彗星関連はどうなりました?

アイソン彗星がすっと消えてから、その後どうなったのでしょうか?
各地の天文台での観測会も打ち切りとなったそうですが。
JAL・ANA「高額観測ツアー」も彗星と共に情報も途切れてしまったようです。いえ、乗客には何らかの知らせはいっているはずですが。
アイソン彗星は消滅したのではなく、崩壊したのですから、フラグメントの「変成を分光で調べろ」という学者もいます。
確かに「オールトの雲」の成分が分かるチャンスですね。
太陽系の遥か遠くを取り巻く夥しい原始彗星の雲から多くの彗星はやって来ているようです。
この前、ロシアに墜落した隕石など、かなりそのへんからのお客だと思われますが、科学分析はしっかり行われたのでしょうか?まあ、ロシアですから、米・ソ(ロ)は宇宙に関する秘密情報の蓄積は凄いですので、調べていないはずはないです。
今年は、彗星の当たり年と言われています。バンスターズ彗星も3月でしたっけ、太陽に接近しました。
やはり彗星といえば、長い尾です。それはそれは、神々しいものです。漆黒の空をエメラルド・グリーンに光って行きました。
皆、太陽の強烈な放射によって表面が溶け、太陽と反対方向に飛ばされ尾となります。
ラブジョイ彗星はアイソン彗星よりさらに太陽の近傍を通過したのに崩壊しなかったですね。太陽の近傍を通過してその重力に耐えるものとあっさり暗いダストだけになってしまうもの。つまり彗星の組成もそれぞれ異なり、その関係の研究テーマも採り上げられてきているようです。
かのハレー彗星は、エドモンド・ハレーが76年の周期で地球に近づくのを発見したことで有名ですが、前回来たのは1986年ですので、うちの娘たちは今度見れる可能性があります。前々回の接近時はやたら明るかったそうです。とくに尾の長さと明るさがとてつもなかったらしいです。
間違えやすい現象に「流れ星」があります。一瞬で流れていってしまうもの。これは地球の重力に引かれた宇宙ダストが地球のすぐ近く(ほぼ地球上)をよぎっているものです。
ラブジョイ彗星がこれからは見頃です。双眼鏡ではっきり見えるようです。
~12月9日までの明け方です。午前5時半頃。東の空。
「北斗七星やアークトゥルス・ベガを目印に、その周囲の星の位置関係を見ながら探してみてください。」
愛好家からのメッセージです。

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