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崖っぷちの男

Man on a Ledge001

Man on a Ledge
2012年
アメリカ

アスガー・レス監督
パブロ・F・フェニベス脚本

サム・ワーシントン 、、、ニック・キャシディ(冤罪で脱走した元NY市警官)
エリザベス・バンクス 、、、リディア・マーサー(NY市警交渉人)
ジェイミー・ベル 、、、ジョーイ・キャシディ(ニックの弟)
アンソニー・マッキー 、、、マイク・アッカーマン(ニックの元相棒)
エド・バーンズ 、、、ジャック・ドハーティ(NY市警リディアの相棒)
タイタス・ウェリヴァー 、、、ダンテ・マーカス(NY市警)
ジェネシス・ロドリゲス 、、、、アンジー(ジョーイの恋人、相棒)
キーラ・セジウィック 、、、スージー・モラレス(TVキャスター)
エド・ハリス 、、、デイヴィッド・イングランダー(大物実業家、ダイヤモンド王)

「建物の突起部分に乗る男」である。そのままである。まさに人生の崖っぷちにもいるわけだし、邦題にも取り敢えず納得。

Man on a Ledge003



頭を使わず(痛くない)遊園地のアトラクションみたいに楽しめる映画はないか、と思い家の中を探していたら見つけたもの。
4千万ドルのダイヤの窃盗の罪を被され服役していた元警官が父の葬儀の際に逃亡してNYの高層ビルの窓の外に立てこもり自殺を訴える。すぐさま下では警官にやじうまやマスコミが殺到する。
(暫く経つと野次馬が早く落ちろ合唱してスマフォを向けてお祭り気分に浸り出し、ニックが札をぶり撒くと「この人大好き~」とか言って拾いまくる大衆心理もよく出ていた。勿論、主人公たちはこれを利用してはいるのだが)。

この騒ぎに世間や警察が気を取られている間に弟とその彼女がホテルの向かいのデイヴィッド・イングランダー所有のモナークビルの金庫破りをしている。果たしてこれが良いアイデアなのかどうなのかについては、さっぱり分からん。
ともかくニックが綿密に立てた計画を弟、その恋人、死んだはずの父がしっかり実行して、盗まれていないダイヤを本当に盗み出し冤罪を晴らそうというもの。
やってること自体が、何でそうしなければならぬのか、という疑問は冷静になれば湧くにせよ、映画的には面白いだろうな、という方向で突っ走る。こちらも特に気にしない。

テンポよく進み、キャストも違和感ない為、痛快に観ることの出来る映画だ。
夏にピッタリかも知れない。

何と謂っても、主人公が高層ビルの最上階近くの部屋の窓の外に出て、狭い出っ張りの上で交渉人と喋ったり下に向かって叫んだり、色々とアピールして見せたり、最後の方ではそういう狭い場所を走ってジャンプして飛び移ったり、遂には下に広げられたマットに飛び降りたりして、空間の上下~高さをフルに活かしたアクションをして楽しませる。

Man on a Ledge004

それと同時並行で、弟とその彼女が計画通りに最新鋭のセンサーや防御システムに守られた金庫を破ってゆくが、確認にやって来る警備員や警官に気付かれず如何にかわすかのスリリングな場面が展開する。
知識や度胸から謂って、マイクで指示するニックの方が遥かに効率的なはずだが、何でこういう役決めにしたのだろう。
そもそも秘密裡に(当たり前だが)3人でモナークビルに忍び込んで実行したらどうなんだろうか。
(しかしこれでは余りに普通になってしまう)。

Man on a Ledge005

高いところで何かやるというアイデアが浮かんでしまった以上、それを使わない訳にはいかなくなったのだ。恐らく。
色々なクライム映画のパタンはあったにせよ、こういうのはこれまでなかった(多分)。
これは絶対面白い。
ここにハラハラドキドキの要素を沢山ちりばめれば受ける!
きっとそういう流れではないか、、、。

最後はでかいダイヤモンドの存在を世間に示しハッピーエンドときた。
(ダイヤは足がつかない様に粉々にして売りさばいとと言われていたのだ、、、粉々にしても売れるのか?)
ダイヤを盗んだかどで捕まり、ダイヤをしっかり盗んで見せて無罪放免というもの面白い。

確かにそのアイデアを元にしたスピーディでスリリングなアクションと若干のミステリーで楽しく観ることが出来た。

Man on a Ledge002

こうした映画のお約束のセクシーな美女もしっかり登場しており、手順よく金庫破りの作業をこなしていた。
これについては、しっかり伝統をまもっている。

教訓として受け取ってもよいところは、やけに親切で思いやりがある様に見える友は疑ってかかるべき存在である。
ここでは、5年間の相棒をしていたマイク・アッカーマンである。
如何にも善人面した男だ。こういうのが一番危ない。その点でも終盤は何処から主人公が撃たれるかスリリングであった。
結局、アッカーマンは極悪ではなく、ニックの命は助ける。しかし彼を監獄送りにしたメンバーの一人ではあったのだ。
機転の利く(利き過ぎる)リディア・マーサーのお陰で命拾いするが、普通交渉人があそこまで出しゃばるか?
あと一歩のところまで黒幕デイヴィッド追い詰めたところで警察特殊部隊に銃を向けられたときも、一般市民の一人がニックに加担して証拠のダイヤを無事奪い取ることに成功する。
ちょいとご都合主義というか話に無理を感じるところはあるのだが、それらを差し引いても面白い映画であった。

後に何も残らないところがまた良い。









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