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GOMA28

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アウト・オブ・サイト

Out of Sight

Out of Sight
1998年
アメリカ

スティーブン・ソダーバーグ監督
スコット・フランク脚本
エルモア・レナード原作

ジョージ・クルーニー 、、、ジャック・フォーリー(泥棒)
ジェニファー・ロペス 、、、カレン・シスコ(FBI捜査官)
ヴィング・レイムス 、、、バディ・ブラッグ(ジャックの相棒)
ドン・チードル 、、、モーリス・“スヌーピー”・ミラー(悪党)
デニス・ファリナ 、、、マーシャル・シスコ(カレンの父)
アルバート・ブルックス 、、、リチャード・リプリー(頼りない泥棒仲間)

ジャッキー・ブラウン」の原作者だ。


ジョージ・クルーニーとジェニファー・ロペスの主演ということで、どんな映画であるかは察しが付いてしまう。
スタイリッシュなラブコメというところか、、、ジョージ・クルーニーがともかくカッコつけていし、ジェニファー・ロペスも思わせぶりタップリ(笑。

ここでは、片や銀行強盗、片やFBI捜査官であり、立場上相容れない間でありながら恋に落ちるというワザとらしくも分かりやすい設定だ。
見え見えのドラマだ。それを如何に見応えのある素敵な大人の?映画にするか、、、。
そこでストップ・モーションがオシャレに使われている。
これも多用されていることから、おしまいの方ではまたかよと思うが、そういうものなのだからと許容する気持ちも何となく芽生える。
クルーニーの”ライター”がとても気になった。
もう少しライターで魅せても良かったかも、、、。

激しい銃撃戦とかバトルが展開するものではなく、どちらかというとのんびりしていて隙があり大丈夫かとこちらが心配しつつ見るようなところも少なくない。それくらいに緊張感はない。
強盗を何百回も熟してきた男とやり手のFBI捜査官の息もつかせぬ頭脳戦とかいうものでは全くない。
本能の赴くままに強盗や恋をしている自由な男と一目惚れに流されつつ捜査をしている女のスタイリッシュな交わり。
要するにジョージ・クルーニーとジェニファー・ロペスの恋の行方がどうなるのという御話なのだ。

しかしこういう御話を映画にするために多額のお金が使われる。
この映画では4,800万ドルが制作費に消えたらしい。
元を取れば良いのだろうが、ホントに贅沢な娯楽と謂えよう。

マリー・アントワネットが現代に生きていたら映画製作(監督)などやっていたら平和であろう。
彼女自身、お忍び(公然のだが)でしょっちゅうオペラをパリに見に行っていたり、ポンパドゥール夫人のために建てられたプチ・トリアノン宮殿を譲り受けそこで自分が主人公の歌劇を披露していたくらいだ。
今であれば、ソフィア・コッポラ監督にでもなっていたか(爆。
別に爆笑するほどのことではないが。

話は逸れたが、それほどの金を使ってまで映画にする物語なのか、と思うものは少なくない。
これも荒唐無稽な御話だが、最初から流れは見えていて、後はどのように着地するのかというところを確認するだけの映画である。
勿論、その過程の映像もオシャレで楽しく見て行けるものだ。
現実的ではないが、分かり切ったファンタジーであり意外性も想像力を刺激するものも特にはない。
画面のそつのない綺麗な処理はやはり手慣れたものを感じさせ、とても見易い映画に仕上がっていた。


二人のファンであれば、面白く観ることの出来る映画であろう。


本文でこれをラブコメと書いてしまったが、今思うにこの作品はラブコメではない。
監督の美意識をみせる映画というべきか、、、。
一見、ラブコメみたいな体裁はとっているが、そのような熱量は感じない。

美意識と謂えば、(わたしにとっては)タルコフスキーがその極北だが、ソダーバーグ監督も独特の稠密な「ソラリス」を撮っていた。
主演は、ジョージ・クルーニーである。

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