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GOMA28

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カイジ 動物世界

kaiji001.jpg

動物世界 Animal World
2018年
中国

ハン・イエン監督・脚本
福本伸行原作「賭博黙示録カイジ」

リー・イーフォン、、、カイジ
マイケル・ダグラス、、、アンダーソン (ゲーム主催者)
チョウ・ドンユィ 、、、リウ・チン(カイジの彼女、看護婦)
ツァオ・ビンクン 、、、リー・ジュン(元不動産業の悪友)
ワン・ゴー、、、モン(ゲーム中に仲間となる詐欺師)

漫画も日本の実写映画も見ていない。
賭け事ものは、浜辺 美波主演の「賭ケグルイ」TV版を見ているくらい。
そういう賭け事の複雑なやり取りは面白いとは思うが、いまひとつよく分からない~ついて行けないところはある。
ただ、演出の持って行き方で、緊張感たっぷりに鑑賞できる(爆。
(高杉真宙が大騒ぎするせいで盛り上がる)。

それにしてもこの映画では、賭け事の緊迫感とは別にカイジのトラウマから発する(発作の?)ピエロイメージの暴発がある。
アメコミ風アニメが突然飛び出る面白い発想だが、衝動的な高ぶり~激情を象徴的する脳内イメージなのか。
子供の頃見たTVヒーローらしいが、それが時に現実とのダブルイメージとして3Dで暴れまわったりする。
変身シーンなどのVFXは相当なものである。ただの演出~想像を超えピエロと一体化し現実に暴力行為に走っているシーンもあり、まさにダブルで重なってしまう。
何とも言えないが、異様だがポップで軽快なリズムを生む効果は抜群だ。

kaiji002.jpg

このカイジという人は、定職に就かずバイトで意識の戻らぬ母をずっと入院させて看病しており、常に金に困っている。
その病院の看護婦リウと彼は慕い合っている。彼女は彼の母の面倒も見ている。
いよいよ金に困り、彼は悪友リーの持ちかけた内容も定かでない投資話を呑み自分の家を抵当に入れてしまう(権利書を手渡す)。
すると怪しい男がカイジのもとに現れ、アンダーソンという謎の人物に引き合わされる。
そこでカイジは、リーによってはめられたことを知り、彼は保証人として多額の借金を背負い込む身となっていた。
彼はアンダーソンにディステニー号に乗船しそこでゲームをやって形勢を逆転する気があるか確かめられる。
そこで行われるゲームは、勝てば借金はチャラになるが、負ければ命がないという凄まじいゲームであった。
(この辺、船の豪華客室ではゲームを命がけでやっているプレーヤーを優雅に観察して楽しむVIPがいるなど、人狼ゲームを思い起こすものだ)。

カイジには乗船する以外にもはや選択の余地もなかった。
船には、多額の借金をそこで帳消しにしあわよくば稼いでやろうと構えている一癖も二癖もあることが見て取れる如何にも危なそうな連中が集められていた。
生死を賭けたゲームは何とじゃんけんカードによるものであった。
グー・チョキ・パー各4枚合計12枚と、星が3つ配られ、カードを使い果たし、星が3つ残っていれば勝ち残り生還できる。
星やカードの売買もでき、それによっては生還だけでなく大儲けも可能となる。
だが星がなくなる、またはカードが残る場合は、死を覚悟しなければならない。
ルールとしては極めてシンプルではあるが、策略を巡らす多人数を相手にただ運では到底勝ち抜けないものである。
ここからは、かなりの尺で延々とスリリングな頭脳戦~姑息な騙し合いや不正も含め、激闘が繰り広げられてゆく。
正直、これほどじゃんけんカードで熱の上がるゲームが可能になるとは思わなかった。

kaiji003.jpg

こういうゲームが元々あるのか、この映画で考えられたものなのか、原作にあるのか分からないが、よく練られたゲームである。
相手の性向を見て心理的に札を読むのにはじまり、ゲームへの取り組みパタンがグループ単位で策略を練り連携を取って戦ったり、カードを借金して主催者から購入して会場に回る手札の操作をし数学的な計算を元に戦うなど、ここまでやるかと感心する。特にカイジである。ただの喧嘩好きの青年ではなく、数学の特異な切れ者なのだ。
これだけ数学的思考が得意なら、金設けは日常生活の中でとっくに出来ていたのでは、と不思議に思う。
ともかく、カイジの凄さと共に周りの人間の自己中の強欲さ卑劣さばかりが浮き上がって行く。

最初の彼のだらしない乱暴者のイメージから次第に頭の切れる人情にも篤い男ぶりを見せてゆく。
カイジはどんどん格好よくなってゆくのだ。
しっかり勝って金もせしめ、彼女の元に無事に帰る。
だが、どうやらハッピーエンドに落ち着かない、、、。
不穏な終わり方で、はっきり続編を予告していた。
勿論、観たい。

面白い映画であった。
原作と邦画の方は、暇があったら観てみるのもよいか、、、。
(あくまでも余裕次第である)。



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