GoogleGlassはどうなった?

少し前に自動運転の記事でGoogleの全自動carについて書きましたが、その前に話題を大いに振りまいたGoogleGlassはどうなったのでしょうか?そろそろ全世界に向けて販売かと思いきや、なかなかニュースにも出てきませんね。
当初より、プライバシーに関してメガトン級の課題を持っていると言われていますから、試験的な販売をしつつ慎重にことを運んでいるのでしょうが。確かにstreetviewの時も反発はありましたね。しかし、利便性の高さから今現在、文句を言う人はいないのではないでしょうか。(今後さらに精度の上がることでまたプライバシー問題などが再燃するかも、です)
わたしが一番GoogleGlassに期待する機能は、GPSが内蔵ですからmapです。もう何を見るでもなく普通におしゃれなglassをかけているだけで、どっちに曲がるを教えてくれるのですから、出張の多い人にはこたえられないはずです。
私も方向音痴なので、あれば助かります。iPhoneはどうした?と聞かれる方がいるでしょうが、どっちが北かまず調べる必要がありますよね。あれが省け、手元を見ながら歩く必要がないだけ随分助かります。(地図片手に歩いた頃から見ると堕落したなあ)乗換案内や天気予報も付いています。
音声ですべて操作できるということですが、煩いところとか、人でギュウギュウのところでどうなんでしょうかね。まああまりそういうところでは使わないでしょうが。"OK glass"と言って起動し、母国語で「写真を撮って」といえば撮ってくれ、「録画して」と言えば、10秒間撮ってくれる仕様です。ツルの部分をこするとスクロールし、glass部分をタップすることで録画時間を延長させたりもできます。頭を振って操作もできるようです。ともかくデザインもお洒落でファッションショーでも使われたとか。テキストを表示し編集したり、長文を作成したり、外国の文章の翻訳もやってくれます。慣れるまでは少し大変かもしれませんが。
誰もがGoogleGlassをかけて、ブツブツ独り言を言って、頭をそろって急に振ったりしてたら、退いて見るとまあ、異様な光景ですね。Appleのガジェットもライフスタイルを大いに変えましたが、GoogleGlassは所作や体癖まで根本的に変えていくのかも。
Appleも当然負けていません。なんと言っても、スティーブ・ジョブスが亡くなって以降、何一つ新製品が投入されていないのが現状です。Appleの売りは、これまでになかったものを初めて市場に出すことです。それがまるでない。しかし実は暫定的に”i-Watch"と呼ばれる製品が開発中、と言うか既にプロトタイプはできている段階のようです。それは腕時計タイプの端末です。だから取り敢えず、i-Watchと言う噂が立っているのですが。曲がるガラスを使い、IPhoneの機能の使えるものです。こちらも洗練された製品です。Apple(ジョナサン・アイヴ)ですから当然ですが。
こうくると、もうスマフォはいらなくなるのでは、タブレットはあの画面の広さがまだ欲しいですが、という気が自然と起きます。しかしGoogleGlassは単体ではネットには繋げず、スマフォ等でテザリングする必要があるそうです。まあ、メガネですものそこまで詰め込むのは大きさから言っても無理でしょうかね。そこがちょっと惜しいところですが、Wifiルーターをカバンの片隅かポケットに入れておけば済むことですし。
でもメガネのこちら側でいろいろ煩雑な仕事をしていると脳みそはそっちに向いてしまいます。いくら視界を妨げない表示とは言え、考え事と操作はしている訳です。やはり交通事故が気になります。
なるほど!つまりそのためにGoogleは先手を打って、全自動のGoogleCarを投入するのですね。さすが、Googleです。地下鉄での事故は無理ですが、一般公道においてはいくら考え事をしていて不審な歩き方をしている人がいてもGoogleCarなら完璧に歩行者保護できる!ホントか?
Googleはことによっては、Apple以上にわれわれの社会性から生活そのものを変えてしまうかもしれませんね。

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