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GOMA28

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物質が光になろうとする努力

moon001.jpg

録画に入っていたNHKの番組で、無のゆらぎ、インフレーション、ビッグバン、ヒッグス場(粒子)や自発的対称性の破れ、重力の兼ね合いからの余剰次元、それらと切り離せないダークマターの問題が取り上げられていた。どれもちょこっとずつ、更に膨らむ謎の方に話題が次々に並べられてゆくのだが、、、。
(結局番組としては、現在分からないことだらけという印象に引き釣り込まれてしまうが、本当にそうなのだろう)。
無のゆらぎのように、様々な想いが泡のように生じては消えた。
その断片を羅列する(TV番組とは関係ない連想が多い)。


噺を聞きながらつくづく思ったのは、物理は数学を方法~手段として使うため、何の抵抗もなくマイナス(負)の数や虚数を使えることで、思考~論理の組み立てにおいても実にアドバンテージは高いが、純粋な思考の展開、というより思考の及ばない先までも数式が表してしまうため、その解釈~解明によってその大発見に驚くといった過程がよく見受けられる。
(アインシュタインの一般相対性理論は謂うに及ばず)。

そのへんで、かなり哲学的、文学(詩)的感性の発動が要請されたりする余地もある。
いや、それどころか研究者の思想・信条も大いに関わって来る。
これは、ある意味不可避である。
われわれがことばで思考~観測している以上。

また、当初から哲学的な思考から着想を得ているケースもある。
湯川秀樹などを見てもそうだ。
「素領域」のヒント~インスピレーションは、「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」(芭蕉)からきている。


物理(このTVでは、宇宙物理)における思考のスケールは途轍もなく広がり、不完全であっても、仮説どまりであってもそれ自体の明証性は高い。これがとても大きい。大きいとは言え、(宇宙~素粒子)物理学上の発見となると、理論上その粒子の存在を予言した際、ヒマラヤで雪男を発見するのとは訳が違い、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の衝突実験とATLASとCMSなどの高精細な検出器によって、それの生成の証明をもって、発見となる。
生成されれば存在の発見となるのだ。

その物理的(多分にイメージのレヴェルではある)発見で誰もがワクワクできる。
何にしても刺激に充ちていることは確かだ。
ちなみに、TVで取り上げられていたヒッグス粒子の発見でノーベル賞を受けたのはヒッグス博士であるが、その発見に重大なヒントを提示し貢献をしたのは、南部陽一郎博士であったようだ。(後に「自発的対称性の破れ」でノーベル賞受賞しているからよいが)。



「無のゆらぎ」がまずあり(無のゆらぎなんて、何と詩的な)、突然それがインフレーションに繋がり、ビッグバンとなる。
光が光のままなら、何も生まずに宇宙も生成されなかっただろうが、ヒッグス場にとらわれ、質量が与えられ速度が落ちたために物質宇宙が誕生した。しかも奇跡的に平板な。これを支えるものがダークマターであるとされる。そして重力問題から余剰次元へ、、、。


光の状態から速度を奪われ重さが加えられたことでわれわれが生じるに至った、、、。

これ程、詩的な過程があろうか。

『人間原理』も含め、これに「神」を想わないわけにはいかない。
(わたしは特定の宗教への興味や信仰は無いし、「神」とは何かなど問う気も無いが、「神」は存在しないという断定は、知的怠慢であると思う)。


そして、われわれの想いは、きっと光であったときの郷愁に染められてゆく。
「物質が光になろうとする努力」(ノヴァーリス)にすべては収斂されてゆくのだ。



モーガンフリーマンのMCの番組。
「影の宇宙」であったか、、、それを糸口にしているが、念のため、、、
上の記事は95%番組とは関係ない事を述べている。

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