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GOMA28

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クワイエット・プレイス

A Quiet Place004

A Quiet Place
2018年
アメリカ

ジョン・クラシンスキー監督・脚本
ブライアン・ウッズ、スコット・ベック脚本・原案


エミリー・ブラント、、、 エヴリン・アボット(妻、妊娠中)
ジョン・クラシンスキー、、、リー・アボット(夫)
ミリセント・シモンズ、、、リーガン・アボット(長女、聴覚障害者)
ノア・ジュープ、、、マーカス・アボット(長男)


アボット一家に焦点を絞り凶悪エイリアンとのサバイバル戦を描く。
(この事態が局所的なものなのか全世界レベルの出来事なのか、、、特に説明はない)。
音を極限的に絞り、ひとつのファミリーに限定し、その地域は明らかに酷い田舎であり、夜の場面が多い(夜の漆黒の水溜まり)。この絞り込みから特異な極限閉塞空間が現出している。
その空間に「それ」は突然音に反応し現れ、襲い掛かり殺戮を繰り返す。「それ」に視覚はないらしい。
クリーチャーのデザインはギーガー調であるが、やはりこの辺に落ち着くか。
一家はコミュニケーションに手話を導入し音を出来る限り排除した密やかな生活を営んでいる。裸足で歩いている。
(長女が聴覚障害者であることから手話による会話は必然的な移行に感じられる。他の家族よりその点でアドヴァンテージは高かっただろう。それで生き残っているのか)。

静謐な展開の為、息が詰まる怖さである。
他の家族や州や国や外国は一体どうなっているのか(そういえば無人のスーパーに行方不明者の貼り紙が沢山あった)。
この事態に国防省が何らかの対策を打ちたてなかったのか?その前に大打撃を被ったのか?
だいたい大騒音が途切れない都会などはどうなったのか?
もしかしてすでにそういう場所は全滅しているのか、、、地下に潜ったのか?
父の補聴器作成デスクには新聞記事が沢山貼られており、エイリアン対策の練られた跡は窺える。
外部との通信場面などはないため、もう誰かの助けを期待できる状況ではないらしい。
(そう、この映画には外部が存在しない。とんでもない窮地に立たされていることが分かって来る)。
ほぼ孤立状態、、、ならばこのような苦境にあっても子供~子孫は作る必要があろう。
赤ん坊を育てる部屋も準備されていた。これは彼らにとっての挑戦でもあろう。そして無論、希望だ。
人類は急速な先細り、後のない事態にある。
(湖に外来種が放たれ在来種の魚が全滅してしまった例と同様)。

エイリアンは空は飛びそうもないため、上空からのおびき出し攻撃などどうなのか?
軍用ヘリなどもうないのか。
音と言っても反応する周波数帯はどれくらいなのか、、、音に敏感なら逆に音を利用する手があろう。
、、、怖いながらも色々考えてしまった。
ともかく怖い。

A Quiet Place002

この一家は以前、4歳の末っ子をエイリアンに殺されている。
それが誰ものトラウマとなっており、その子に(音の出る)おもちゃのロケットをそっと渡した姉は自分を責め、父親との関係を悪くしていた。その男の子は、ロケットでここから脱出すると言っていた。
(ここには、弟が殺される原因を作った自分を父が憎んでいるという娘の一方的な思い込みがあった)。
父はその娘の為に何度も補聴器を考案して試させている。
これが最終的に残された彼の家族を救うガジェットとなった。

A Quiet Place003

水に浸かりながらの対峙と謂い、サイロに落ちたところへ急襲するなど、このクリーチャーはどこにでも突然現れる。
ここがヒタヒタと近づく日本の幽霊とは趣が違う。
忽然と現れ瞬殺である。
しかし、父の作ったリーガンの補聴器が敵を遠ざける凶器いや武器となる。
彼女は、残された母と長男と生まれたばかりの弟と共にいる自宅で、迫って来る相手を前にして気づく。
補聴器のハウリング音?である。
これをマイクから拡大して相手に聴かせる。
音に敏感であればその弱点も音にあるはず。
最初の頃に直観したがほぼその通りに展開した。
その音に苦しみ悶え倒れる。痺れた後起き上がりざまに母から銃で撃たれ退治される。
弱点を掴んだ母娘の不敵な微笑みで終わる。

A Quiet Place005

エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーは実の夫婦であり、ミリセント・シモンズは本当の聴覚障害者である。
真に迫る演技であったが、よく分かる。

何と言うか最後まで見ると妙に爽快な映画であった。



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A Quiet Place001

サイロに落ちた光景が印象的であった。
コーンの粒がさらさらツルツルした砂なのだ。
文字通り蟻地獄に落ちてしまう。

様々なシーンのディテールの質感までよく描かれていた。

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