PICKUP
ザ・ミスト
末期の目
美しき冒険旅行
レヴェナント: 蘇えりし者
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
シャイン
トイレのピエタ
カッシーニ グランドフィナーレ
ゴッド ファーザー
それでも恋するバルセロナ
シチズンフォー  スノーデンの暴露
透明な身体性
森羅万象を描く デューラーから柄澤齊へ
ヴィデオドローム2 ~イスラム国 ~アノニマス
魔術師
ブラック・スワン Black Swan
見えない重力を描く Ⅱ
美の翳りに寄せて
LUCY ルーシー
ミツバチのささやき
娘ふたりと女子美へ☆彡
父 パードレ・パドローネ
写真についてーⅡ
去年マリエンバートで
午前零時の奇蹟(シュル・レアリスム覚醒の時間)
パーフェクト・デイ ~ルーリード ~ローリー・アンダーソン ~スーザン・ボイル
未来派の画家~ウンベルト・ボッチョーニ
Balthus ~ バルテュス展行ってまいりました。
「ゴールドベルグ変奏曲」 バッハ  ~グールド ~P・オトゥール ~ニーチェ
大昔のスケッチ(詩画集のための試作)
すでに世界は終わっていたのか ~ ヒエロニムス・ボスその1
スヌーズレン002
情報リテラシー  ~華氏911 ~不都合な真実
南伸坊「歴史上の本人」
プラトーン
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

キューティーハニー CUTIE HONEY TEARS

cutiehoney001.jpg

2016年
ヒグチリョウ、AT監督
永井豪原作
西内まりや 主題歌”BELIEVE”

西内まりや、、、如月瞳(キューティハニー)
石田ニコル、、、ジル
三浦貴大、、、早見青児(ジャーナリスト)
高岡奏輔、、、浦木一仁(レジスタンスのリーダー)


レンタルで観てみた。
わたしは、「キューティーハニー」に特別な思い入れはない為、原作とここが違うとかハニーはこうでなければならないという見方は特にない。
TVでやっているその時期、「キューティーハニー」や「デビルマン」などそれほど見てこなかったせいもある。
だから拘りはない。この時期観ていた「怪獣もの」には、大いに拘りはあるが、、、。

観たところ全体を通して、非常にチャチである。
ペラッペラであるのは、脚本・演出だけでなくキャストの問題でもある。
監督が一番の問題であろうが。
西内=石田以外は全て取り代えたい。
どうもそぐわない相手役やベテラン過ぎて他のイメージがこびり付いている脇役とか、気になった。
西内=石田は、この物語のうちでは、とても様になっていたが、他の人々は皆しっくりこない。
特にジャーナリストの彼は終始、鬱陶しかった。
今大流行の菅田将暉がやるとよかったかも、、、。

それから拘りではないのだが、「ハニーフラッシュ!」という掛け声?がひとつもなかったのは異様であった。
ゴジラが鳴かないのと同じくらい、、、ではなかろうか。
「キューティーハニー」を観ているのをうっかりすると忘れそうだ。
またコスチュームであるが、ボディーラインピッタリのものがそれであると自然に思うものだが、なぜかダブッとした折角の体形が生きない変なスーツを着ていたりしていた。
これだけは、原作云々ではないが、主人公の魅力を引き出せない演出だ。
西内イメージにそもそも合わないではないか。

kisaragi001.jpg

パーティーに潜入してファッション・ショーめいた流れでドレスを何度も替えるシーンがあるが、物語全体にそれがくまなくあった方が良い。
話自体を単に、「綺麗で可愛く楽しい」ものにし、コミカルでアクションも適度に入った展開で行けば、西内=石田を主軸にかなりのエンターテイメント・ムービーに仕上がったように思う。
妙な世界観しかもハリボテ風のものを敷くより、奇想天外のハチャメチャ・コメディーに徹すれば、チャチな書割風VFXも丁度良い効果となる。

西内=石田ラインは充分に綺麗で、彼女らに関するVFXは丁寧で上手く出来ていたと思う。
後は、原作ファンの抱く不満であるが、実写には宿命的に、文句やいちゃもんのつくことは避けられまい。
誰が主演をやろうと、原作に対する頑固な妄想が膨らんでおり、それを修正するのは不可能であるはず。
「違う」というファンをも引き込み楽しませてしまうストーリーや演出をもっと練る必要がある。
何だか妙にシリアスものにしたいという線がとてもチャチな結果を生んでいる。

cutiehoney002.jpg

冷酷非道の設定のジルがもっと派手に暴れてもよかったかと思うが。
もっと彼女の凄さを見せつけるとか。
如月ハニーとの決戦もややVFX効果に頼り過ぎた部分は感じた。
結果的に大人しい印象が残る。
特にファッションについては、もっと派手でよかったはず。


それから西内という人であるが、とても真面目な性格に思えるが、何と言うか一生懸命さ、意気込みが直接伝わり過ぎてしまう。
宮崎あおいみたいな貫禄はまだまだ無理であろうが、それを見せないしなやかさを身につけてゆくことが大切に思える。
石田ニコルにとっては、感情のない無敵のサイボーグというのは、モデルとしてもやり易かったのではなかろうか。
ともかく随所で決めていればそれだけで様になってしまう。
しかし、この二人は良かった。

cutiehoney003.jpg

恐らく「キューティーハニー」の実写としてではなく、他の名前のアクションコメディであれば、どうであろうか?
やはり脚本と演出が詰まらない。
ただ単に楽しく弾けたものが良い。
それはそれでかなり難しいものとなろうが、その方向性で作った方がこの二人も活きると思う。
あくまでも相手役は菅田将暉で。

主題歌”BELIEVE”も物語のエンディングに合っていた。
あの何だか元素固定装置というガジェットが最後にアクティブになっていたが、あそこからハニーが再生されるのか、、、。
ハニーが再生されればジルもされた方がよかろう。
続編はないだろうが、もし出来るのなら、二人以外のキャストは皆代えてもらいたい。
西内=石田はよく頑張っていた。


関連記事

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
コメント、メッセージ頂ければ嬉しいです。

*当サイトはリンクフリーです。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
最新トラックバック