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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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アンダー・ザ・シルバーレイク

UNDER THE SILVER LAKE004

UNDER THE SILVER LAKE
2018年
アメリカ

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督・脚本


アンドリュー・ガーフィールド、、、サム
ライリー・キーオ、、、サラ
トファー・グレイス、、、サムの友達
ゾーシャ・マメット、、、トロイ
キャリー・ヘルナンデス、、、ミリセント・セヴェンス
パトリック・フィッシュラー、、、コミック・マン


登場人物が、皆これといって特徴がない。
個性がない。いや個別性というべきだろう。
最後まで観ていて目立つのは自己保存欲と性衝動くらいか。
本当にフラットな生活平面を生きており、、、
快楽原則に従い生きている感じだが、さしてギラついた(退廃を極めるとか享楽的な)ものでもなく、それに対応する現実原則もあってないようなものなので、ストレスも強烈なリビドーもほとんど窺えず、思慮もなく何か目先の刺激に釣られて動く生きたゾンビみたいなのがひたすら出てくる。

UNDER THE SILVER LAKE001

であるから、ひとりも善人などおらず、悪人と謂うより皆が出鱈目でいい加減で滅茶苦茶な人格であり、誰がどうなろうとどうでも良い気分で観られるところは気楽でよい。
勿論、スーパーマン的な存在や哀愁を感じ同情するような駒の入る余地などない。
(善悪の彼岸におり勧善懲悪自体要請されない世界である)。
主人公など、タフさが取柄の妙なオタクであるが、所謂本能の赴くままに都会を漂っているだけのゴロツキである。
ギャングでもなければ、特にオタクを極めて何かを発信するというのでもない。
ただ、いつもオペラグラスで覗いていた向かいに住む美女が突然、消えてしまったから、訳のわからぬ謎解きをゲーム攻略に興じるような感覚でしてゆき、何故か彼女の居場所を突き止める。そうした行為~身振りが習性でもあるから必然的にか。
だが、彼女とはテレビ電話で話しただけで本当のところどうなのか分からぬものだが、、、。
真相に気づくとか近づくなんてこと自体ひとつの欺瞞であり自己満足に過ぎない。
そもそも、本当のところ自体が問題にされない。思い込みがあるだけ。そこがわれわれの世界そのものでもありとてもリアリティはある。
だがそれを確認したところでどうというものでもない。

UNDER THE SILVER LAKE002

殺人事件も幾つか発生するが、本当にその被害者が死んだのかどうかは分からない。
メディア情報でしかそれを知ることはないのだし。
偽装して異なる生を生きようと~転生しようと金持ちが地下組織を作っていたりしていたが、それもどうなんだか、、、。
実にキッチュでいい加減な儀式をやっていてイカガワシイだけ、どういうつもりなのか。
地下世界というのは、人類普遍の異界へのロマンであるが、幻想にすぎない。
フラットな地平には実に安易に「超越した場所」が作られる傾向がある。
(これはわたしの強い実感からだが)。
暗号とか秘密のメッセージ、隠された巨大な陰謀とかに惹かれ足を掬われたりその探索に暇な時間をやたら費やして過ごす。
パソコンの前で。スマホを肌身離さず。
うちの娘も危ない。充分に予備軍に入隊しているぞ。
(その前にわたしもパソコンに取り囲まれて生活している)。

そう舞台がハリウッドのすぐ隣のシルバーレイクというのも象徴的だ。
とてもイカガワシイ。
みんながみんなで面白くもなんともないコメディーを惰性的に演じている印象である。
ハリウッド(ユートピア)まで到達していれば、何やら重厚なエンターテイメントを懸命に披露するのに、という感じか。
その距離感を感じるひとたちの現実とも謂えるか。



基本的にこういう映画はひとつ作れば充分だと思う。


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