ピアノ発表会

昨日、恒例のピアノ発表会があった。
毎年、緊張するものだ。
これが終わるまでは、夏も落ち着かない(わたしが)。
幸い今年は7月の最初に時期が早まり、夏休みはゆっくり過ごせる(笑。
今回もまだまだ年少組の為、順番は早い。
次女が8番、長女が10番。
順番が早い方がドキドキ待つ時間も少なくてよい。
後はお姉さん方の演奏を聴いていればよい。
ショパンの凄い演奏なども聴けたりする。
(今回は先生方のなかからショパンが聴けた。あの「幻想即興曲」である。得した気分になった)。
次女は大抵一か所はミスってハラハラさせる。
本人は結構落ち着いているのだが、、、。
今回も同様に(苦。
練習段階で(家で)間違えずに弾けていても、当日うっかりやる。
最小限に誤魔化して流していたが、こればかりは誰にも分かってしまう。
音楽の怖いところだ。一瞬が目立つのだ。
しかし曲の表情と強弱はついており、リズムも問題なかった。
聴かせようという意識は感じられて、まずまず楽しい曲になっていた。
長女は、事前にわたしがプレッシャーをかけ過ぎていた。
それまでほとんどなかったのだが、本番間近になって、やけにタッチミスが入り始めてきたのだ。
気を抜いて弾いている部分もあるかと思い、集中して間違えないように弾くことがまず基本と結構繰り返していた。
何とか前日にそれまでの指が滑って他のキーに触れてしまう?という感じはなくなったのだが。
10番目の演奏において、弾き間違いはなかったが、全体にタッチが弱いかんじであった。
終わってから「弱気になった?」と聞くと「きんちょうした~っ」とはにかんで言っていた。
「ご苦労さん」と自然に言葉が出た(笑。
その夜(昨晩)、先生からのメールで知ったのだが、舞台袖で非常に緊張していて手を握ったら汗をかなりかいていたそうだ。
相当プレッシャーがかかっていたかな、と思う。
緊張していたが綺麗な音色で曲想豊かに弾けていたとあり、とてもホッとした。
「あの子だけ音色が違うわね」と他の先生に褒められたと書き添えられていて、これは嬉しい限りであった。
全体に少し弱い面はあったが、ペダルもタイミングよく合って綺麗な音色を出すことは意識出来ていたと思う。
最後に、生徒たちがより成長出来るようにがんばります、と締めくくられており、こちらとしても是非末永くお願いしたいものだ。
音楽を通して学べることは実に大きい。
楽理的なことや演奏技術や藝術的素養は勿論だが、、、
精神的に強くなることがとても大切なことである。
(これがまず彼女らには一番必要なことかも)。
将来的に音楽で自分を表現できるようになれれば言う事はない。

演奏会の良いところは、他の人~先輩方の演奏を鑑賞できることだ。
その感想として、ふたりとも早くショパンが弾きたいそうだ。
わたしも聴きたい(笑。
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