”NewOrder”を聴きながら

田舎に集まりヘトヘト~
運転だけで本当に疲れる。
とは言え、本家は「サマーウォーズ」みたいな格式高い厳格で威圧的な構図はなく、とてもフランクな緩い関係である。
勿論、どんな場にも権力構造は生じてくるが、二人で会話すれば自然に生じてくるレベルである。
殊更、威張る人はいない。
跡継ぎの叔父はとても気さくで、もの静かな温厚な人である。
何となく中心に座る人は出てくるが、それが別に気になる程とは言えない。
会話の中心を強引に作る人がいないのだ。だから押しつけもない。
ただ、人が美味しそうにビールを呑むと、呑めない立場がひたすら口惜しくなる。
その分、御馳走をたらふくいただいた。
満腹で、何の文句もない(爆。
庭に出るとまた格別である。
空気の新鮮さと木々に触れる空間の響きに張りがある。
音が聴こえてもとてもくっきりして静かで澄んでいる。
空は真っ青で、畑があり(広がりという程ではない(笑)、小さな川を挟み、200mほど先に木の生い茂る山の中腹を自動車道が走っている。
わたしが小学校一年の時、本家の縁側でぼうっとしていると、その道を同じ年頃の少年少女が歩いてきてこちらを向いて話しかけてきたことがある。何を話したか忘れたが、彼らと話を交わした記憶ははっきりと(鮮明に)ある。
蒼い、本当に真っ青な空だった。その時も。
先程家に帰ってみると、娘たちは車の中で眠っていた。
お年玉でバブリーになり、お腹も一杯で、どんな夢を見ているのか、、、。
家の中に運び入れベッドに寝かすのも大変だ。
いつの間にか相当、重くなっている。
”NewOrder”を聴きながらこれを書いている。
記憶を立ち上がらせようとすると(無意識に触れようとすると)このサウンドが必要になる。
サウンドは常に場所を仮構するからだ。
身体という場所の強度を増す。
今夜はもう少し”NewOrder”を聴き込みたい。
"Get Ready"
これで行く。

それでは、、、また明日にでも。
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