女子会

次女が恒例の女子会を開いた。
最初は仲良し7人組が来ていたが、塾が忙しくなる子が増え、最近は3,4人くらいになった。
今日は直前に都合が付かなくなった子がいて、来る子は3人となった。
娘と5人でこじんまりやることになったが、これが丁度良い。
今日はわたしがサンタになり(爆、買ってきたピザ(フレッシュモッツアレラのマルゲリータ)二枚と娘の大好きな「子供の飲み物」(スパーリング・赤)その他4本ばかり出しておいた。その瓶に記されたコピーが「こどもだってカンパ~イ」である。今からそういうの好きなのだ、、、。後は彼女らが好きなように食べる。喋る。その盛り上がり様が丁度良さそう。
すぐにわたしはサンタを脱ぎ捨て、自室に籠ろうとした折、そのお友達のひとりのおかあさんが土産を持参してご丁寧にご挨拶にみえた。サンタのまま応対したが、大変真面目なお母さんなのか表情ひとつ崩すことがなかった。
きっと笑ったら失礼にあたると思われたのだろう。
(笑うしかない格好であったにせよ)。
有難く頂戴して片方のプリンは彼女らにデザートに出すことにした。
9人構成になると(この時期は)全体として滑らかに盛り上がる以前に、混乱に近い様相を呈し始める。
もう、途中であちこち家のなかを分けもなく飛び回りだすのだ。
驚いたことに進入禁止となっていたわたしのパソコン部屋にも入り込んで来るではないか。
輪ゴムを取りに、、、(爆。
ただ中を観てみたかったのかい。
今回は良い感じで集団でまとまって移動しつつ愉しんでいた。
落ち着いていた(爆。
入ってはいけないことになっているわたしの部屋とウォークイン・クローゼットには入らなかった。
(それが当たり前だが)。
とてもお利巧なので、一度わたしの部屋でパソコンのタブレットでマンガでも描いたらと言って遊ばせようとしたがチョイと弄るくらいで下に「ゼルダ伝説」をやりに行った。
パソコンお絵かきでも、わたしのタブレットでペン描きを始めるとかなり時間を食ってしまう。
ふたりはすでにそれを知っているので、深入りさせなかったようだ。
これは凝ってしまう。ホントに一日使うはめにもなるくらい。
とは言え、ゼルダをやってもきりがないことになる。
それに集団で遊ぶ為に集まって、個々にゲームは余りに淋しい。
(対戦スポーツゲームなら別だが、、、わたしもその導入を考えたが、今一のモノが多い)。
すぐに(いつもと違い)ゲームも切り上げ、ピアノをそれぞれ弾き合ったり、談笑を始めているようだった。
階段途中で話している時、「好きな人」がどうとか、いろいろ喋っている。
それの主体がどうやら次女の声だ。
もう友達としか喋らない話題が沢山出来ている様だった。
「好きな人ね~、、、」
そういうものかと思う。
これまでは、一緒に並んで歩いていたのに、近くのピザを買いに行くときにわたしの前や後ろを歩いていた。
長女はまだわたしと手を繋いで平気で歩くのだが、、、。
姉妹(双子)でこうも違う。うちは特に違うのだが。
ただ二人とも自我が芽生えて来ていることは確かで、、、気難しくなっている。
重々しくなっている。
言葉に過剰に反応する。わたしも言葉に拘るが。彼女らの場所でやはり言葉に拘る。
今日来た子も性格はそれぞれ全く違う。
その印象が何故かやたらと鮮烈に映った。
当たり前だが、それで世界が豊かになるのだ。
初期の粒子が光の速度のまま飛んでいたなら、宇宙は出来なかった。
質量を得て減速したため、様々な物質化が起きることに繋がった。
多様性が生まれることで世界が生じた。
多様性が事象の本質である。
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