ガラパゴス化~ガラケー(軽!)応援

日本の携帯電話が国内使用に特化しすぎたため、海外で使い物にならず、ガラパゴス化してしまい「ガラケー」と呼ばれていましたが、今度はポジティブに諸外国に乗り出してゆこうという、「ガラ軽」という勢力があると。
それは日本の「軽自動車」という独自規格車です。
軽といっても今や日本国内では自家用車の36パーセントを超える台数を占めています。
近年普通車からサイズダウンして乗り替えている人も多いとか。
狭い道を楽々走れて維持費もお得(これについては法改正が問題になっています)ですが、それだけでなく、コンパクトで燃費もますます良くなり、さらに最近は安全対策、走行性といい、車としての乗り心地もかなり良くなっており、トータルバランスの評価からも需要が高まっています。
つまりドライビングを純粋に楽しむ意味での車としての質的評価が高まっています。
HONDAもNBOX以降かつての本気を出して業界を活性化しています!
もうすでに、インドや中国、東南アジアでは、(特にインドですが)かなり走っていることは有名です。
インドについては、SUZUKIがかなり早くから市場を開拓してきましたし。
”マルチ800”でしたか。当初はかなり大変だったみたいですね。今はインドの国民車みたいになっているようですが。
ただし、車体はあの規制通りのキチキチサイズではなく一回り大きくなっていて、エンジンも800㏄から1000㏄に拡張して乗せているようです。
それなら、たとえばSUZUKIなら、わざわざアルトの大型版を作らなくても、あのメンバーがポツポツと消えてゆくジャニーズのグループ(かめなし君のいる)の宣伝中の”ソリオ”そのものでもよいのでは。あれは、ちょっと見には、軽と勘違いするくらいのコンパクトサイズですよね。車としても十分にこなれていますし。多分そのまんまでちょうどよいと思いますが。
どうなんでしょう?
うんと混雑する狭い東南アジアの街路でしたら、それこそ軽そのものを投入しても十分だと思います。
というより、ぴったりなのでは。
排気量もわざわざ上げなくても、街乗りではおそらく十分のはず。
今の軽だとあのサイズでこれでもかという高度な技術が詰め込まれていますし、さまざまな面において、熟成されて完成の域に達していますから、「軽」を知らない国民が知ったらさぞかし驚くことでしょう。
フジヤマ、ゲイシャ、スシ、アキハバラ、カワイイどころではないと思います。
完全な日本からの新たな文化の移入になるはずです。
アニメと並ぶほどのものではないかと。
私が一番問題だと思っていたスタイルも、以前から見れば良くなってきました。
とはいえ、その点においては、まだまだヨーロッパ車の水準には及ばないと強く感じるところではあります。外観が今一つ洗練されれば相当なインパクトを持つ日本文化のアイテムになるはずです。
ダイハツの「コペン」やスズキの「セルボ」などは良い線をいっていましたが。
シトロエン(決してフィアットなどではない!)のもつ個性的で強烈な洗練さが欲しいと思うのです。
ともかく元気な軽ですから、「ガラ軽」頑張ってもらいたいです!

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