カメの冬眠を巡り

家のカメは今度の4月でやっと2歳である。
誕生月は店で教えてもらっているが、誕生日は不明である。
そのため、4月の最初の日曜日にケーキで祝うことにはしている(笑。
今度は、公園に連れて行って思いっきり歩かせよう、などと長女が提案したが即座にみんなで却下した。
あの速さで二匹が違う方向へ走り出したらたちまち迷子で、恐らく見つかるまい。
放送もかからない、と次女が念を押していた。
カメは冬眠する。
家の銭亀も冬眠する水棲カメのひとつだ。
子亀は冬眠は難しいという話を聞いているので、うちのはまだ子亀というより幼亀でもあり、当分の間冬眠はスルーするつもりだが。
観ていても到底冬眠するどころではない。
多動みたいにひっきりなしに動いている。
餌を断って、うんちを出し切り、綺麗な水で水温5度ピッタリに保ち、甲羅の高さ位に水を張っておくと、砂(ミズゴケ)の中に自ら潜り込み冬を越すという。春になると何となく起きてくるらしい。
しかし失敗する場合もあり、冬眠が永眠に繋がってしまう。
大きくなったカメでもそれは起こり得ると。
野生のカメでも冬眠に失敗することはみられるという。
それを聞くと、リスキーなことはしたくない。
以前テレビで何とかという女優(名前を忘れた)が、毎日のカメの水取り換えがめんどくさいのよね~、冬は冬眠するからいいけど、などと言っていたが、水の取り替えくらいがメンドクサイ家で、冬場の冬眠中の環境管理(準備期間も含め)がしっかりできているのだろうか?しかし実際冬眠できてしまっているのか?
水温が何かの手違いで0℃まで低下してしまうと、カメは間違いなく永眠してしまうそうだ。
何かの拍子にコンセントが外れたなんてことがあったら、一巻の終わりとなる。
ウェブ上で冬眠中の管理を以前観ていたら、時折砂から掘り起こして脚を突っつき反応があるか調べて、また埋めるなどという記事もあった。いちいち眠っている時に体を突っつかれても迷惑な話に思える。カメも悪夢を見ないか?
水温だけでなく、準備期間中にしっかり腸内のうんちが出し切れていることも肝心なようだ。
もし残っていると、そこから細菌が増殖して眠っているうちに死に至るという。
しかしレントゲンで調べる訳にも行くまい。ホントに出きっているかどうか、これは絶食期間から推し図るくらいだろう。
冬眠中ずっと気をもんでいるよりも、普通に餌やりをしながら水の取り換えをしている方がずっと気楽で実際に楽である。
家は水温管理と日光については心配ない場所に置いているし。
同じく掲示板のアドヴァイザーの話だと、冬眠中カメを観察して(やはり掘り起こすのか?)もし具合が悪そうならすぐに温度を元に戻し通常の生活に戻しましょうとあったが、カメの寝顔を見てこれは具合悪そうな顔だと判断できる自信がまだわたしにはないため、当分は普通に冬だろうがいつも通りの生活を送らせるしかない。
あの生意気そうな表情がちょっと違う感じになるのだろうか?
想像しにくい(笑。
きっとどこか体全体の感じ、雰囲気が違って見えるのかも知れない、、、。
ちょと神秘的だが、生き死にに関わるのでは大変である。
奥が深い。
やはり余程見慣れて彼らのことを熟知しておかなければなるまい。
娘たちは、今度は猫がいいなどと言っているがとんでもない。
カメの餌すらまともにあげられないのに、他の動物どころではない。
(ほとんどの世話を全てわたしひとりでしている現状だ。猫が来たらまたわたしが引き受けることになる)。
ペットが我が家に増えることなど当分、ない。
まずは、みんなでカメに馴染みたい(爆。
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