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女子美の美術展に行く

torunka.jpg

女子美術大学同窓会設立100周年記念~
「青のかけ橋 佐野ぬい賞受賞作家展」
に、先週長女と公園で遊んだ帰りに行った。


>物質がもつ”spontanéité”
>この”自発性”抜きに藝術が語れないというのもまた
>見過ごされがちな事実ではないかと・・・。

>藝術の領域で
>表現者の意図が、そのままにくまなく表出されることの方がむしろ稀で
>創造とは
>作品上に配置されたる物質
>その物質側の運動(偶然性)と、切っても切れない関係性にありましょう。
>よって、両者の統合の上に構築されたるもの

   ~エストリルのクリスマスローズより

まさに上記の通りに、作家の「意図」とその物質特有の「自発性」のせめぎ合いにのなかで生成された油絵であり銅版画であった。
基本的にこれ以外に余計な言葉は付け加えたくはない。
(作品展については以上)。


一般的に謂って、何をか作品を作るという行為にあって(テーマは100%自分で決めるという場合特に)、ほとんど誰もがこの泡立つ「せめぎ合い」を経験し、ドキドキわくわくしながら、頃合いを見極める作業をしているはず。
精神のゾンデを深みに降ろし、手探りで、創造のタイミングを狙う。
その微細なコントロールの正しさは、内的必然として感知される。
能動的に半ば自然に任せることで、創造の運河化がすでに起きている。
ものを形作る厳粛な喜び~法悦の瞬間、瞬間、瞬間。
(恐らくミケランジェロは、それは宗教性~至高体験にまで達していたはず)。

ジョン・ケージの提唱していたチャンス・オペレーションにも近い。
こちらの意思と向こうからやってくるものとの、飛躍的な融合だ。
精神と物質との高次のコミュニケーションとも謂えるか。
恐らくそうなのだ。
われわれは真に一体化することを希んでいるのだ。

生と死を超えて。


藝術に触れるとは、この現象~事件を時空をおいて認知することなのかも知れない。
遠方の星を観測するように。




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