ことばとひかり

ーー実際に星は見えなくとも論理に照らせば
あるべき光の列が見られるーー
夜空を眺められて
こんなニュアンスのメッセージを下さったあなた
それは
あたかも
論理と想像力の協奏のようで
とても素敵な時の重ね方と
改めて
学びを戴きました。
ほんの少しの心配りで
随所に息衝く生のコンチェルト
何気ない
日常の些事が
束の間の休息さえも
きらきらと輝き出すようです・・・。
いつもながら音楽性溢れる美しい文(文体)でとても心地よかったので、全文引用させて戴いた。
(部分に切れないものであったので)。エストリルのクリスマスローズ*より。
何気ない日常の些事が
束の間の休息さえもきらきらと輝き出す生活は*Author:様が実現されていることは、ブログから実感しています。
その文章と写真から、、、
わたしも、人間はどのように時を重ねてゆけるか、にかかっていると思います。
論理と想像力の協奏、、、テーマとします。
夏休みでのこと、、、。
iPhoneを夜空に翳すと、その場所の星座がパネルに現れるアプリで娘と遊んでいたのだが、飽くまでも実際の空の下でやりたい。
雲があったり、光で多少明るくても、やはり火星は見えていたし、ベガ、アルタイル、デネブは見えていた。
しかしその他となるとなかなか見えない。雲と明かりの影響は大きい。
久々に空を見渡す、、、夜は気持ちがよい。夜の散歩なんてまた格別である。
飛行機がゆっくりと過る。
雲が白く過る。
長女が言う。
雲は凄いスピードで飛んでいるんだよ。
わたしは、まだ飛行機は両手の指くらいしか乗っていないが、娘たちはすでに30回位は乗っている。
雲の中も飛んでいる。
窓際のシートが大好きだと、、、。
いろんなモノが見えるから。
どれもみんな飛んでるから。
見てる自分も飛んでるんだ。
もともと全てが、、、ピアノ曲線を描き、、、
そのうちに夢の中を飛んでいる。
自分などというものの無い場所から
見るという事の神秘と創造を想う。
生命(力)がひとつの志向性をもち、感情~感動と共に母音を発した、、、「海を見てウ~っと」(吉本隆明)
そんな場所から、ことばは有機的な分節をもって生成されていったのか、、、。
このことばの出現はわれわれの精神~思考と同時に自然に変質を齎してゆく。
思考はことばにより飛躍するにしても。
自然も大きく変わる。
ベテルギウスはまだあるのか、もうないのか、、、
わたしと娘も一瞬、リルケになって想いを巡らせる。
詩的関係、物質的想像力、、、なんていう言葉を思い起こす。
ことばがはじめてはっせいしたときのうちゅうがみたい
