いちご狩り

「いちご狩り」に行った。
(正確には子供のいちご狩りの送迎をやった(笑)。
かなり大きないちご狩りファームである。
種類も幾つあるか、、、。
こんなところが、ほんの9分で着くところにあったことを今まで知らなかった(笑。
しかし、わたしはこの温室のなかには入れないのだ。
予約は子供たちだけで入れてある。
当初、車の送迎しか考えていなかった。
来てみて入りたくなったし、食べたくなった。
店で買えばそれでよかろうに、、、いちご狩り自体が億劫で、どうしても行きたいというなら取り敢えず、車の送迎だけ請け負うことにしていた。
しかし実際にいちごが無数にたわわになっているのを目前にすると、話は違う。
おいしそうである(爆。
しまった、と思い受付に設置してある、ハーブティとココアとコーヒーをひたすら飲みながら娘たちがたらふく食べるのを待つこととなった。
一度家に戻るつもりであったが、1時間ではせせこましいのでそのまま居ることにした。
帰って亀の水を取り替えてすぐに舞い戻るのも厄介だ。
本など所詮読む間などない。
受付を出て外のベンチで遠くの山々を望む。
空気遠近法で幾重にも重なる山々は確かに風景であった。
それは障害物ではなく、その距離にまで行けば登山の対象となる(文学的)空間に感じられるし、実際そうだろう。
ピクニックくらいならしてもいいかなとは思う。
外に昔懐かしい大きな黒板が置いてあり、自由にチョークで白い線画が描けるのは、これも貴重な経験かも知れない。
少なくとも最近の学校には見かけない。
だが、アミューズメント系の場所ならまずある、顔を出す穴の開いている写真撮影用看板は、恐らく無いところでもあったらそれこそ貴重なものだ。ここでも仕方なく撮ってはみたが、その写真を後日、観た試しがない。今回もそうだろう。
風が次第に強くなり、駐車場の車に戻った。
1時間、何となく過ぎて、戻って来た二人に聞くと、長女は48個、次女は44個全ての種類を食べみたとのこと。
何という銘柄が一番美味しかった?と聞くと皆、美味しかったらしい(笑。
まあ、味は多少違ったとしても、いちごはいちごである。
どれもあの味で美味しかろう。
酸味に差はあるだろうが。
新鮮で面白かったそうである。
何度か家でもプランター栽培したことはあったが、それほどの収穫はなかった。
買った方がお手軽で安かった。
しかし良い出来の美味しいいちごを取り放題、食べ放題は実際、お得感もかなりのもの、、、。
わたしは受付で自分の分をパックで買ったが、虚しいものだ。
次回は参戦することに決めた(笑。
映画を観ない日は精神的に楽ですっきりする。
わたしは余程、気に入った映画でないと、途中停止なしに最後まで観切れないのだ。