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アーカーシャ年代記に触れて

moon05.jpg

ルドルフ・シュタイナーの孤絶した超絶的な一冊。

実を言えば、わたしが読んだシュタイナーの本で、内容と言うか印象を覚えているのはこれだけなのです。シュタイナーはむしろ他の本(ゲーテ研究)やオイリュトミーやゲーテ劇場や建築家、教育者で有名であり、神智学としてもこの書は尋常ではない。(シュタイナーは神智学協会を退き人智学研究会を1913年に設立し以後この協会で研究を重ねます)
アーカーシャ年代記は大学に入って、神智学でなくても所謂精神科学、神秘主義的な内容のものならなんでも手に入る範囲で買いあさっていた中の一冊ですが、思い出も特別です。

友人に内容を少し話したら、貸してとせがむので、必ず返してよと念を押して貸したのですが、案の定自分から戻してくる気配がなく、頃合を見て催促すると何と又貸ししていたようで、ページの折り目とかボールペンの書き込み、しかもどうでも良い内容、が入っていたので、それは突き返し(愛着はあったのですが怒りから)、また一冊買いに行ったものです。でもその本も、それはそれで最後のほうの印刷が極端に薄くなっており、すぐに気づけば交換してもらっていたのですが、、、と言うどうでも良い極めて低次元のこれほど途轍もなく高次元の思想書を巡って何なんだ言うしかないような、どうでも良い周辺的な思い出が残っています。それ以来、本は自分で買わないと自分のものにはならない、買う時点からが読書だ、とか言ってケチと取られずに本を貸さない工夫をしてました。(本当にどうでも良い話でした)

その頃、他に読んだのは、ウースペンスキー、エマニュエル・スウェデン・ボルク、クリシュナムルティ、カルロス・カスタネダ(ここに入れて良いのか?)、グルジョフ、アレイスター・クロウリー、オルダス・ハクスレー、その人の紹介(論じられたものとして)ティモシー・リアリー(ムーディー・ブルースも歌を捧げていた)、あたりです。マダム・ブラバッキー(神智学創始者)など名前はとても有名だったので知っていましたが、読んではいません。今、記憶にあるのはこの辺の人たちです。誰も規格外で凄まじい人ばかりですが、著名な思想家・哲学書・芸術家たちもかなり重なる思惟や資質の受け取れるところがあります。特にディオニソス的な発想から思考する人は、根底に持っていると思います。代表例:ウイリアム・ブレイク、、、C・G・ユング、、、

なんと前置きが長いのか?
アーカーシャ年代記ですが、少し前BASHARのことを少しばかり書きましたが、似ています。が、その他の交信(チャネリングもの)やオカルトなどとは全く異なるものです。
宇宙の記録(レコード)を正確に読み取った報告書なのでこれはシュタイナーの想像の産物ではなく、リアルなレポートという位置にあります。あまりに壮大な構想に目眩がします。

そもそもヒトをこのように分別できるのか?無論、生死を超えたスパンでヒト-存在のありかたを指しているのだが。次のように。

物質的身体、エーテル体、魂体、感覚的魂、知的魂、意識的魂、精神自我、、、、。

それらの物質的、精神的進化が詳しく述べられる。

これらは宇宙の生成プロセスとも密接に結びついている。シュタイナーは物質に浸透している霊を超感覚的認識により知覚し、地球と人類の進化の7つの段階を示している。
1土星期 2太陽期 3月期 4地球期 5木星期  6金星期 7ヴァルカン期
それぞれ、1人間は深い昏睡の意識 2人間は夢のない眠りの意識  3人間は夢の像の意識 4明るい昼の意識・対象的意識 5意識された像の意識imagination 6Insupirationの意識 7Intuitionの意識(ニルヴァーナ)
そしてこの後も進化を続け、地球は新たな太陽系に転生すると、、、。
個体の死のうちに解消されない個の絶対性を確立することが「私」の確立である。
非常に精緻に記述されており、説得力は圧巻です。まさに記録。
確かにオイリュトミーもそれらをまさに知覚するための舞踏なのでしょう。

すべての科学・哲学にとってのウル又はメタの立場から超感覚的認識により思考を巡らせていたヒトと言えましょう。


ぜひ、本でお確かめのほどを。
わたしも乱丁の本を読み返したいと思います。
また、シュタイナーの絵も画集が出ていたならぜひ見たいものです。この世界を黒板でシュタイナー自ら丁寧にビジュアル化して説明したものです。




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「遺された黒板画」が筑摩書房から出ていたことが分かりました。1997年刊

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THEME:哲学/倫理学 | GENRE:学問・文化・芸術 |

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