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レタッチ/裸の微笑

UNCOVERED.jpg
DVDジャケット
UNCOVERED
1994年
アメリカ

ジム・マクブライド監督

ケイト・ベッキンセイル、、、ジュリア(美術修復師)
ジョン・ウッド、、、セザール(ジュリアの養父、ドンの弟)
シニード・キューザック 、、、メンチュ(画商)
ポージ・ベーハン 、、、ドミニク(チェスの達人)
ピーター・ウィングフィールド、、、 マックス(ローラの夫)
ヘレン・マックロリー、、、ローラ(ドン・マヌエルの姪)
マイケル・ガフ、、、ドン・マヌエル(城主、絵の持ち主)
アート・マリック、、、アルバロ(美術史教授、ジュリアの元恋人)


これまた酷い邦題である。
体調から言って、重い作品は体に悪そうなので、昨日のケイト繋がりで観てみることにした。
正確には二度目である。(以前観た印象はほとんど残っていない)。


話は、犯人は序盤から分かってしまうし、ハラハラドキドキ感も薄い。
そもそも何で人が殺されるのか自体に説得力がない。
(殺人をする上での切迫感と必然性がない)。
絵の謎についても今一つしっくりこないし、何故、誰が上塗りして文字を消したのかも不明だ。(セザールか?)
ともかく絵に謎が隠されていることは全く珍しいことではないし、フェルメールの時代の絵などは寓意が篭められていて絵は読まれるものでもあった。
だが、その絵の謎と、つまりここではドミニクが絵の中に描かれているチェスの動きを再現しながら「その当時」の人間関係と事件について解き明かしてゆき、それ自体は面白いのだが、何故それが今現在の彼らに結び付けられるのか?
これが突飛過ぎる。
設定に無理がある。

原作があるらしいが小説として成り立っているのか?
それともこの映画の問題か?

しかもジュリアの家のドアの前にわざわざ次の駒(次の犠牲者)を置いてゆくのはどういうつもりなのか?
犯人のセザールはジュリアを偏愛していて殺人も彼女に城と絵の財産を継がせるためだったはず。
わざわざ彼女を巻き込み不安がらせる必要があるのか?
(巻き込むのを企んだのがそもそもセザールである。絵は彼の所有に移っていたし、おそらくメンチュを通してジュリアに修復を依頼させたのだろう)。
彼女のためを思うになら、他に方法は幾らでもあったはずである。
やはり変だ。一種のサイコだ。自分の死期が迫っていることとこれは別問題だ。
その絵のチェスから当時の事件の真相を追わせ、それを強引に今の彼らの現状に当て嵌めさせる意味がそもそも掴めない。
セザールは結局、何をしたかったのか、、、


ケイト・ベッキンセイル21歳当時のフレッシュな容姿が見れるというファンにはありがたいフィルムとなろう。
透明感があり瑞々しく美しい。
今からは想像できないショートヘアで凛とした専門家の女の子というカッコよい役だ。
演技は上手いと思う。
ケイト・ベッキンセイルのPV的位置にあるものか、、、確かこれは劇場未公開の作品だ。
劇場で上演して人が集まるだろうか?

何にしろ、もうほとんど脳裏には残っていない映画である。
何を見たか忘れぬうちに書いておこうと思ったのだが、書くほどのものは何もなかった。
かえって書くのに苦慮した(笑。


この手の作品はいつも借りてから、よかったら改めて購入していたのだが、いきなり持っていたことが、わたしにとって一番の謎である。



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絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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