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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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ニッポン無責任野郎

musekininyarou.jpg

1962年
古澤憲吾 監督
田波靖男、松木ひろし 脚本

主題歌『これが男の生きる道』、『ショボクレ人生』 青島幸男 作詞、萩原哲昌 作曲
宮川泰 音楽


植木等 、、、源均/平均
団令子 、、、丸山英子
ハナ肇 、、、長谷川武
草笛光子 、、、静子
谷啓 、、、中込晴夫
浦辺粂子 、、、、中込うめ
藤山陽子 、、、石沢厚子
由利徹 、、、宮前社長
犬塚弘 、、、王仁専務
人見明 、、、幕田常務
中北千枝子 、、、幕田由紀子
岡部正 、、、近藤
土屋詩朗 、、、板倉
世志凡太 、、、会津
中真千子 、、、芸者初太郎
中島そのみ 、、、マダム満江
桜井センリ 、、大原
安田伸 、、、小山
ジェリー伊藤 、、、ゲーリー


BSに昨日の「無責任時代」とともに入っていたので観た。
実に拾い物である。
テンポもよく、アナーキーでコミカルで痛快である。
それにしても、団令子はどうしても役名に「丸」をつけられるのだ。
確かに丸いが、そんなに拘るところでもなかろうに、、、昨日なんて「まん丸」である(爆。ちょっと酷い。

自由が丘には、ほとんど毎日通って(途中下車していた)時期もあったが、こんな風情の頃もあったんだと、感慨深い。
何と言うか、全てがこれから始まるぞ、といった潜熱を感じる。
そんなところに、改札で切符も渡さず(買っておらず)、ヒトの煙草を瞬時にせしめ、体当たりした男の会社をすかさず狙う、源均のお洒落なイントロから始まる。

その(株)明音楽器は、丁度次期社長の椅子を巡り、王仁専務と幕田常務が対立し両派に分かれて争っている最中であった。
そこに目をつけ、すかさず利用する均。
両者(両派閥)に目配せして、お世辞を言って手懐け、両方に上手い噺を持ち掛ける。

谷啓の堅物振りもハナ肇の翻弄され振りも鼻の下を伸ばしつつも独特な威厳を保つ由利徹も前作同様、しっかり決まっている。

前作では一番最後となったが、今回は始まって早々、英子(団玲子)との結婚を果たす。
無責任スタイルでグイグイ迫り、そのまま結構お似合い夫婦となって愉しく暮らしている。
銀行の通帳を一円で作り、会社の未収金の取り立て金を自分の口座に入れて、英子には200万預金があると見せかけ信用を得る。式では、出来るだけたくさんの人を(幕田常務 の愛人も)呼んでその会費にあて懐を潤す(ちなみに、昨日は香典泥棒であったが)。新婚旅行は遊園地で済ませるが、乗せるのがうまい均にまんまと乗せられ、英子もいつしかご満悦。
その調子で、何か事があってもスルリと切り抜ける。

特に、アパートが狭いと愚痴をこぼす英子の要望に応えて、自分が取り持った中込夫婦の嫁姑問題の解決の為、彼らに姑から離れて暮らす提案をし、自分のアパートを中込夫妻に貸す。引き換えに広い庭付き一戸建てにお手伝いさん(長谷川の母)付きで住まうことにする。英子もこれには大満足。厚子は前から二人でアパートに住みたがっていた。双方がウィンウィンということだ。更に中込邸の植木を根こそぎ引き抜き、駐車場にしてしまう。これで入った収入をおばあちゃんにも渡します、とそこまでやるかである。駐車場の車係も始めた母うめも元気が出て矍鑠としてきたことで前向きな性格となる。結果、中込夫婦とも和解する。
何という、、、。


だが、サックス奏者のゲーリーをステージからいきなり拾って来て、アメリカのスミス楽器の社長の弟にしたて、彼とはオクスフォード時代の学友だったとか訳の分からぬ出任せを言って信用させ(入社時に何も調べとらんのか?(怒)、自分が両社の提携の仲立ちをしましょうなどと持ち掛けるが、それを王仁専務も幕田常務も双方ともすっかり信用し、源均に気前よく賄賂を渡す。それは勿論、均のポケットに。
会社の接待費で派手に飲み食いして、それで集めた未収金500万は自分の口座に入れ、おまけに賄賂までせしめ、これは犯罪以外の何物でもない、が調べで分かってしまい、王仁専務、幕田常務双方からクビを言い渡されると、じゃあ退職金は2倍貰えるんですね、とくる。細かいことだが、500万で利子で大儲けみたいに言っていたが、凡そ現実味のない昔話である。
もっと細かいが、煙草を頻繁にポイ捨てしていたが、今やったら罰金ものである。
時代の違いを思い知らされるところだ、、、。

ここでもクビになると何の未練もなく、サッサと高笑いで出てゆく。
だが、宮前社長のぞっこんの芸者・初太郎の社長友達情報から、また新たなカモ~会社を探し出していた(笑。
何と言うか、、、。

均の強みは、周囲にいる綺麗どころと直ぐに打ち解け仲良くなってしまう性格だ。上司長谷川が好きな高級バーのマダム静子や王仁専務の恋人のマダム満江、、、などそして上手く長谷川と静子の仲をとりもち、堅物の中込と彼が思いを寄せる石沢厚子との
仲も取り持ってしまう。この辺の繋がりから広がるネットワークは結構大きい。
均は一年ほど、英子のもとを離れ独り出てゆくが、王仁専務も幕田常務も前社長・宮前から社長失格を宣告されており外部の資本「北海物産」に乗っ取られることとなった。
新社長が明音楽器に乗り込んで来た時、社長と共に秘書としてやって来た男が、何と源均であり、英子以下社員はビックリする。そして彼を雇った社長が、平均であった。


もうこちらも唖然である。


どうしてもこんな風なエンディングに持ち込みたいのだ(笑。


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