今年を振り返って

いろいろと新たに面白いものが発見できた年ではあった。
そのうちのひとつばかり、ご紹介。
ともかく、面白い!
反カップ焼きそば
カップ焼きそばとは、麺であり湯切りである。これがカップ焼きそばの体験の一番初めの形であったにちがいない。
カップ焼きそばとはソースでありかやくである。これがカップ焼きそばの理論のいちばん初めの形、日清の研究者たちの理論であった。
このとき、たちまちカップ焼きそばの作り方という問題が生じてきた。なぜならソースとかやくという本質ということ自体がすでに、湯切りが先という問いをつきつけているからだ。
「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」(宝島社)菊池良・神田桂一著
から、哲学者(作家)スーザン・ソンタグが、もし、、、書いたらのページである。
こんな調子で100人の「文体」でやられると、何回もお気に入りの作家(思想家)のページを見ては、にんまりして暇つぶしも後悔しないものとなる(笑。
スーザン・ソンタグの本も読み返したくなる。
日向ぼっこしながら見るのに最適であった。
これは、今年の象徴的な出逢いのひとつに数えられる。
また来年も面白い出逢いがあれば、ちゃんと前髪をつかまえたい。
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