラッとした明るさが主調になる。
ドリー・ヘミングウェイの掴みどころのない爽やかな雰囲気によるところも大きい。

ガレージセールの花瓶を買いに来たジェイニーに対し、おばあさんが「それは魔法瓶だよ。返品には応じない」と念を押して売った時点で、この「魔法瓶」は特別な容れ物であることが窺える。
案の定、それには多額の札束が押し込まれていた(1万ドル)。
きっとそのおばあさんは、先着一名様に大金を詰め込んだ魔法瓶をプレゼントしたのだ。
もう自分にはこんな大金には用もないというところか。

ジェイニーは大金で、それが気づかずに入っていた可能性もあり、魔法瓶を返しに行ったが返品は受け付けないの一言で持ち帰ることになる。
彼女はおばあさん宅を見張り、タクシーで買い物に行っていることを知り、自分が車で彼女を送迎することに決める。
付き纏い無理やり送迎することを怪しまれ、一度は警察に訴えられるが、疑いは晴れそれ以来、頻繁に送迎やビンゴ大会やお茶、朝食などを共にするようになる。
ジェイニーとしては、せめてそんな形でお金の分を還元したかったのか。
自分がポルノ女優であることは、ずっと伏せていて、派遣の仕事をしているような、ニュアンスを伝えている。

そのおばあさんセイディは週末に僅かな賞金の出るビンゴ大会に出るくらいが趣味で、その他はスーパーで買い物するだけの余生を孤独に送っている。人付き合いもしない。ペットもいない。庭は荒れるままに。部屋も片付けない。
他の家族は死別したようだ。夫はギャンブラーであったという。
子供もいない、と答える。
厭世的な生活を送るセイディであったが、ジェイニー相手に喋るようになり時折笑顔を見せるくらいに打ち解けてくる。
パリに憧れをもっているらしい。

ジェイニーの職業柄の性格であろうか、介護の専門家にもいないくらい非常に献身的で対等な姿勢をもってセイディに接する。
彼女のDVD発売記念のコンベンションでのファン対応にもそれがよく表れていた。
撮影現場でも、仲の良い職場の同僚みたいな雰囲気でサラっとしている。
しかし、同じ職業にあっても、彼女と同居している女優のメリッサなど酷く自己中心的な性格であり、しかも強欲である。おまけにジェイニーがわたしの為でなくおばあさんの為に金を使っていることに腹を立て、事もあろうにセイディの家に押しかけ、ジェイニーがあなたの金を盗んだからその罪悪感から付き合っているだけで、あなたの友達でも何でもないと訴えに行く。
散々、ジェイニーに世話になっておいて、この浅ましさである。
セイディは唖然としてそれを聞くが、それでジェイニーに対する態度を変えることはない。

結局、ジェイニーは8000ドルを使い、セイディの憧れの地、パリに旅立つことにする。
つまり、受け取った金ほぼ全てをおばあさんの為に使う。
空港に行く道すがら、セイディの夫の墓石に花を手向けることをジェイニーは頼まれる。
墓参りでジェイニーは気づく。夫の横に娘の墓を発見する。
セイディには18歳で亡くなった娘がいたのだ。
子供はいない、と言ったのは亡くなって、もういないということを意味していた。
「フランク・パーキンス献身的な夫」その隣の墓標に「サラ・パーキンス愛すべき娘」とあった。

セイディは、かつては愛情深い日々を送っていたことを窺わせる。
そしてあまりに若くして逝ってしまった娘の面影を今やジェイニーに重ねているのかも知れなかった。
或いは、メリッサの暴露話に対しての何らかの確証を得ようというものか。
気になるのは、ジェイニーの何とも言えぬ表情~反応である。
わたしには判別できない。


ほぼ、ドリー・ヘミングウェイとベセドカ・ジョンソンの映画であった。
チワワの印象は残らなかった。どこがどうチワワなのか。
ドリー・ヘミングウェイ、とてもいい感じの女優であった。
作家アーネスト・ヘミングウェイの曾孫となる。
(マーゴ・ヘミングウェイは叔母)。

わたしもパリには行きたい。



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