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パーティで女の子に話しかけるには

How to Talk to Girls at Parties001

How to Talk to Girls at Parties
2017年
アメリカ イギリス

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督

エル・ファニング、、、ザン(宇宙人)
アレックス・シャープ、、、エン(パンク少年)
ルース・ウィルソン、、、PTステラ(宇宙人)
マット・ルーカス、、、PTワイン(宇宙人)
ニコール・キッドマン、、、ボディシーア(プロデューサー)


ラビット・ホール」の監督。ニコール・キッドマンがヒロイン。ここではパンクバンドのプロデューサー。

1977年ロンドンが舞台であるが、、、
パーティで女の子に話しかけるには、、、パーティーに限らず女の子はいつも宇宙人である。
そして大概、奇妙なコロニーに属したりしている。
この映画のまんまである。
よいのではないか。

How to Talk to Girls at Parties003

あのブライアン・イーノのプロデュースによる驚愕の”No New York”が飛び出たのが1978年であった。
マーズとティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークスにDNAとザ・コントーションズの4組のコンピレーション・アルバムであった。
彼らは”ノー・ウェーブ”に総称されていたが、凄まじく過激で実験性の高いメタ・パンクである。
オマケに独特な芸術性も色濃くあった。
今聴いても破壊力抜群の時代を飛び越えた音なのだ。
これを聴くとその当時のパンクが保守的なポップスに思える。
同年に、”Q:Are We Not Men? A:We Are DEVO! ”でディーヴォ (Devo)が華々しくデビューしている。
恐らくYMOと同じくらい重要なテクノポップグループであろう。
プロデューサーはブライアン・イーノ。
この頃、イーノはサイバネティクス理論を駆使した音楽論を展開。
同時に飛び抜けた”ノー・ウェーブ”の才能発掘をしてゆく。
イーノ自身の作品としては「ミュージック・フォー・エアポーツ」を78年に出して本格的な「アンビエント・ミュージック」を展開して行く。
ニューヨークの街では”Eno is God”の落書きがあちこちでみられたらしい、、、。

そんな時期だ(笑。
何故、映画と直接関係ない噺をダラダラ書いたかというと、わたしはこの時期、しょっちゅう海外(ヨーロッパ全域とアメリカ)の輸入盤LPを西新宿あたりで購入していた。勿論、日本のレコード会社から発売されていないものを手に入れるためだ。
”No New York”を購入したのは、西新宿の雑居ビルの3階で隣が進学塾の輸入LP専門店であった。
その時、客はわたしの他に1人いるだけで、そのレコードは最期の一枚でタッチの差でわたしが早く手に取った。
その時の対戦相手を見ると、ほぼエル・ファニングと争える程の容貌の女子高生であった。
それで、この時のことを想起したとも謂える、、、
彼女は、とっても残念そうにして「ちっ」とか舌打ちしてこっちを羨ましそうに暫く眺めていたものだった。
ほぼエル・ファニングが(爆。

当時の評論家が今一つボケていてそれに大した評価を与えず、マニアの間で瞬く間に売り切れた後で供給した会社が潰れ音源も消失してしまい、そのLPは結局、完全絶版になってしまった。
やはりホントに買っておいてよかったと心底思ったものだ。

この時、もしそのLPのことで話を向けたり、それを譲ったりしたらどうであったか、、、と今ふと想う。
だが、わたしとしては、出たと同時に完売で今後いつ入って来るか分からぬお宝をゲットして、充足感と達成感で一杯になってLPを胸に抱えているところなのだ、、、余計なことなど考える余地もない。
何があろうとそれを手放す気など思いもよらなかった(見せるのももったいないくらい)。
とは言え、恐らくこんな時こそが女の子とのコンタクトをとるチャンスなのだ。きっと、まさに。

何故かわりと最近、”No New York”の再盤が出たという噂を耳にした。
何処から音を起こしたのだろう。
まあ、キング・クリムゾンの「アース・バウンド」も酷いライブ音源を元にしていた。
少しばかり音質がダウンしていようと、それでサウンドのアウラが霞むようなヤワなものではない。
チョッと調べてみると、評論家たちも頗る良い評価をしており、その後のロック(ノー・ウェーブ)ムーブメントに最も大きな影響力を与えたものの一つだ的なことをつらつら書いていた(今更遅い。会社も潰れたぞ)。


何の噺だったか、、、そう、ザンみたいな娘に遇う時は決まって、何か重要な目的で動いている最中だったりする。
わたしの場合は、、、いや結構そういうものだと思うのだが、、、。
自分にとって大事な物を買いに行ったり、見に行ったり、聴きに行ったり、約束した誰かに会いに行ったり、ともかく何かの目的に一心に集中している途上に、出逢う確率が多い気がする。真剣になっている時の「脇見」だ。
特にトワイライトの時間に、何やら普段見ていたはずの街角からチョッと違う雰囲気が静かに漂ってきて、その奥に佇む空き家かと思っていた家に明かりが灯っていたりしたら、ノックしてみる価値はあるかも。
クラウトロックの音楽が流れていればベストだ。
この映画はそもそもそこから始まる(笑。


このザンたちのような存在~表象は、、、
きっと場の励起によりそれらとして現象するのだ。
こちらのテンションとの厳密な関係性によってそれらは姿を現す。
だから少しでもその場に関係しない、つまりは重力を持たない思考~思念~感情が介在し場を乱すと入り口は閉ざされる。
そういうものだ。
わたしの経験上。

それがこの映画のような旅の途中の呑気な宇宙人であっても、アメリカのカルト集団であっても、、、彼らがこちらにも注意を払っている間(ま)に、、、(その場~チャンスの灯っているうちに)
余計な事を考えず、重要な事~モノを一旦忘れ、自身を放下した時がその時なのだ、きっと。
わたしには出来た試しがない。大事な物が手放せない。物欲がやはり強いのだ(爆。

How to Talk to Girls at Parties002

エンはパンク野郎だったので、素直にそうなった。自意識が極めて軽い。
そういうものだと思う。
わたしにしては珍しくためになる噺をしてしまった感がある(爆。






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