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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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プラネット・イン・ブルー

The Living Sea

The Living Sea
1995年
アメリカ

グレッグ・マクギリヴレイ監督

メリル・ストリープ、 、、ナレーション
スティーブン・K・カトーナ
ジュディス・コナー

スティング音楽


この映画は環境ビデオにとても良い。
ときおり、背景に流しておきたい。
考え事をする時に合うとは思わぬが、感性を使う仕事やリフレッシュしたいときや瞑想に耽りたいときにも良いと思う。
単にのんびりしたいときにもとても合う。
時間(尺)も程よい。


美しい海洋生物の多様性を改めて味わった。
また、海辺で遊ぶ人たちにもスポットを当てる。
海と人は切り離せない。
どれほど深い繋がりがあるか。
潮とともに生まれ、潮とともに死ぬ人たちに思いを馳せる。
(潮によって舟は送り出され家族を養う魚を与えてくれる)

「海は繊細なクラゲを包み込む一方で、屈強なクジラも育む、、、
、、、知識を深めることが大切で、知らなければ守れない。
深く理解すれば、その対象を愛せる。」

まったくその通りだ。
メリル・ストリープが語ると確かな説得力がある。
(やはり違う)。

だが、この映画は科学ものではない。
様々な説を紹介するようなことはしない。
また、海と人間との関係の大切さを語るが、環境問題や政治・経済を説いたりしない。

只管、美しい海とスティングの音楽にメリル・ストリープのナレーションの絡み合った映像を雰囲気たっぷりに流してゆく。
細かいことは言わない。
世界の海は繋がっている。
基本的にはそう述べるだけ。

とは言え、平板なイメージの垂れ流しにはならない。

印象的だったのは、カナダのファンディ湾の緩慢の落差である。
舟が岸に座礁しているのか、と思いきや潮が満ちると海の上にポッカリと浮かぶのだ。
この風景の違いが笑ってしまうほど面白い。まさに自然をありありと感じさせるものだ。
普段、月の引力をこれだけ感じられることもない。

そして、風による荒波である。
攪拌である。嵐による遠心力で派生する波が一週間かけて岸辺に到達する。
数千キロ移動した波相手に仕事をするアメリカ沿岸警備隊の元気な波乗りぶりも楽しく描かれ、、、。
地球を回って来た波に乗ることで、自然との調和と深海の神秘を想う瞑想的な時間をサーファーは与えられる。
海と人の一体感はこんな場に感じられるのだろう、としばし想う。
(遠い昔の海と人の関係が思い起こされる)。

更に海の健康診断ということで、遠隔操作無人探索機で深海を調査するときに現れたクダクラゲには驚く。
数百の個体が集まり一つの生命体を形成しているという、オーガニゼーションの妙。
巨大な体の各器官がそれぞれ独立した個体という。
海はこうしたものを見ることが出来る。
ホタルイカもこのような組織化をみせることを読んだことがある。
まだ分からないことは多い。深く潜る必要性は高い。

そしてわたしが一番、気に入ったシーンがパラオの島に囲まれた塩湖の海中の光景である。
海洋生物が閉じ込められて独自の生態系を作っている。
そのなかで100万個のピンクのクラゲが太陽を追って移動する様は圧巻と言うより幻惑的であった。
女性の海洋科学者がその絵本のような世界をひとり泳いでいるのだ。
(とても羨ましい仕事に感じられた)。
通常、こんなシチュエーションは考えられない。しかしこのクラゲは体に持っている藻しか食べないのだ。
肉食でないために刺されることなどない。


様々な海の光景とそこに溶け込む人の姿が描写されてゆく。
パラオの少年が海と先祖の伝説を木彫りしていたりサンゴの大切さをダイブしながら父親が息子たちに教えるところなど、最高の学びの場に思える。
世界には魅惑的な海がたくさんあるはずだが、この海はまた格別に感じた。


「海は繊細なクラゲを包み込む一方で、屈強なクジラも育む、、、
、、、知識を深めることが大切で、知らなければ守れない。
深く理解すれば、その対象を愛せる。」

最近、絶滅寸前の種(ザトウクジラなど)の復活などがいくつも見られている。
クジラなどの数によって海の健康が測定できるという。
海への理解が深まってきたためであろうか。

良質なイメージビデオと言えるか、、、。
スティングの音楽は海によくマッチする。






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